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第58話~何ということでしょう拾い物の白石がっ~


「あ、あれぇ?石、どこいったの?なんで??」

「突如消えてしまったわい!」

「ヘンですのぅ?」

「石が急に消えたって、オイラわくわくしちゃうな~」

「急に消える魔石なんて聞いたことも無いの~」


魔石鑑定の魔道具に載せたはずの白石が急に消えてしまって、私やルーシェ、ホドンさんに族長さんもビックリしてるってのに、レギだけ楽しそうだ。

おかしいなぁ、もしかして魔道具の下にでも落ちちゃったかな、と思って魔道具の周りを探してみようとした時、なんだかフッと足元に意識がひかれて下を見てみる。

すると、消えてしまったと思っていた白石があるではないですかっ!


「ええーーっ?!なんでこんなとこにあんのよ~~っ」


思わず大きな声をあげ、慌てて白石を拾い上げる。なんで石がワープ(っていっても2mにも満たない距離だけど)したのかワケわかんないけど、とりあえずもう一度、鑑定魔道具に載せてみて、様子を見てみたが変化は無かった。


「今度は大丈夫そうですな。では、調べてみますわい」


ホドンさんが鑑定魔道具に近づいてきたので、正面の場所を引き渡すべく再び少し離れた、が……


「あれ?またぁ?!」


またしても私が白石から少し距離を置くと、突如消えてしまった。

もしやと思い、すぐに足元を見ると、予想通りというか何と言うか…つい先程と同じく白石があるではないですかっ。この白石、一体なんなんだ?

この後、3回くらい鑑定魔道具に載せては白石がワープという、訳わからん現象を繰り返し、更にその後で私がどのくらいの距離を離れたら白石はワープするかを試してみたところ、50cmくらいだというのが判明した。

結局、私が白石から離れなければいいというのが分かったので、私も魔道具の横に立ってホドンさんが鑑定するのを間近で眺めることになった。


一通り鑑定が済んだのか、ホドンさんが魔道具から手を離して顔をあげて「ふぅ」と息を吐いた。魔物3体に人間1人の視線を受けながら、ホドンさんが徐に口を開く。


「申し訳ないんですが、これはやはり魔石ではないようでして…鑑定不可能ですわい。尋常ではないくらい水と空間の魔力に溢れているってことは分かったんですが、魔石ではないんでどうやって活用するかワシにも不明で…価値がつけられませんわい。いずれにせよユリーナさんの手元にしか置けないものみたいですし、これはそのままお手元にどうぞ」

「…わかりました。調べて下さってありがとうございました」


ガッカリな鑑定結果に内心落胆しつつ、魔道具に載せたままの白石を親指と人差し指で摘み上げ、目線の高さに持ってきて凝視してみる。

見かけはただの石なのに、水と空間の魔力がてんこ盛り。なのに魔石ではない。これ、ホントなんなんだろう?

白石を見つめていると、ホドンさんが更に言葉を繋ぐ。


「あの…これはワシ個人の見解なんだが…ユリーナさんから離れるとすぐに近くに戻るという特異性から、これはユリーナさんが使える魔道具という可能性が高いと思うんですわい。持ち主の魔力に呼応して効果を発揮するタイプの魔道具かもしれんですわい」


へ?魔道具??足元に落ちてたから拾っただけの石が、そんな大層なもののワケないと思うんだけど…でも、ただの石がワープするってのもおかしいから魔道具って可能性もあるのかなぁ?


「そうですかねぇ…試しに魔力を注いでみましょうか…あ、でも仮に魔道具だとしたら、どのような効果があるか不明なものを、この場で試すのは避けた方がいいですよね?」


あんまり期待してないけど万が一にも魔道具で、しかも攻撃的な効果があるものだったら族長さんの館内で使うのはマズイよね。


「そうじゃのぅ、確かに得体の知れないものの使用を気軽に許可することは出来ないのぅ。そうじゃな、ユリーナ殿がその石を拾ったという場所、つまりギルガを墜とした場所までメルーロに転移させよう。あそこだったら何もないからの」


族長さんがそう提案してくれたので、ありがたく乗らせてもらう。

メルーロさんは族長の館の近くにいたらしく、そんなに長い時間待つこともなくも無く来てくれた。

転移するのは、族長さん以外の全員。ホドンさんも言いだしっぺ(?)の責任からなのか商売人としての興味なのか分からないけど、見届けたいとのことで同行することになった。


