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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年5月
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2024年5月18日 どく

 私はどうしても独りが良いらしい。

 何かしらの希望を持つならば、本当に好きな人でもできれば違うのかもしれないが(笑)

 独りでいることとは。時間が自由になること。自分の意志を惑わされないこと。相手が不快になる行動をとらなくて済むこと。

 わからないのだ。私には他人が何をもって不快になるのか。なぜ、良かろうと思って作った料理にケチをつけられるのか。なぜ、わからないことを聞いて怒られなければならないのか。なぜ、説明されないことをわからないのに進めなければならないのか。私にはわからない。

 わからないから、何もしない。学べば良いとか、経験を重ねれば良いとか、他人は言うだろう。確かにそれは正しいと思う。

 しかし、私は歳を重ねすぎた。この歳で失敗をするのは、バカと言うことらしい。

 私にはわからない。家族の価値観も、家族の普通も、社会の常識も、社会の普通も。

 足踏みをして留まってしまっている。これはまずいことなのはわかっている。

 でも、私は進む意志も、進む意味も、目を閉じて見失ってしまった。

 殻の中に閉じこもれるなら、閉じこもってしまいたいけれども、社会はそれを許さない。

 だから、どうにかこうにかしなければならない。

 でも私は”独り”が合うらしい。

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