『ヨガ』 『女王様』 『姉妹』
『ヨガ』
雅「今回は胃が綺麗になるヨガをご紹介いた……
麗華「ダメよ」
雅「どうしてですの!?」
麗華「誰もそんなものを求めてないわ」
雅「やりたいですわ!やりたいですわ!」
麗華「………はぁ、1つだけよ?分かった?」
雅「やりましたわ!では早速……教えて!雅先生のヨガ教室!ですわ!」
雅「今回は胃が綺麗になるヨガをご紹介いたしますわ!胃が綺麗になりますと肌荒れや、口内炎、疲れが取れない!っといった悩みまで一気に解決できますわよ!」
雅「今日ご紹介するのはヨガの基本中の基本中『半月のポーズ』ですわ!」
雅「ヨガをする時間帯ですが、朝の空腹時がオススメですわ!ヨガは内臓に刺激を与える事で、代謝が上がり体の中の毒素を外へ出すのを手助けしてくれますのよ!」
麗華「分かったから早くやってもらえるかしら?」
雅「分かりましたわよ……まず直立で立ち、息を吸いながら右へ側屈しまして40秒キープですわ!」
麗華「あんがい………辛いわね…!」
雅「これと同様の事を、左側面、後方、前屈の順で行いますわ!」
麗華「お腹がポカポカとしてきたわ」
雅「うふふっ、ちゃんと出来ている証拠ですわね。 さらに塩分を少し加えたお水を飲みながらやるとさらに効果的ですわ!」
『女王様』
麗華「雅さん遅いわよ?今何時だと思ってるのかしら?」
雅?「わたくしを待つのは同然の事ですわ、来てもらっただけ有難いと思ったらどうかしら?」
麗華「ちょっと!貴女ねぇ!…………雅…さん?」
雅さま「雅さまですわよ、ほら間違えないでちゃーんと呼んでごらんなさい?」
麗華「貴女いったいどうしたのよ?いつものですわ!はどうしたのよ」
雅さま「わたくしの美しさは世界一 誰もわたくしには敵いませんのよ」
麗華「ふざけるのも大概にしたらどうかしら?わたしも怒るわよ?」
雅さま「あら、わたくしに逆らうおつもりなのかしら?いいですわよ あなたなんて、わたくし専用のお馬さんにして差し上げますわ」
麗華「それで?この雑誌は何かしら……何々、『気分は女王様で気になるあの人を踏みつけよう!』ふ〜ん、へ〜?」
『姉妹』
雅「この映画公開されてましたのね!時間もある事ですし、見ていこうかしら……あら?あれは……ふふっ」
雅「せーんせっ、先生も映画を見にいらしたのかしら?」
先生「雅さん!そうですよっ この映画を見ようとおもってるんです!」
雅「わたくしと同じ映画ですわね、先生もしよろしかったらご一緒にどうかしら?」
先生「構いませんよ!それではチケットを買いに行きましょうっ」
先生「大人1枚と高校生1枚でお願いしますっ」
店員「では、学生書の提示をお願いします」
先生「雅さん、学生書はありますか?」
雅「えぇ、ありますわよ」がさごそっ
店員「あの……失礼ですが、お姉さんのではなくご自身の学生書でお願い出来ませんか?」
先生「彼女は………………あの、わたし26歳です」
店員「し、失礼いたしました!こちら高校生1枚と大人1枚になります!」
雅「ほら先生、お姉ちゃんがポップコーン買ってあげますわよ?」
先生「いらないですっ」
おわり!ですわ!
読んでくれてありがとー!