「メルーロ、頼んだぞ」

「かしこまりました族長様。では、皆さん行きますよ」


メルーロさんの手から淡い光が発せられ、私たちを包み込む。数泊後、例のグニャ~ンな感覚がおそってきた。

あぁ…この感覚ホント苦手。何回経験しても慣れないんだよねぇ、はぁ…。




グニャ~ンが収まると同時に爽やかな風を頬に感じたので、ゆっくりと目を開けた。

視界に映ったのは、この世界に初めて降り立った時と同じ光景。

少しだけ辺りを見回し、掌にある白石をギュッと握る。


「では、早速やってみます。もしもの場合に備えて魔法で結界張っといた方がいいでしょうか?」


何となくホドンさんの方を見て尋ねると「全く予測がつかんから、そのほうがいいかもしれんわい」とのことなので、皆さんの周りに水の防御結界を張った。

それから私一人、数十メートルくらい離れると、あまり期待しないで白石に魔力を注いでみる。

まぁ、何も起こらなかったら別にそれでもいいや。もし魔道具だったら儲けもの~くらいの軽い気持ちでいたのだが。

なんとなんと!白石が魔力を吸収したではないですか!これは、ホドンさんの予想が大当たり?

白石から反応があったことで急にテンションアップ!ワクワクしながら更に魔力を注ぎ続けていると…


「ぅきゃっ、眩しっ」


白石が光を発し、その光が膨張したかと思ったら段々と螺旋を描いていった。

まるで渦潮が光って空中に浮いてるみたいだぁ、なんて思いながら光が形作る円を見つめる。一体どうなるのかと期待と心配が半々くらいの心持ちで見ていると、光る渦潮(?)が徐々に太い縄のような形になってきて―――


体表の鱗を白く光らせた、体長10m以上はありそうな白大蛇が現れた。


……え?

なななななにが一体どうなってんの?ななななぜ蛇?なななんで白石が白蛇?

白蛇って縁起が良いとか聞いたことがあるような…って、そんなことは今は関係ないか。


全く予想だにしていなかった展開に頭がオーバーヒート気味の私をよそに、空中に浮かんでいた白大蛇はゆっくりと地面に着地し、閉じていた眼を開く。

その眼は、黄金色に輝いていた。


うっわ、なんだか神々しい蛇だなぁ。キンキラキンの目だよ~と、思わず蛇さんのゴールドアイに見入ってたら、白大蛇は鎌首をもたげて私と同じ視線の高さになると、少しだけ頭を振ってこちらを観察するように見つめてきた。

互いの視線を合わせること数秒。


「………我を召喚したのは貴様か」


冷たさを含むバリトンボイスが降ってきた。


「え、えっと…あの、召喚というか何というか、その、白石に魔力を込めたのは私ですが…え?あれ?今、声を出したのって貴方、ですよね?貴方、蛇ですよね?ってことは、もしかして魔物ですか?」


なんだか妙に威厳がある蛇さんなので、自然と丁寧な言葉づかいになってしまった。

いささか混乱気味の私の言葉に、白大蛇は小馬鹿にしたように軽く目を細め、先端の尾を地面にビタンと一叩きして「もしかしなくても見れば魔甲爬の晧蛇族だと分かるだろう」と更に冷たさを増した声でツッコんできた。

当たり前なこと聞いちゃってスミマセンねぇ…って、晧蛇族?!北の金魔の?


「あの!!どうして北の最上位魔がいきなり現れたんですかぁ!?」


思わず大声で尋ねると、白大蛇はますます冷たい表情になった。

いや、蛇の顔に表情も何もあるもんかってカンジなんだけど、なんというか、雰囲気的に感じ取るものがあるというか…やっぱり感情がある魔物は一味違う。


「いきなりもなにも…無神の魔力を持つ者よ、貴様が我を召喚したのだろうが。目的は何だ?どうせメアリーの遺産が狙いなのだろう?生憎だが、気軽に譲り渡せるほど無価値な代物じゃないんでな。貴様が継承するに相応しい器の持ち主かどうか見極める必要がある。試練を受けるか?」


待って。ちょっと待って。

このイキナリな展開に私の理解力は追いつかないですよ!

何だか知らないけど、目の前にいる白大蛇は北の金魔で、私が召喚したってことになっている。しかも誰だかの遺産を受け取れるらしいが、試練を受ける必要があるだって?

あーもー、どうなってんの、これ?


