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『無気力なコンビニ店員が、裏世界では『終焉の導き手』と呼ばれている件 2

作者:伝福 翠人
主人公・真木悠斗(まきゆうと)は、コンビニ業務すら「面倒くさい」と公言し、いかに効率よくサボるかだけを考える怠惰な青年。

だが、彼の日常は普通ではなかった。
彼が「ATM補充が面倒」と「調整中」の札を貼れば、世界経済を揺るがす金融テロが未然に防がれ、「トイレ掃除が面倒」と内側から鍵をかければ、水道網ウィルステロを企む組織が壊滅する。

そう、彼は裏社会から「終焉の導き手」として恐れられる、無自覚の最強存在だったのだ!

彼に心酔し、その行動の全てを「神託」と解釈するシスター・アリア。
彼の「サボり」を「我々の計画を予見した警告だ」と深読みし、勝手に戦慄・自滅していく数多の敵対組織。

「(あー、サボれてラッキー)」
悠斗が今日も平和な日常(とサボり)を満喫する裏で、世界は(彼も知らないうちに)救われていく。
これは、一人の男の「怠惰」が、世界最強の「知略」へと勘違いされていく、シリアスなギャグ・コメディである。
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