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第59話~白蛇さんはいけ好かないヤツです~

本日3話投稿してます。

最新話からお越しの方は第57話から宜しくお願いします。

またまたグニャ~ンな感覚に耐えた後、族長さんの館前に到着した私たちは、メルーロさんホドンさんと別れて仮住居へと移動した。


今の姿で家屋に入るには不便だから人型になると言ったトルヴァさんは、そのまま目を閉じた。

ちょ、ちょい待って~っ。こんなとこで真っ裸になられても困るしっ。

アワアワしながら何か羽織るものを持って来ようとした時には、既にトルヴァさんは人型になっていた。

主光と副光の光を受けてキラキラ輝いている長くて白い髪。人型のゼウォンよりも更に少し高い背丈は190cm以上あるだろう。それなりに肩幅もあることから男性だと思われる。魔物型の時の声が低かったから雄だとは思ってたけどね。面長の吊眼は冷ややかな印象を受けるが、かなり整っている顔立ちだ。


「あ、あれ?裸じゃない?」


驚いたことに、トルヴァさんは全身をすっぽり覆う光沢のある黒いローブを纏っていた。白い髪が映えますね。金色の瞳の威圧感もあり、なんだか悪役魔王みたい。イケメンだけど。


「何を言っている?裸?」


アホか此奴、みたいな顔を向けられた。

うっ、だってゼウォンは姿を変えるとき裸だもん。レギとルーシェも無反応だから、それが当たり前かと思ってたんですけど、違うんでしょうかね?


「いや、あの…その黒いローブ、どうしたんですか?」

「ああ、これは自分の魔力で形成したものだ」

「へ?そんなこと出来るんですか?」

「全ての魔物が出来るわけではないな。人間と共存している一族が便宜上できるようになった技だ」


へぇ、そうなんだ。チラッとレギとルーシェを見ると、両者とも初耳って表情をしている。魔鳥と魔竜は滅多に人型にならないっていうから知らなかったのも頷けるが、ゼウォンはどうなんだ?裸族なの?あ、出生が特殊だから単に技を知らなかったのかな?そういえば前に、銀狼族の力の使い方は精霊さんに教わったとかなんとか言ってたな。その精霊さんが知らない技はゼウォンだって知らないよね。

ゼウォンが戻ってきたらトルヴァさんに頼んでこの技を伝授してもらいたいもんだわ。


「極少量の魔力しか使わないのだが…現在の世ではない技なのか?」

「さあ?どうでしょうか…後で羊緑族の方に聞いてみます」


トルヴァさんの言い方だと、人間と一緒に暮らしている魔物は皆さん使える技、みたいに聞こえたから、商売関係で人間社会と密接な暮らしをしている羊緑族さんも使えるのかもしれないよね。

まぁ、今はそんなことよりもメアリー様の遺産のことだ。

仮住居に入り、リビングのように使っている部屋のソファに腰掛ける。

腰を据えて話し込むつもりで、お茶をいれて亜空間道具袋からクッキーやフルーツなどを出す。もちろんレギ用にグクコの実も忘れないよ。


「トルヴァさん、私が急いでメアリー様の遺産を受け継ぎたいのには理由があるんです。まずはこちらの事情を聞いてください」


ひとつ頷いたトルヴァさんを見て、私は自分の状況を話した。

ラギュズが復活しそうなこと、ツガイに神命が下されたこと、今は神命を遂行すべくツガイであるゼウォンは生まれ里に行っていること、ゼウォンに無事でいてもらいたいし役に立ちたいから強くなりたいという私の心情など、なるべく感情的にならないように心掛けながら伝える。

冷徹な顔をしたトルヴァさんも、ラギュズ復活や神命はさすがに驚愕したらしく、吊眼を見開いたり眉を顰めたりして表情を崩す場面も度々あった。


「――――と、いう訳で…封印魔法や、他にもメアリー様の遺産の中でラギュズに効果がありそうな攻撃方法があれば、一刻も早く習得したいんです。もちろん、メアリー様のご遺志に沿い、発明したものを発展できるよう尽力します。自信はないですが…」


私の話を一通り聞いたトルヴァさんは、温くなってしまったお茶を一口飲むと、腕を組んで何やら考え込んでいたようだが徐に口を開いた。


「メアリーの発明を発展させるのは義務でも何でもないから、悪用さえしなければ基本的には継承者が自由にしていいと言っていた。そもそも仕組みを理解できる者がいないんだ。遺産全てを扱えることができるなら大したもんだ。もちろん発展させられるならそれに越したことはないがな。問題は、ラギュズに対抗できる魔法や魔道具はメアリーの遺産にも無いことだ」


えぇ!?そうなの?

