『耳かきパート4』 『答案』 『お泊まり』
『耳かきパート4』
麗華「こんにちは、耳かきマイスターの麗華です。そしてっ」
雅「ちょっと待ってくださいな！」
麗華「何よ、早く始めるわよ」
雅「タイトルですわよ！なぜパート4なのかしら？」
麗華「細かいことは気にしない。ほら最初から行くわよ？」
雅「……分かりましたわ」
麗華「こんにちは、耳かきマイスターの麗華です。そしてっ」
雅「アシスタントの雅ですわ！よろしくお願いしますわ！」
麗華「本日はお耳のオイルマッサージについて解説して行くわよ」
雅「なんですのそれは？」
麗華「お耳には沢山のツボが集中していて、ここをマッサージする事によって血行の流れが良くなったり、肌艶が良くなったりするのよ」
雅「つまり、体にいいってことですわね！」
麗華「そうよ……まずは、お耳の中にオイルが入らない様にわたを詰めるわね。 どう？」
雅「がさがさーって言ってますわ」
麗華「……痛くないかってことよ」
雅「麗華さんを信頼していますので大丈夫ですわよ」
麗華「もう……いきなりオイルマッサージをしても構いませんが、今回はお耳の洗浄を先に行います。」
麗華「これをしないとオイルで直接耳垢を取る事になり、いささか不衛生となります」
麗華「……泡立てて、優しく耳のふちをなぞっていきます」
麗華「ある程度、洗い終わったら濡れタオルで軽く拭き取りましょう」
麗華「それじゃあ、オイルマッサージをするわね。用意はいいかしら………あら？」
雅「…………zzZ」
麗華「寝ちゃってる…ふふっ、オイルマッサージはまた今度ね」
麗華「補足となりますがオイルが無い！という方も、寝る前に耳を優しく数回撫でるだけでも効果がありますのでぜひ試してみてくださいね」
『答案』
京子「雅はんはどないして、こないにお部屋が散らかりはるんやろか…」
雅「どこに何が置いてあるか分かりますので、問題ありませんわ！」
京子「それは、お掃除が苦手な人がよう言うてはるさかい」
雅「…やりますわよ！お掃除しますわよ！」
京子「そうそう、おきばりやす〜……………くすっ…」
京子「雅はん、雅はん」
雅「何かしら、京子さ……………ちょっと！それはダメですわよ！返してくださいな！」
京子「ほんに、出来ひんのな〜……そんに、こん名前の所わらける………ぷぷっ」
出席番号【8】名前【MIYABI】点数
『お泊まり』
麗華「雅さん枝毛があるわよ」
雅「嫌ですわ！……麗華さん切っていただけるかしら？」
麗華「もちろん構わないわ。 えーと……ハサミ、ハサミ……あった」
雅「麗華さん斜めではなく、真っ直ぐに切ってくださいね」
麗華「分かってるわよ…………はい切れ……たっ、それじゃあこの髪の毛はわたしが捨てておくわね」
雅「ありがとうございますわ！」
〜NEXT〜
麗華「雅さん、ストッキングが伝線してるわよ？」
雅「……本当ですわ どうしましょう」
麗華「はい、これ」
雅「新しいストッキングですわ！でも…いいのかしら？」
麗華「もちろんよ、ただその使えなくなったストッキングはいただけるかしら？」
雅「別に構いませんが、何に使うおつもりですの？」
麗華「掃除機の先端に付けて細かいところを掃除するのに使うのよ」
雅「そういう事でしたら、分かりましたわ差し上げますわ！」
麗華「ふふっ、ありがとう」
〜NEXT〜
麗華「お洋服洗ってあげるわ ほら、出して」
雅「…ですが」
麗華「いいの、いいの明日には乾くわよ」
雅「分かりましたわ。お願いしますね」
………
雅「すごいですわ！まるで新品の様に綺麗になりましたわ！」
麗華「でしょ？」
雅「ありがとうございますわ！麗華さん！」
麗華「えぇ」
麗華「ニヤリ」
おわり！ですわ！
京子「麗華はん、クローゼットにしもうてる、この破れたストッキングどないしてほかしとらんやろか〜？」
麗華「ちょっと！後で………その、使うのよ」
京子「ふーん それに、こんお召し物は雅はんとお揃いやなぁ〜」にやにや
麗華「次回は3話構成ではなく1話完結作品となるわ」
麗華「前作をお読みになった読者の方ならお分かりかと思いますが…」
麗華「この小説の作者はすぐに悪ふざけをします。」
麗華「ですが、今回は気合いを入れて書いたとのことでしてお楽しみいただけたら幸いです」
次回予告
「そこまでよ！怪盗ビックボイン！」
「ふふっ、わたくしに不可能はありませんわ…！」
次回『はんなり探偵の事件簿』近日公開