「あの~…私、状況が理解できないので説明してもらいたいんですが…」

「説明?自分が召喚しておいて、何を言っているのだ?」

「いや、私、貴方を召喚したって自覚がありません。ただ、たまたま拾った石から力を感じたから魔道具かもって思って試しに魔力を注いでみただけなんです」

「……我は何も分かっていない者に、[試し]で呼び出されたのか?」

「……そういうことになりますね」


何とな~く気まずい心地で白大蛇の出方を伺う。

白大蛇は何やら考え込むように目をつむって静止しているので、私は数十m離れたところにいるレギ達に張っていた結界を解いた。すると、レギ達はすぐにこちらに近づいて来てくれた。


「ユリーナとこの晧蛇族との会話は聞こえていたけど、なんだか面白そうなことになったじゃ~ん。ユリーナといるとホント退屈しないな~」

「アタシ、北の金魔を見るの初めてなの~。大きいのね~」

「こんな事態になるとは…ワシもかなり驚いてますわい。それにしても[メアリーの遺産]とは何でしょうな?商売人としては、ちと気になりますわい」

「北の金魔とは…予想だにしない展開ですね。族長様もさぞ驚かれるでしょう」


私の隣まで来たレギ達は、興味津々な眼差しで白大蛇を見ながら口々に感想(?)を言っている。

すると、ジッと目を閉じていた白大蛇が再び金色の瞳を開けて、胡乱げな視線を寄越してきた。


「……この小五月蠅い者共はなんだ?」


こ、小ウルサイって…

なんだかさ、この白大蛇って醸し出す雰囲気といい、口調や態度といい、少~しばかり取っ付きにくいよぅ。北の金魔サマだからなのか?でも、レギも金魔だけど親しみやすいからなぁ。個々の性格ってことかな。


「えと、こちらの朱焔族がレギで、縹銀族がルーシェ。私の仲間です。そしてこちらが魔石商人のホドンさんと、羊緑族のメルーロさんです。あ、自己紹介が遅れました、私はユリーナという人間の魔戦士で、冒険者をやってます。それで、貴方のお名前を聞いても良いですか?」

「南の金魔と東の銀魔が…仲間、だと?」


白大蛇は名乗りもせずに、質問返しをしてきた。

私は先に名前を言ったのにぃ…


「ええ、召喚契約はしてますけど、大切な仲間で友達ですよ。同じ冒険者チームに登録もしてますしね。それで、貴方のお名前はなんt「友達だと?召喚魔を友だと思っているのか?」


をぃっ、今度は質問し終わる前の質問返しかよっ。この白大蛇、名乗りたくないのか?


「はい、レギもルーシェもかけがえのない友達です。で、貴方のお名前は?」

「……召喚魔を友、か。嘗てメアリーも我にその様なことを言ったな…」


白大蛇は、何かを懐かしむように遠い目をした。

どうしよう…なんとなく、こっちは名乗ったんだからそっちも名乗ってよとか言う空気じゃなくなった。

チラッとレギ達を見ると、レギとホドンさんとメルーロさんは白大蛇の様子を見ていて、ルーシェは何やら考え事をしているように「うーん…」と可愛く唸っている。

ここは鈍感力を発揮して空気をよまずに再度尋ねてみようか、なんて思った時。


「あ、思い出したの~。メアリー、ってお名前に聞き覚えがあったから何処で聞いたんだろうって思ってたんだけど、前にグリンジアスの冒険者ギルドで聞いたよね?」


閃いた~ってカンジの表情をしながら、ルーシェが翼をパタパタさせて大き目の声で言った。

そういえば確かに、ギルドの創始者で無神の魔法士と言われた人はメアリー様という名前だって、カベンツ支部長さんが言っていたじゃん!

数か月前のこと、よく思い出せたねルーシェ。偉い!

っていうか“禍大なる災い”であるだろう怪物ラギュズを封印できた、異世界人たぶんの人の名前を忘れちゃってたなんて……いやいや、忘れてたわけじゃなくて咄嗟に思いつかなかっただけだよ、うん。

それに、同名ってだけで別人ってこともあるしね~、ってその可能性は薄いか。だって、メアリー様は晧蛇族の召喚魔がいたって言ってたもんね。

これは本人(本魔?)に聞いた方が良さそうだ。


「あの~、貴方は冒険者ギルドの創設者であるメアリー様の召喚魔なんですか?」


そう質問すると、物思いに耽っていたっぽい白大蛇は金色の目を私に向けて「…はぁ」と溜息を吐いた。何故?


