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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年3月
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2024年3月20日

 今日は春分の日。


 やろうと思っていることを、メモに書いて机に貼っているのだが、まったく別のことをやりだす私。

 やらなければならないことをまったくやってだけなので、たぶん問題はない(いえ、問題しかないです)。

 朝だとか夜だとか生活のリズムは逆転していなければ、めちゃくちゃにもなっていない。毎日だいたい同じ時間に起きて、同じ時間に寝ている。寝るまでの行動も極端に変わることがない。

 そんな生活なのに、感情だけは起伏が激しい。今日の気分は昨日とは打って変わって、明るく過ごせてしまうくらいに。

 よく書くが気分屋な私である。一時間あれば、感情が楽から哀に変わることも、その逆もある。自分で問題だとしか思えない感情の未コントロール。普通の人はどうしているんだろう?

 ”普通”とか”平均”とか”当たり前”とか”常識”とか、当てはめて出来上がる人間は存在しないって知っているのに、それを望んでしまうのは、臆病だからだろう。

 私自身の弱点とか、弱さとか、わかっているのに、治し方を見つけられないのは、治し方を見つけたくないだけなんだろう。

 悲劇のヒロインになるには、幸福すぎる人生だ。

 喜劇のヒロインになるには、平凡すぎる努力だ。

 人間一人一人に与えられた物語に、私は満足するべきなのに、満足できない理由を探したくなくて、ずっと”満足できない”ことに不満を抱いている。

 本当にこんな人間がこの世界に必要なのだろうか?

 そればかりが”私”の答えになっている。

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