第23話: 「共闘!ゼロ組×クロ組、白衛隊との三つ巴バトル」
「どういう状況かは、あとで整理する。今は一つだけ」
「ここにいる全員、絶対に生きて帰る」
ライガのその一言が、ゼロ組とクロ組を包んでいた緊張を断ち切った。
白衛隊。
学園理事長が裏で動かしている“スラム統制私兵部隊”。
装備は正規兵並。
動きは無駄がなく、冷たい。
EDU:「敵戦力は推定15名。うち8名が電磁警棒装備、4名が鎮圧盾持ち。
指揮官格は1名。戦闘スキルAランク判定。名前は——《ロウガ》」
◆ ロウガ登場:
白い外套。顔の下半分はマスク。
まるで冷たい鋼のような佇まい。
「……貴様らは“学び”を名乗る資格がない」
「我ら白衛隊は、教育の浄化者だ」
ヒビキが舌打ちした。
「クソが……こいつら、前に“クロ組”潰しに来た奴らの上位個体だ。間違いねぇ」
ライガは言った。
「敵の目的は“支配”。俺たちは“共存”を選ぶ」
「なら、やるしかない。俺たちの“教室”を守るために!」
◆ 作戦:三つ巴防衛戦【連携コード:ユニティ】
分隊内容
正面突破班ハルキ+ガジ(ゼロ組)、ザキ(クロ組武闘派)
側面挟撃班ナギ(ゼロ組)+カイラ(クロ組スナイパー)
支援&指揮ライガ+ヒビキ+EDU(中央通信塔占拠)
【戦闘開始!】
爆音が走る。煙が立ち上る。
白衛隊の隊員たちが機械のように動く。
だが、ゼロ組のチームワークは——感情がある。意思がある。
ハルキが前線を押し上げる。
「筋肉ってのはなぁ!“仲間を守るため”にあるんだよおおお!!」
クロ組のザキ:「悪くねぇ、そっちの馬鹿!!」
EDU:「左斜め前方!爆裂スモーク投下しますっ☆」
カイラが高台から狙撃。
白衛隊の盾兵を吹き飛ばし、ナギがすかさず電撃棒を奪って反転攻撃!
一方、指揮塔でライガとヒビキが並ぶ。
ライガ:「どうだ、あんたの仲間もすげえな」
ヒビキ:「お前のとこも、思ったよりやるじゃん……悔しいけどな」
その時、ロウガが動いた。
瞬間移動のような速度で、中央塔に接近。
空気が、張り詰める。
「思想は、毒だ。排除する」
◆ ボス戦開始:ライガ&ヒビキ VS ロウガ
EDUが支援スモークを張り、レイが後方から情報支援。
コウタが足場を崩して、ロウガの動きを止める!
ライガ:「……くらえッ!!」
拳がぶつかる。ロウガは片腕で受け止めるが——
「——鈍い。未熟。愚か者」
ヒビキ:「だったら、未熟者同士で……潰すぞおお!!」
ライガとヒビキの連携がロウガを押し込み、
ついに——EDUの電磁バリアで拘束完了!!
「なんだとー!」
ロウガが悔しそうに吐き出し、
人間離れした跳躍力で白衛隊の中心部まで
飛んでいった。
だが、両手を電磁バリアで拘束された状態で
思う様に動けず、バリア解除装置を持っておらず
「ここは一時撤退だ!」と
悔しそうに大声で叫んだ。
EDU:「白衛隊、撤退開始ですっ!!」
白い影たちが次々に姿を消し、
瓦礫の上に、ようやく静寂が戻った。
俺は、ヒビキの隣で拳を下ろす。
「ゼロ組とクロ組。……共存できるかもしれないな」
ヒビキ:「まあ、考えとくわ。とりあえず、今日のところは——」
「勝ちってことでいいよな、先生?」




