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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年3月
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2024年3月11日

 私は基本自分の感情とか未来とか考えていることを、家族に話すことはない。

 何故か?

 聞いてくれないからである。聞き流されて終わるからである。

 昔からそうなので、自分の話は聞かれないことが前提になって話をすることが癖になっている。

 つまり、独り言に聞こえないような普通の声の大きさで、独り言を言っているようなものだ。

 この癖のせいなのかどうかは、はっきりしないが、家族からいらない人間だと思われていると、認識している。

 実は友人とも話は弾まない。何故ならやはり話が弾まないからだ。友人の話す話に私はついていけないし、私が興味あることに友人は興味ないのだ。

 だから私に親友を作る勇気も気力もない。友人止まりでしかない人間に、私は相談事を繰り返さない。

 ぐるぐると円を描くように考え続ける悪い癖も、「どうせ」と思って諦めが早いのも、相談も話も出来る相手がいないからだろうなぁ。

 と、そうわかっているなら、相手を作れば良いだけなのだろうけど。それが出来るなら、おばさんになるまで、拗らせちゃいないのだよ。と誰にともなく言い訳している。

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