口をポカンと開けた私に、トルヴァさんはどこか呆れたような視線を投げてきた。


「あのな、そもそもメアリーが何故ラギュズを仕留めずに封印なんて手段を講じたと思う?倒すのが不可能だったからだ。ユリーナが望むようなものがあれば、当時メアリーが自分で使って倒してるに決まってるだろうが。ちょっと考えれば解るだろう」


た、確かに…。ごもっともですね。


「それに、ユリーナのツガイの銀狼族は土の神から御力を賜ったのだろう?神の御力以上のものなどありはしない。ラギュズは神命が下された者に任せるべきなんじゃないか?弱者がしゃしゃり出るもんじゃない」

「くっ…弱者って、そりゃそうですけど。私がゼウォンの為に出来ることは無いってことですか?…封印魔法って習得できる可能性はあるんですよね?」

「仮に封印魔法を得ても再びラギュズに効くか分からんし、土の神は“滅せよ”と仰せられたんだろ?無意味なことはするな。時間の無駄だ。出来ることといえば自衛だな。ユリーナが息災ならばツガイも心置きなく戦闘できるだろ」

「……そうですね。トルヴァさんもラギュズと戦ったのですか?」

「いや、見たこともないな。我がメアリーと出会ったときには既にラギュズは封印されていた」


て事は、ラギュズの情報も得られないな。結局、私がゼウォンの役に立てることはないのかぁ…

しょんぼりしていると、ルーシェが近くに飛んできて慰めてくれる。

ルーシェのツルツルの鱗を撫でていると、グクコの実をつつくのに余念がなかったレギが顔をあげて「なぁなぁ」とトルヴァさんに話し掛けた。


「さっきさぁ、ユリーナに無神の地で覚醒すれば~とかなんとか言ってたじゃん?あれってどういう事なんだ~?」

「無神の魔力は、無神の地で覚醒されて解放されるとメアリーが言っていた。先程、羊緑族の者が使っていた移動魔法もメアリーが無神の地で覚醒した魔力をもとに創られたものだ。ユリーナはまだ無神の地へ行ったことがないだろう?もし覚醒しているならば、もっと莫大な魔力量を身に宿しているはずだからな」


そう答えたトルヴァさんはクッキーに手を伸ばすと一口で頬張った。「ふむ、悪くない味だな」と呟いて、もう一枚食べ始める。

蛇なのにフルーツじゃなくてクッキーを食べるとは…なんとなく生の食べ物を好むイメージがあったんだけど、どうやら違うみたい。

って、トルヴァさんの嗜好なんかどうでもいい。サラッと言われたけど、今の言葉は重要じゃない?

ルーシェを撫でる手を止めて、更にクッキーを頬張る白髪ロン毛男をガン見する。


「ん?なんだ?ああ、ユリーナもこの菓子が欲しいのか?だが、これは貴様が用意したもので我は招かれた側なのだから我に食す権利がある」


厚顔な態度で的外れなことを言い、またクッキーに手を伸ばす悪役魔王。どうやらお気に召したらしい。


「いえ、クッキーが欲しいわけじゃありません。私が無神の地へ行けば、莫大な魔力が得られるってことですか?」

「おそらくな。我もメアリーから聞いたことだから確かなことは分からん」


だけど、得られる可能性は高いよね。メアリー様っていう前例もあるんだし。

無神の地…前々から気になっていたし行ってみたい。ただ、ゼウォンの気配を感じれなくなっちゃうからな…どうしよう…


「無神の地に行くとしたら…覚醒するのには、どのくらいの時間がかかるのかな…」


独り言のように呟くとトルヴァさんに「知らん」と冷たくあしらわれた。

するとレギが首をちょっと傾げてこちらを見た。


「なんだよユリーナ、無神の地に行くつもりなのか~?ゼウォンに反対されて止めたじゃ~ん?」

「ん…そうなんだけどさぁ、強くなれるなら、やっぱ行きたいかな」

「ユリーナの気配がなくなったら、ゼウォン神命どころじゃなくなるかもなの…」


ルーシェからポツリとツッコまれた言葉がグサっときます。

そう言われると、行くわけにはいかない。でも、このままシプグリールで悶々としてるよりは何か行動したい。

う~ん、う~んと悩んでいると、トルヴァさんから「菓子はもう無いのか?」と声をかけられる。いつの間にかクッキーを食べ尽していたようだ。結構多めに出したのに…

若干驚きつつも、亜空間道具袋から作り溜めしておいたクッキーを入れてある袋を取り出し、きれいに並べなくてもいいや~ってカンジでザラザラっとお皿に撒ける。早速手を伸ばしてパクつく悪役魔王。優雅な仕草で食べているのでガッツいた印象は受けないが、クッキーはみるみる減っている。


