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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年3月
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2024年3月9日

 風が怒っている。窓ガラスを強く叩き、冬の冷気を運んでいる。啓蟄の節季だが、まだ冬でいたいのだろうか?

 そう思うほど、風が冷たく激しく吹き荒れた一日だった。

 家の中にいても、風が吹きつけてくるような寒さで、日差しを求めて動くのは猫のごとしだ。

 着る毛布を被り、温まりながらちょっとばかり作業をしていたのだが、作業で使っているペンのひとつがインクが終わりそうになっている。実はそうやって終わっていくことが嬉しい。

 頑張ったと思うからだろうか? なくなっていく快感だろうか?

 どちらでも良いのだが、今日の私は少しだけ浮かれている。

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