『潜入みやび!』 『はんなり講座』 『みやまくら』
『潜入みやび!』
雅「今日は暑いですし、ユリーバックスに参りましょう!」
雅(あら?アレは…………先生と麗華さん!ユリバで一体何を…?)
雅(麗華さんったらわたくしに内緒で……むーっ)
ミヤーク「こちら雅、潜入ミッションを開始しますわ!」
………
店員「ご注文は何になさいますかー?」
雅「えと…えと、コレのユリーサイズで」
店員「申し訳ありません、お客様ユリーサイズはお一人様ではご注文出来ないんですよー」
雅「なんですって!?」
店員「どうなさいますかー?」
雅「それではその…中くらいので……」
店員「こちらがトールサイズとなります!こちらでよろしいですかー?」
麗華「何やってるのよ、雅さん……くすっ」
雅「はぇ?…麗華さん、どうして?」
麗華「すいませんコレ、ユリーサイズに変えていただけますか?」
店員「かしこまりましたーストロー2本付けておきますねー!」
雅「あの、麗華さんどうして?」
麗華「貴女も新作のユリーサイズを飲みに来たのでしょう? ユリーサイズは1人だと頼めないからねー」
雅「貴女も…?」
先生「あー!雅さん!…先生もユリーサイズです! ちょうど通りがかった麗華さんに助けてもらったんですよー!」
『はんなり講座』
京子「京子はんの〜はんなり講座〜始まりますえ〜」
京子「この小説では作者のエセ京言葉が用いられているさかい、せやからうちとお勉強をしはって、よりこの小説を楽しめはるようおきばりやす。」
〜どんつき〜
京子「どんつきは突き当たりと言う意味どす、言葉から漂うはんなりとした雰囲気でつい使いとうなってしもうんやろな〜」
〜はんなり〜
京子「はんなりは説明不要やさかい〜はん〜なりとしはる感じや〜」
※はんなり 陽気で上品な明るさ 要するに京都っぽい
〜あんじょう〜
京子「あんじょう言うんは、うちみたいになんでもこなす京女の事どす〜」
※あんじょう 上手、上手い
京子「どうでっしゃろか〜?他にも仰山、京言葉が使われとるさかい、あんさん方もよう探しはると、よりこの小説を楽しめはるさかい ほな、さいなら〜!」
『みやまくら』
麗華「わたし麗華は、みやまくら愛好家である。今日は皆様にはその一例をご覧に入れるわ」
〜First〜
麗華「…隙ありっ」
雅「あっ…!ちょっと!麗華さん!勝手に膝に横にならないでくださいなっ」
麗華「コツはお腹側に顔を向けることよ…!」
雅「何を言ってますの!?」
麗華「仰向けになれば絶景よ!」
雅「今日の麗華さんちょっとおかしいですわよ!」
〜Second〜
麗華「ていっ」
雅「ちょっと!急に上に座らないでくださる?」
麗華「この首筋に当たる枕が最高なのよね〜」
雅「そこは枕じゃありませんわよ!」
〜Third〜
麗華「はい、おいで〜 うん、おいで、おいで〜………つっかま〜えたっ♪」
雅「なんですの!?」
麗華「みやまくらはバカだから呼ぶとすぐに来ちゃうのよ」
雅「バカじゃありませんわ!それにみやまくらってなんですの!?」
麗華「はい、ぎゅーっ」
雅「ふぁ………」
麗華「いいこ、いいこ〜」
雅「………………zZZ」
麗華「チョロいわ」
麗華「さて、わたしもこの抱きみやまくらを抱っこして…………zZZ」
おわり!ですわ!
読んでくれてありがとー!
京言葉は調べながら書いているのが現状です。文法のおかしな点や、間違い等ご指摘いただけると嬉しいです!
麗華「お嬢様言葉はどうなのかしら?」
完璧ですわよ!