「トルヴァさん…お腹すいてるんですか?お茶請けじゃなくて、お食事ご用意しましょうか?」

「ん?いや、空腹なわけではないのだが、このような嗜好品を口にすることはあまりないのでな。で、どうするんだ?」

「ん~…どうしましょう。無神の地には行きたいんですけど…」

「いや、そうでなくて。我が尋ねたのは、メアリーの遺産を継ぐのか否かだ」


あ、そうだった。そもそも、その為にトルヴァさんが現れたんだもんね。

私に選択させてくれるってことは、遺産の継承は必ずしもしなくてもいいってことよね。ラギュズを如何にか出来るものがあれば絶対に継承するけど、そうじゃないみたいだし。正直、偉大な功績を遺した方の貴重な遺産を私なんかが継ぐのは、気後れしちゃうんだよね。身に余るものは持ちたくないっていうか…。


「もし、私が遺産を継がなかったらトルヴァさんはどうするんですか?」

「継がないのか?なら、今一度メアリーの創った空間に戻り、再び無神の魔力を持つ者が現れるのを待つことになるな」

「そうですか…ちょっとお時間をいただけますか?」

「時間ってどのくらいだ?こうして特別空間から出ている間は時が経過している。その時間の分だけ我の寿命も短くなるからな、さっさと決めろ」

「え?寿命?トルヴァさん、あとどのくらい特別空間から出ていられるんですか?」

「そうだな…3、40年くらいだな」


は?3、40年?3、4年ならともかく数十年も大丈夫なら、そんなに焦らなくてもいいじゃん。せっかちだなぁ。と、思ったけど口に出すのは止めておいた。

仲間の意見も参考にしようと思い、レギとルーシェにも聞いてみる。


「継いじゃえよ~、なんか珍しいもの沢山ありそうじゃ~ん、ぐふふっ」

「ん~…よくわからないの~」


と、なんか参考にならない返答をされた。

うぅ…一番頼りになるゼウォンは居ないし、羊緑族の族長さんやハフィスリード殿下やミーグに聞くのも何か違うしなぁ。

テーブルに出したフルーツをチマチマ齧りつつ、どうしようかな~と考えていたけど、結局継承することにした。発展させる義務も無いって言ってたしね。


「トルヴァさん、私、メアリー様の遺産を受け継ぎます」

「そうか。ではユリーナが継承者として相応しいか試すぞ。覚悟はいいか?」

「か、覚悟ぉ?あの、試練って一体何をするんですか?」

「行くぞ」

「え、ちょ、待っ…ぅきゃあーーっ」


私とトルヴァさんの体を淡い光が包み込む。

あ、これ、転移?心の準備もなく転移されると、気持ち悪さが倍増するんですケドっ。

止めて止して勘弁してぇーー


私の心の中の悲鳴は、トルヴァさんには届かなかった。





「うぅぅ…気持ち悪っ。転移するならそうと言ってくださいよ…」

「我はちゃんと、行くぞと言ったが?」

「……もう、いいです」


少しでも早く気持ち悪さを解消すべく、スーハースーハーと深呼吸する。

何度か深呼吸を繰り返し、ようやく落ち着いてきた頃、キョロキョロと辺りを見回してみた。今、私たちが立っている所は何処かの室内のようだ。室内全体でテニスコートくらいの広さがあって、壁も床も天井もレンガ造りだ。レンガの一部に光源石が使われているらしく、結構明るい。足元には直径3m位の魔法陣のような円形の模様が描かれていて、他にも5m間隔くらいで同じような円形模様が並んでいる。まるで闇の帝団の地下牢から逃げ出したときにあった転移部屋みたいだ。


「ここ、どこですか?」

「メアリーの研究施設だ。こっちだ、付いて来い」


さくさく歩くトルヴァさんは別の円形模様の上に乗ると、私が隣に立ったのを目視してから何やら呟き魔力を足元に注いだ。すると、円形模様が淡く光りだす。

あ、ヤバ。また転移っぽい。ギュッと目をつぶって気持ち悪さに耐える。

グニャ~ンが収まり目をそっと開けると、そこは書斎のような部屋だった。

だいたいの広さは30畳くらいだろうか、四方の壁は全て天井に届くくらいの本棚が嵌め込まれていて、ほとんど隙間がないくらい書物で埋まっている。部屋の中央にはソファとローテーブル、その奥には大企業の社長室にありそうなドッシリとした机に、革張りの椅子がある。

