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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年4月
188/733

2024年4月26日

 暑さを少しでも和らげようと髪を切った。

 毛髪の量が血筋的に多いのだろう、髪をすくだけでも結構な量になる。

 髪を切るのは美容室ではない。何せ十数年は美容室に行っていないから、自分で切っている。そのことに慣れている。

 美容室に行かない理由は、お金がかかるからとか、時間がないからとかではない。予約が必要だからとか、美容師さんによって仕上がりがかわるからとかの建前はある。が、一番の理由は、知らぬ他人に髪の毛を触られると背筋に寒気が走るから、だ。

 メリットとしては、自分の気分で好きな時間(早朝とか深夜とか)に切れる。だとか、美容室に行く時間を他に使えるだとか、お金がかからないとか、切る量の調整が簡単。

 デメリットとしては、極端な髪形の変更は失敗しやすい。だとか、切った髪を片付けるのが大変だとか、左右で同じ長さにならない。

 ただ、このデメリットも、十数年のうちに何度も自分で髪を切るうちに慣れてくる。

 もともと髪量のせいでショートにしないので、一定の長さから変えることはないし、切った髪がゴミ箱の周囲に少し広がるくらいでおさまる切り方になったし、左右で極端な差がなければいいや割り切れてしまえる。

 だからと言ってメリットだらけになったわけではないのだけれども。

 今、重要なのは、暑さをどうしのぐか。なのだ。

 髪を切っただけではそれほど効果はないかもしれないが、気分だけでも涼しくなれば、良いのだ。

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