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ゆめうつつをつづる  作者: 稲波 緑風
2024年2月
112/744

2024年2月9日

 徒然草を読んでいる。原文ではさすがに無理なので、現代語訳付きをではあるが。

 最初は文庫や新書の形で探していたのだが、現代語訳をする方が本で出していることが少ないのか、少し年代の古いものしか見つけられないのだ。そうなると、現代語訳されているものを、もう一度自分で現代語訳しなければならなくなるものもある。なので仕方なく、ネットに上がっているものを読んでいる。

 で、新聞やネットニュースなどで時折?いやまれに?文章のネタに上がる徒然草がどれほど現代の時事に合っているものなのかというのも探して読んでいる。

 徒然草は全部で二百四十五段(序段と跋文を含む)の随筆集なのだが、一段一段の長さが決まっていない。長いものは長いし、短いものは30文字(原文で)もないのだ。

 作者が貴族で出家しているからか、政治の話も中には書かれていたり、仏教の話があったりと読んでも嬉しくない話もあるが、随筆集とは今でいうエッセイなわけだから、作者の考えが書かれているだけに過ぎないわけである。

 徒然草は大体鎌倉時代の作品と言われている。なのに、現代の時事に合う話があっては、文化としては成長していても、人間として成長していないのではないか。と思う。だからこそ、そんな話があるものかと読んでいるのだが・・・・。

 これが見事に人間として成長していないのがわかる話がいくつかあるのだ。なんとまあ、歴史は繰り返すとは言うが、こうも見事に昔の人に馬鹿にされている(作者が馬鹿にしているわけではないと思うが、馬鹿にしている。と受け取れる表現で書かれているので、あえてそう書く)話があるとは笑うしかない。

 まだ途中までなので、読み終わったなら、私がつい笑ってしまった段を上げようと思う。

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