トルヴァさんは無言で机まで行くと、サイドの引き出しから数枚の紙とインク筆を持ってきてローテーブルの上に置くと、ソファに座った。


「これはメアリーが継承者を選定するために作った試験問題だ。つっ立っていないで、ユリーナもそこに座れ」


言われた通り、トルヴァさんと向かい合う形でソファに腰掛ける。

それにしても試験問題って…異世界に来てまでペーパーテストを受けることになろうとは…トホホ。


「この問題を解けばいいんですね?制限時間はありますか?」

「いや、時間は無制限だが、この場で回答してもらう。継承者候補の者以外には見せたくないものらしいからな」

「わかりました、では早速取り掛かりますね」

「うむ。あまり長く我を待たせるなよ」


え~…時間無制限って言ったじゃん。トルヴァさんって俺様な性格してるよな~。もちろん口には出さないけどさ。

内心で少しムスっとしながら、試験問題に目を通す。



「えっ、これって…」


思わず出てしまった声に、本棚の前で書物を見ていたトルヴァさんが振り向いて「なんだ?」と聞いてきたけど「何でもないです」と答えて再び試験用紙を凝視した。

いやぁ、驚いたのなんのって。

試験問題ってどんなのかと思ったけど、小中学校の理科の授業で習う内容だったのよ。ちょこっとだけど、高校の物理で習う内容も混じっている。

これはもう、メアリー様は異世界人、しかも地球出身で間違いなさそうだ。

一呼吸して、問題にとりかかる。しばらく集中して問題を解いていった。

静かな書斎はインク筆の音と書物を捲る音しかしない。

数年前の記憶を一所懸命呼び起こして、それこそ大学の入試試験以来たいして使ってなかった頭をフル回転させて、どうにかこうにか解答欄を全て埋めた。2度ほど見直してからトルヴァさんに声をかける。


「お待たせしました、解き終わりました」


読んでいた書物から顔をあげたトルヴァさんは、無言で掌を出してきた。目が「解答用紙よこせ」と言っている。

用紙を手渡すと、トルヴァさんは奥の机に戻った。先ほど問題用紙をとりだした引き出しとは違う引き出しから一枚の紙を出すと、私が渡した紙と交互に見比べインク筆で何やら書き出した。おそらく回答を照らし合わせて採点しているのだろう。

緊張しつつトルヴァさんの動向を見ていると、やがて「ふぅ」と一息ついて用紙を机に置いて私の方に向き直ったので、伺うようにジッと見つめる。


「全問正解ではないが、メアリーが定めた基準を満たしているから合格だな」


やった!やりましたよっ。

相変わらずの無表情で告げられたけど、素直に嬉しい。理数系は得意科目じゃないから心配だったけど、合格できて良かったよぅ。


「では、正式に私が継承者ってことで良いんですよね?早速ですが、どのような遺産があるか見せてください」


なにせ冒険者ギルドを設立したり、転移装置を造った人の遺産だ。どんな物があるか興味津々ですよ。

ワクワクしながら笑顔で尋ねると、訝しげな視線を向けられた。

え、何その変なモノを見るような眼は。私、間違ったこと言ってないよね?


「継承者と認めたとは、まだ言ってない」

「えぇ?!だって、今、合格って言いましたよね?」

「メアリーが用意した問題に答えるだけが試練とは言っていない」


はぁっっ?!なんだそれっ。まだ何かあるのー?!

だったら最初に試練の全貌を教えてくれたって良かったのに…

なんて、そんなこと言ったらまた「聞かなかった貴様が悪い」とか言われそうだから、出かかった言葉をグッと飲み込む。


「……っ。では、あとはどのようなことをすれば認めてもらえますか?」

「我と戦ってもらう」


え?戦う?トルヴァさんと?

トルヴァさんは皓蛇族、皓蛇族は金魔、金魔は魔物最強。つまり、メッチャ強い。


「え…なんで戦うんですか?」


できれば戦いたくないな、なんて思いながら理由を聞いてみる。

答えてもらえないかもと思ったけど、意外にも親切に(?)教えてくれた。


曰く、メアリー様の遺産を奪取しようとするものを撃退できる戦闘力があるかどうか。

また、そういった輩から狙われた際に自衛できる力があるかどうか。

それと、トルヴァさんの召喚者になりうる実力があるかどうか。


どうやらトルヴァさんは遺産の後継者が悪用しないか見張りたいらしく、繋がりの切れにくい召喚契約を結んで今後の遺産の使われ方を見守りたいそうだ。


「なるほど、わかりました。あとはもう他に試練はないですよね?」

そう念押しすると、トルヴァさんは無言で首肯した。

そっか、良かった……のか?

熟練の金魔と戦うなんて無謀かもしれないけど、認めてもらうにはやるしかない。


「では、戦える場所に移動する。こっちだ」



これで書き溜め分放出終了です。

また長い間があきます。申し訳ありません。

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