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2024年3月12日 どく
自分の足元が薄いガラス板で動けば割れてしまう。割れたら最後奈落の底に落ちていく。
そんな感覚を持つことが時折ある。落下する体感さえあることもあるから怖い。
なぜそんな感覚を持つことになったか。マンガ「セーラームーン」の一場面である。
詳細は覚えていないが、主人公がガラスの上を歩いていて、ガラスが割れるシーンがあったように思う。
そのシーンを読んで、なぜか私の中に悪い印象というか、非現実でありながら現実のものとして残ってしまったのだ。
長時間体感するものではないし、抜け出すすべも今は慣れてしまって身に着けている。だが、気味悪さとか恐怖心はぬぐえるものではない。
こんなことも“トラウマ”とでもいうのだろうか?
現代の病名の多さは、病名を知れる安心とともに、何ものにも病名をつけなければならない病になっているようだ。
まあ、今日はペンが一つ終わったし、作業が一つすんで、持ち物が減ったので、嬉しいことがないわけではない。




