表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/66

第2章 第6話: 「非認可授業──ゼロ組、教育の本能で挑む」

【深夜/スラム拠点】


ライガの手元にあるのは、本校の校則集。

何百ページにも及ぶ“教育の制限リスト”。

そのどれもが、ゼロ組にとって“やってきたこと”を否定する内容だった。


ライガ:「笑わせんな……

全部禁止されてるって、つまりそれだけ“俺たちが本物だった”ってことだろ?」


ヒビキ:「こりゃもう、やるしかねぇよな。

“禁止された全部”、まとめて授業にしてやるよ」


【翌日/放課後・ゼロの間】


扉の前には、“立ち入り禁止”の張り紙。

その向こうには――集まる生徒、すでに20名以上。


本校生徒(小声):「ほんとに、授業やるの……?

見つかったら、停学とかじゃ済まないかも」


ナギ:「停学よりキツいスラム落ち経験者が言うけど――

“生きる価値のある授業”は命がけでも受ける価値あるぞ」


アミ:「さぁあ!ゼロ組、今日の“ヤバ授業”始めます!!」


EDU:「本日の非認可テーマはこちらっ!!✨」


『泣いてもいい。怒ってもいい。今日は、それが正解だ』


ライガ:「今日は“答え”じゃなくて、“心”に従え。

教科書なんてない。あるのは、お前自身の“いま”だけだ」


【授業:エモーショナル・トークセッション】


生徒1:「……昨日、家で泣いた。誰にも言えなくて、ここで初めて喋ってる」


生徒2:「“完璧じゃなきゃ意味がない”ってずっと思ってた。

でも、ゼロ組の人たち、失敗して笑ってた。……それが羨ましかった」


レンカ:「“感情”は、恥じゃない。“学び”に必要な“人間の言語”よ」


【途中参加:教師1人】


かつてゼロ組の授業を黙認していた“良心派”の本校教師が、

静かに後ろのドアから見守っていた。


教師(心の声):「……これは教育じゃない。“救い”だ」


【授業終盤】


ライガ:「じゃあ最後に。今日の“答え”は、お前ら自身が決めてくれ」


「“この授業に、意味はあったか?”ってな」


沈黙。


そして一人、女子生徒が挙手。


「……あたし、生まれて初めて“授業が終わってほしくない”って思った」


【終了後】


EDU(録音ログ):「非認可授業:第1回記録完了。

参加者:28名。満足度:自己申告にて100%。

心の変化:検出済み」


【その夜/生徒会室】


副会長:「非認可授業……決行されたな」


生徒会長:「ならば、もはや温情は不要。

“ゼロ組完全排除計画”、明日、発動する」




次回:

「監視と封鎖──ゼロ組を閉じ込める校則の檻」

生徒会、ついに“物理的隔離”に動く!!今度は“自由”そのものが奪われる!!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