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セカンドシーズン

数年後 新しいVRゲームが発売され、寺井はどハマリしていた。新型ゲームには、まるで覚醒剤を使ったかのようなエクスタシーが得られるアイテムがある。余りに凄すぎて、現実世界の麻薬を辞めようかと思ったくらい。


ゲームな日々の中でも一応平井組の頭としての仕事はしている。

ゲームな日々の中でも麻薬の販売しないといけない。とはいえ麻薬の売上は最近,、半減している。というのもゲームで得られる覚醒剤のような快楽アイテム、魔法のマントなるものがある、しかも覚醒剤みたいに副作用がないから、お客さんをゲームに取られてしまった。


それはそうと、寺井は今、変わったプレイヤーに話し掛けかれられている。そのプレイヤーが言うには、【魔法のマントを狙ってのプレイヤーキラーが現れてるので気をつけろ】らしい、。魔法のマントは数に限りがあるアイテムで1000万円もの価値があるのだそう。魔法マントは初期にゲームを開始したプレイヤーに配られたもので、プレイヤーの数%しか魔法マントを所有していない。魔法マント探しにプレイヤーたちは熾烈な争いをしているのである。争いの果てにプレイヤーを殺して魔法マントを奪う者も現れた。ヤバイプレイヤーは奪ったあと被害者から報復されること恐れて本体を口封じに殺したりする、犯人は殺し屋を雇ったり証拠隠滅が得意で、たとえばヤクザな組織がビジネス協力しているらしい。



寺井はそのプレイヤーが嘘を言っている気はしなかった。新しいVRをやり始めるようになって、ネトゲ友達が、しばしば行方不明になることがあったから


半信半疑であるが、もし平井組が殺人ビジネスに関わっているとしたら、大変である。頭として会長や原の兄貴に申し訳立たない。

平井組に、胡散臭いのは、いる。まさかと思うから、寺井は会長に頼んで平井組に潜入捜査のできる組員を数名派遣してもらった。



〜マサシの視点〜


マサシは組に内緒で裏ビジネスをしていた。プレイヤーから魔法のマントを略奪し暗殺する仕事を組員に与えて、稼ぎは文句なしでウハウハだった。

しかし、その仕事の最中、組員が事故死する事件が多発した。VRゲームのヘルメット型端末が暴走して脳が破壊される事故だ。殺人ビジネスをしているから、端末にはその活動のログが残ってる。事故をメーカーや警察に報告する訳にもいかず……


そんなある日、組員の一人が、変わった噂話を聞いた。政府が人口削減政策をしていて、VRゲームを通して巧妙な殺人をしているのだと。普段のマサシならSFフィクションとして聞く耳すら持たないが、組員が死んでる事情を考慮すると、その噂の出処が気になって、調べさせた。


噂の出処を辿る過程で、あるプレイヤーに指摘された。

「被害者がいるから噂を調査してるのだよね」

「被害があるとしたら、警察に届けるはず。もしかして、やましいことがあるから、自分で調べてるの? たとえば魔法のマントを奪う闇ビジネスをしているとか?」


その指摘はまさしく正解で、しかし、確証がないからこそ、問いかけ返しをしてるのだろうから、そのプレイヤーは何も知らない。マサシがそのプレイヤーをスルーしようとしたら、「知っている」と言われた。


何を知っているのか? 人口削減の噂の真実のことか、それともマサシがしている殺人ビジネスの方なのか?

問い詰めれば疑われかねない。こちらからは何も言えない。マサシはそう判断した


マサシが何も言わないことが、余計怪しかったのか、そのプレイヤーは取引を持ち掛けてきた。「ばらされたくなければ、武器などをよこせ」

マサシはそいつの正体が分からなかった。得体の知らない何かに全てを見透かされてるようで……


その後、寺井が殺人ビジネスについて知ってしまっていた。武器取り引きに応じなかったから報復にてバラされたのか、それとも寺井のカンが鋭かったのか、いずれにせよ、

寺井はビジネスに協力的でなく、会長や原の兄貴に報告するかもしれない。平井組を私物化した件を含めれば、マサシにどんな罰があるか。マサシは寺井を殺害するべく、寺井の自宅に組員を派遣した。寺井はゲーム中であり、隙だらけだった。



〜寺井の視点〜

平井組に調査員を派遣して殺人ビジネスの実態を調べた。マサシが大量殺人の主犯だということが分かったが、組全体を揺るがす問題になる筈で、マサシ一人が出頭して解決する問題ではない。カモフラージュなビジネス、イメージアップの為にしている本家山口組が抱える健全な表の家業についても、世間からの風当たりが強くなる。マサシが警察に捕まれば組全体を含めて存亡の危機になる。寺井はマサシに言った「組を辞めて二度とこの街に表れないのなら、今回の件は黙ってやる」