「貴様、本当に何も分かっていないのだな…。面倒だが説明が必要のようだ。全く世話のやける」


わ、悪かったわねぇっ。

ちょっとカチンときたけど、仕方ない。ここは下手に出てお願いしましょう。


「ええ、お手数ですが説明してください」

「分かった。一度しか言わぬから、しかと聞け」

「…(この蛇、マジ偉ソ~っ)はい、オネガイイタシマス」



白大蛇はメアリー様の召喚魔で、名前はトルヴァシェリオンというらしい。

メアリー様にはトリーと呼ばれていたとのことだけど、私はその呼び方はピンとこないというか、そんなに親しげに呼ぶのは躊躇われたのでトルヴァさんと呼ばせてもらうことにした。私たちのことも名前で呼ぶようにお願いしたよ。貴様とか言われるの、ちょっと抵抗あるしね。

トルヴァさんはメアリー様が創造した特別亜空間にいたらしいが、時間がストップしている状態のままだったので、トルヴァさん自身は長い年月がたっている実感がないらしい。

意外なことに、特別亜空間に居たのはトルヴァさん自身が志願したんだって。

と言うのも、メアリー様は自分が開発した魔法や道具を後世に残して更に発展させてもらいたかったが、当時は開発物の原理を理解できるものが居らず、このまま衰退してしまうだろうと悲しんでいたのを見て、何とかしたかったらしい。

自身の開発物を理解できるのは、四主神の力とは別の魔力を持つ者でないと難しいと判断したメアリー様は、いつか理解できる者が現れた時に出現する亜空間を試行錯誤の末に形成した。この亜空間は一種の封印のような空間で、空間を解放するには四主神の属性以外の魔力を一定量感知すること。白石は、特別亜空間に繋がる鍵みたいなものだったらしい。


「我を亜空間から出す者は当然事情を知っているとばかり思ったのだが…いずれにせよユリーナが無神の魔力持ちであることは事実だ。メアリーの遺産を継ぐ気はあるか?」

「その前に確認したいんですが、メアリー様は天災怪物ラギュズを封印したと聞いています。その封印魔法の使用方法も遺産の中に含まれますか?」


これ、重要だよ。もしかしたら私でもラギュズに対抗できる力を得られるかもしれない。そしたらゼウォンの手助けが出来るかも。


「ああ、あるな。遺産にはメアリーが編み出した全ての魔法の作成経緯を記した記録紙もあるからな」

「!!(やったぁ)なら、遺産を継げば私にも使えますか?」


期待しながらトルヴァを見つめると、何の感情も無さそうな冷めた表情で一言。


「現状では不可能だ」


……ガーーンッ

そ、そんな…。期待しただけにショックが大きい。

でもでも、ここで諦めてはいけないよね。だってメアリー様の遺産の中には、封印魔法以外にもラギュズに対抗できそうな何か凄い攻撃手段があるかもしれない。

あ、そう言えば試練があるとかいってたけど、受かるかしら?それに仮に継げたところで私に発展させることなんてできるか不安だな…

そんなことをグルグルと考え込んでいると、トルヴァさんがまた一言。


「だが、無神の地で覚醒すれば、もしかしたら可能になるやもしれないな」


…え?今、何て言った?可能になるって?


「ほほほほんと?私でもラギュズを封印した魔法を使えるようになれますか?!」


思わずトルヴァに詰め寄り勢い込んで尋ねると「いや、確実には言い切れないが恐らくは…」と歯切れ悪く返されたが、可能性があるならトライしたい!


「私、継ぎます!メアリー様の遺産、受け継ぎます。試練が必要なんでしたっけ?やりますよ、今すぐにでもっ」

「な、なんだ貴様、急に張り切りだして。ラギュズはメアリーが封印したんだぞ?」

「それはそうですけど…でも私、強くなりたいんです!ささ、試練始めましょう、早く早くっ」


この場にはホドンさんもいるし、軽々しくラギュズは復活するみたいなんです~なんて言わない方がいいよね。だけど、いつラギュズが復活するか分からない今、早くメアリー様の遺産を継いで自分自身を強化できるか試したい。

私の勢いに引き気味のトルヴァを急かしていると、今まで面白そうに静観していたレギが「待った」をかけてきた。


「ユリーナ落ち着けよ~。焦ったっていいことないんじゃ~ん」


うっ。確かにそうかもしんない。私ってば一点集中しちゃうとこあるから、ついつい暴走しがちになるのが短所だな~…。なんだか以前も、こうやってレギに諌められたことがあったような気がする。

軽く落ち込んでいると、レギと同じく静観していたメルーロさんが「込み入ったお話になりそうですし、場所を変えて落ち着いて話し合われたらいかがでしょうか?私も族長様にも報告したいのでシプグリールに戻りませんか?」と提案してきた。反対する者もいなかったので、メルーロさんに転移してもらい、族長さんの館に戻ることとなったのでした。


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