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1話

書きたかった恋愛モノです。

1話1000文字程度で進行していく予定です。


あらかじめ言いますと主人公はチートですがそれを活用するのはしょーもないことばかりです。


例:

・洗濯に魔法を使う。

・キャベツを千切りにするためだけにおかしい包丁さばきを見せる

・包丁が欲しい時はまな板であろうと包丁にする



あー…どこから話したらいいものか…。

私がメイドをやっている理由なのか。

それとも私が何度も転生をしていることか。


まぁ、そんなことはいい。


今はとにかくこの紅茶を楽しまなければ…


「聖女様、申し訳ございませんがこの侍女をお借りします」


ん?カ…セバスチャンじゃん。


えっとフルネームだと セバスチャン・バトラーだっけ


どうしたんだろ。

私に用事?今の私はこの最高級茶葉を味わうので忙しいんだ。どっか行ってくれ。

聖女様、援護射撃頼みますよ。


「えぇ、どうぞセバスチャン。シルフィ、この紅茶、また一緒に飲みましょう」

「もちろんです!聖女様!」


Oh!No!


確かに聖女様は天使だよ?

マイスイートエンジェルだよ?

でもさ、その援護射撃は誤射だよ!

“また”じゃなくて“まだ”って言って欲しかった……


「もうっ!マリーって呼んでって言ってるじゃない」

「わかった、マリー!」


でも、まだまだ粘るよ。最近の私はこんな高い紅茶を飲む機会が全くないからね!


「おい…こっちに来い。シルフィ?聞いてるか?」

「あと一杯!あと一杯だから!」


まぁ、一杯で終わらせるつもりは毛頭ございませんが


「俺の話を聞け!いいからこっちに来い!」

「あぁ!私の紅茶が!」

「そんなものいくらでも飲めるから!」


いや、この最高級茶葉はいくらでも飲めるわけないから。本当に何なんだこの執事……何様だよって聞いたら俺様って答えそう。

全く…確かに若いよ。でもね、執事ならもうちょっと落ち着いた言動をすべきだと思うの。


はぁ……いいよ、わかったよ。渋々ながら私はついていくことにするよ。

あぁ前世も前々世もその前もまたその前も普通にこの最高級茶葉は手に入ったんだけどねぇ。


そう考えると私がこの世界に来た時からこの茶葉ずっと残ってるんだ…


もうこっちに来て何年だ…?

こっちに来たのが世界歴1111年の1月1日だったから…11110年の1月5日…大体一万年か。


まぁ、そんなことはどうでもいい。


……なに話そうとしてたんだっけ。あぁそうだ!私が何でメイドやってるかだ。


まぁそれを話そうと思うと少し長くなるんだけどね。


まぁ、なに言ってるかわからないとは思うが、とりあえず説明すべきことは……この世界は乙女ゲームの世界である。

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