2024年4月29日
自分で自分の限界を勝手に線引きして決めている。だから、努力しても、頑張っても、勝っても負けても、自分の実力はこんなものだとあきらめてしまえる。
こんな話をどこかで聞いたか読んだかした覚えがある。納得と否定とが私の中に残った感情だった。
今でもこの話に似た文章を読んだり聞いたりすると、納得もするし、否定もする。自分の中でなんとも受け止められないことなのだ。
あきらめることは悪いことではない。欲望に忠実になりすぎていると、数年前の私のように体重を増やす一方になるのだから。
あきらめ過ぎるのは良いことではない。あれもやめよう、これもやめよう、なんて考えていると現在の私のように卑屈な人間が出来上がる。
つまりは何事もほどほどが良いのだ。生きるのも、努力するのも、人付き合いも、仕事も、生活も・・・・・・。
なんて、わかったように書いているが、私自身はこの言葉も受け入れてはいない。
ゆえに毎日が中途半端な生活になっているのだ。
この作品の文章にも、それが表れていると思う。
中途半端なものでも、とりあえず、生きているだけでもいいやと、あきらめている人間の本性が。