表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/280

『ヨガ』 『女王様』 『姉妹』


『ヨガ』



雅「今回は胃が綺麗になるヨガをご紹介いた……


麗華「ダメよ」


雅「どうしてですの!?」


麗華「誰もそんなものを求めてないわ」


雅「やりたいですわ!やりたいですわ!」


麗華「………はぁ、1つだけよ?分かった?」



雅「やりましたわ!では早速……教えて!雅先生のヨガ教室!ですわ!」


雅「今回は胃が綺麗になるヨガをご紹介いたしますわ!胃が綺麗になりますと肌荒れや、口内炎、疲れが取れない!っといった悩みまで一気に解決できますわよ!」



雅「今日ご紹介するのはヨガの基本中の基本中『半月のポーズ』ですわ!」


雅「ヨガをする時間帯ですが、朝の空腹時がオススメですわ!ヨガは内臓に刺激を与える事で、代謝が上がり体の中の毒素を外へ出すのを手助けしてくれますのよ!」


麗華「分かったから早くやってもらえるかしら?」


雅「分かりましたわよ……まず直立で立ち、息を吸いながら右へ側屈しまして40秒キープですわ!」


麗華「あんがい………辛いわね…!」


雅「これと同様の事を、左側面、後方、前屈の順で行いますわ!」


麗華「お腹がポカポカとしてきたわ」


雅「うふふっ、ちゃんと出来ている証拠ですわね。 さらに塩分を少し加えたお水を飲みながらやるとさらに効果的ですわ!」







『女王様』



麗華「雅さん遅いわよ?今何時だと思ってるのかしら?」


雅?「わたくしを待つのは同然の事ですわ、来てもらっただけ有難いと思ったらどうかしら?」


麗華「ちょっと!貴女ねぇ!…………雅…さん?」


雅さま「雅さまですわよ、ほら間違えないでちゃーんと呼んでごらんなさい?」


麗華「貴女いったいどうしたのよ?いつものですわ!はどうしたのよ」


雅さま「わたくしの美しさは世界一 誰もわたくしには敵いませんのよ」


麗華「ふざけるのも大概にしたらどうかしら?わたしも怒るわよ?」


雅さま「あら、わたくしに逆らうおつもりなのかしら?いいですわよ あなたなんて、わたくし専用のお馬さんにして差し上げますわ」






麗華「それで?この雑誌は何かしら……何々、『気分は女王様で気になるあの人を踏みつけよう!』ふ〜ん、へ〜?」








『姉妹』




雅「この映画公開されてましたのね!時間もある事ですし、見ていこうかしら……あら?あれは……ふふっ」




雅「せーんせっ、先生も映画を見にいらしたのかしら?」


先生「雅さん!そうですよっ この映画を見ようとおもってるんです!」


雅「わたくしと同じ映画ですわね、先生もしよろしかったらご一緒にどうかしら?」


先生「構いませんよ!それではチケットを買いに行きましょうっ」





先生「大人1枚と高校生1枚でお願いしますっ」


店員「では、学生書の提示をお願いします」


先生「雅さん、学生書はありますか?」


雅「えぇ、ありますわよ」がさごそっ


店員「あの……失礼ですが、お姉さんのではなくご自身の学生書でお願い出来ませんか?」


先生「彼女は………………あの、わたし26歳です」


店員「し、失礼いたしました!こちら高校生1枚と大人1枚になります!」







雅「ほら先生、お姉ちゃんがポップコーン買ってあげますわよ?」


先生「いらないですっ」




おわり!ですわ!

読んでくれてありがとー!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