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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2023年11月
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2023年11月7日

 パンドラの箱。

 世界のありとあらゆる災いや不幸を閉じ込めていた箱。

 パンドラと言う名の乙女に渡された箱だから、パンドラの箱。

 パンドラが開けてはいけない。と言われていたのにも関わらず開けてしまい、世界のありとあらゆる災いや不幸が飛び出してしまった。パンドラは急いで蓋を閉めるがすでに遅く、災いや不幸が隠していた、希望が箱の中に残って閉まった。

 「貴女がこの箱を開けたので、箱から災いや不幸が出ていきました。しかし、貴女は私が出るよりも早く蓋を閉めてしまったので、私は出て行くことができませんでした。その為、今後世界には災いや不幸が満ちて、私を探すのに苦労することになるでしょう」

 「災いや不幸が入っていたなら、貴方も同じではないの?」

 「いいえ、私の名前は"希望"です」

 ギリシア神話の中にこんな話があったはず。


 神話を作る人の、神話を語る人の、価値観というか発想力はどこから来たんだろうか。

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