しかし、マサシは出ていくつもりはなく、寺井を殺そうとしている。寺井はマサシを返り討ちにするべく罠を仕掛けた。

一見するとゲームに熱中していだけの寺井だか、その部屋には戦闘員(プロフェッショナル)が押入れに隠れている。マサシか、その部下が攻め込んだら返り討ちにする。部下だけなら、拷問をし、マサシの居場所を吐かせるだけだ




〜マサシの視点〜


寺井に行動の先を読まれていた事に気付いたマサシは自分しか知らない隠れ家に身を潜めた。

ほとぼりが収まるまでは、外に出られない。現金は殺人ビジネスで得たカネ2億ある。、しばらくは引きこもりの生活をするマサシ。腹が減ったのでピザを注文した。

ピザが来るまで待ってる間、マサシはふと、武器の取引を持ち掛けてきたプレイヤーの存在を思い出していた。


たしかプレイヤーは 「被害者がいるから噂を調査してるのだよね」

「被害があるとしたら、警察に届けるはず。もしかして、やましいことがあるから、自分で調べてるの? たとえば魔法のマントを奪う闇ビジネスをしているとか?」と言っていた


そのプレイヤーは鋭い洞察力を持っていたが、よくよく考えてみれば、マサシがそのプレイヤーと「同じ立場」なら、同じような発言をしていたかもしれない。つまり、そのプレイヤーはマサシと同じく殺人ビジネスをしている同業者、どこかのヤクザ者なのかもしれない。そう思ったマサシは、そのプレイヤーがマサシと同じく多額のカネを貯めているのではないか、どうにかして奪う事はできないだろうか。と考えた。


マサシは思い出した 。そのプレイヤーは「ばらされたくなければ、武器などをよこせ」と、言っていた。 わざわざ武器を欲しかるくらいだから、暴力団としては小物かもしれない。


マサシは平井組の裏金で武器を買っている。沢山あるから1つや2つ失っても構わない。武器の取引を口実にそのプレイヤーを捕まえて財産を没収しよう。カネには困ってないが、丁度いい退屈しのぎになりそうだ。


マサシは犯罪の妄想をワクワクしながら頭でイメージしていたが、その計画はマサシ1人では実行不能なものだった。


マサシが今使う事のできる兵隊はいない。寺井に皆捕まりマサシいま独りぼっちである




組からくすねた麻薬を使い、堕落した生活をするマサシは

ふと魔が差してVRにログインした。薬物の影響で正常な思考でなくなっていたマサシは、噂話【政府による人口削減政策】を忘れていた。


マサシはVRの経験が少ない初心者だった。麻薬で思考がまわらず開始直後、モンスターに殺されてしまった。その瞬間、マサシの脳裏に閃光が走った。まるで囚人か電気椅子に座り、処刑されているかのような格好で、マサシは絶命した。


ヘルメットデバイスは煙をあげながら、信号を飛ばしていた……





深夜

信号を受け取ったのは、水道工事の業者、作業着を来た男たちだった。

男達は武装して貨物トラックに乗り込んで走り出した。程なくして、マサシ潜伏しているアジトにたどり着く。

周囲に人気のない山の中にある別荘が、マサシのアジトだった。トラックから降りた男達、荷台貨物の中から暗視ゴーグルをつけた男達も降りてくる。男達は警戒していて、見張り役と別荘を取り囲む役に二手に別れる。暗視ゴーグルだから暗闇でも機敏に動いている。別荘内に生存者が居ない事を確認し、ゴーグルを脱ぎ、玄関の鍵をキーピックで解除して入った



「お、これはカネか? 一億、いや二億はあるぞ!」



「そうか! やったな、みんなで山分けしようぜ」



「今日は簡単な仕事が多くてラッキーって思ったけど、まさかこんなサプライズを用意されてるなんてな、神様に感謝!」


男達はカネと死体を袋に詰め込み、トラックに載せた。死体の証拠が残らないように徹底的に掃除していた。キーピックの痕跡が残らないようにドアノブは新品に交換した。







〜ピザ屋の視点〜


その日は、いいつもの常連さんからピザの宅配の注文を受けていた。人気のない山の中で30分はかかる距離で、バイクを走らせていた道中トラックが山中を登っていった。普段は車の通りのない道であり、珍しい光景にて覚えていました。届け先に行くと、作業着を着た人が6人ほど居て


「いま、水道管が破裂して工事をしているんですよ、中は水浸しで、だから入らないでもらえますか」


と言われました、いつもごひきいに、して頂いてるお客様のお顔ですし、言葉ですし、忘れはしません。


なのにこの日以降、この方からの注文が一切なくなりました。残念です。ウチのVIPとして月間売上の客一位でしたのに……


どこに行ってしまわるたのかは分かりませんが、また戻っていらした際には、是非また当店をご利用くださいませ。従業員皆、貴方様から注文が来る日をいつかいつか、と待ちわびています







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レビューは、お勧めする内容でなくとも全く構いません。お勧めのできない理由や、ここがツマラナイ等なんでも構いません。 否定してこそ、新たな創造が生まれると思っているので、勉強させてください
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