みなさん、お分かり頂けただろうか?もう一度…… ~ひらめきと気付きのお話~
こんにちは、みなさん創造してますか?
今日はひらめきを得るための発想について、真面目なお話を少ししたいと思います。
一瞬、こんな話を読むのは同類だけでは……?と思わなくもなかったのですが、自分の思索メモと割り切りました!
創作をする上で、発想って重要だと思うんですよ。
創作に限らず、何かを作る時のプロセスって二つに分かれると思います。
何もないところから、ゼロからイチを作る。真の創造。より正確に言えば、一を十にも百にも発展させる、が正しいでしょうか。これが一つ。
もう一つは、あるアイディアとアイディア、物と物を掛け合わせて、新しい別の者に作り替える融合。
貴方はどちらよりのタイプでしょうか?
どちらせによ、「ここをこう変えたら面白いかも?」とか「これとそれを組み合わせたら使えるかも?」と日々試行錯誤している方も多いかもしれません。
これらって要するに『ひらめき』なんですよね。
当然すべてが有用なひらめきではないかもしれません。しかしその積み重ねが、物事をよりよい方向に導いく土台となる。
創作に限らず、実生活にも言える事ですけどね。
そのひらめき、発想の元になる出来事というのはそこらに転がっていてありふれている。
ただ気付いていないだけなんです。
何でもないことから着想を得るということは往々にしてありますし、本を読めとか言われるのも知識だけでなく、そういった気付きの視点を得るために必要だからなのかも知れません。
某錬金術師の漫画ではありませんが、全は一、一は全。
一見全く関係のなさそうなことからも、思わぬ繋がりがあって、別のことに役立ったりするものです。
例えば怪談好きな自分から言わせると、怪談には民俗学の側面があると思っています。
怪談が生まれるには背景がある場合が多い。
怪奇現象が起きる建物が経つ前、昔は沼だった、神社があった、墓地が、病院が、井戸が、事故が……などの因果関係がある。
あるいは昔の日本人の自然崇拝に由来する、山の神などへの畏れであったり。
どんな人々が住み、どういう思想をし、その土地の風習、伝説、儀式。
これらが怪談の背景になり、怪談の原因を紐解く鍵になったりする。
『昔にあの辺りでは飢饉があって、人身御供や人減らしのために犠牲になった人がいて……』
『当時、落ち延びて来た平氏の一族は様々な場所へと散り散りになって、その方の先祖はどうも平家の一族だったらしいのですが……』
こういった、歴史、民俗学でも学んでいる気分になったりすることもあるんですね。
それが今も怪奇現象が起きる原因となっているのだろうと推察される出来事が起こる。
面白いですね!
怪談だって怖い話だけではなく、悲しい話、感動する話、笑える話、不思議な話だってありますし、バラエティ豊かな物語と言えるのもかも知れません。
幽霊ではなく人間の方が怖い話なんかも、どうしてそういう考えと行動に至ったのかを想像すると、創作の一助になるかも。
それ以外にも色々とありますが、言えるのは物事に無関係なことなど無いということですね。
ここで言いたいことというのは、一見役に立たなそうな趣味だろうと、普段の何気ない会話からでも、学びはある、というお話でございますよ。
一事は万事に通ず。
歩いている時に周りの風景を見て見ると、様々なことに気付けますよ。
見ても特に何にも思わない?気付くことも、気付けるようになるのも、一つの勉強なのかも知れません。
通ったことのない道を歩くだけでも面白くてワクワクしてしまうのは、自分だけでしょうか?w