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転生した令嬢の独り語り(小話)

ステータスを書き起こしてみたらすごいことになったんですよ(汗)


突然ですけどわたしの話をさせて欲しいの。えっと…あた、いえ、わたしには前世と言われる記憶があるの。それに気づいたのは…ってわたしなんかの話はどうでもいいわね。


そ れ よ り も !、わたしにあの卒業式があった時の話をさせて欲しいんですの!!。


え?、だめ??。「わたしの前世の話が聞きたい?。」


ふふっ。そう言うと思とおm


「貴女、最初の方しか居なかったじゃない。」


………………(かなりの動揺)。


ざ、残念でしたぁ〜。その出来事に前世が絡んでくるから言ってる

んですー。へーんだ!。


相手の子は席を立とうとする。


あ、待って!。からかってごめんって!。

「口調がおかしいですよ。」って……あ。










…………話しますわよ!。













わたしが前世の記憶で生きていたのは『ニホン』って場所でね。名前が『ニシノ カナエ』って言う名前なんだけど…。


え?「東洋にある国の人みたいね??。」


…………そこは関係ないのよ!。

って、話が脱線したわね。


その『ニホン』って国では『オトメゲーム』と云われるモノが沢山あって…えっとこの前世のカナエのことはあたしで現すわね。


そのあたし(カナエ)は『オトメゲーム』が大好きで……。


え?「オトメゲームって何ですの?」って??

もう!。そこまで説明してたら一生話終わんないから別の機会に話すわ。


……話を戻すわよ。


あたし(カナエ)は沢山の作品をやっていたんだけれどね。そこである1つの作品に出会うの。

そ れ が この[5人の聖騎士と白銀の聖女]ってゲームなの。


「白銀の聖女ってハルト王子が言っていたあの聖女サマの事?。」

ええ、そうよ。その聖女で合っているわ。…多分。


で、なんでそのゲームの下りを話したかって言うとね……。


そう!その[5人の聖騎士(以下略]のストーリとあの出来事がほとんどあっているからよ!!。


…………あー、そんな疑いの目で見て〜。

本当にそうなんだから仕方ないでしょ?。


その同じ所違う所のストーリを簡潔に話すわね。


まず、卒業パーティで聖女として突然アミューリに連れて主人公がその2人にいじめられているとの事でハルト王子がパーティが始まって直ぐに弾劾裁判みたいに開かれることになるの。


え?パーティ中に変な騒ぎって??。あとハルト様何してんのって?。


それ、わたしも思った笑。


まぁ、そこまではいいのよ。……全然良くないけど。


で、「お前らがやった」「やってない」の押し問答があって


ここの話はいいわね。全然同じですし。


で、その次からが重要ですの。


驚かないでね…あ、あとちょっとここから小声で話すわよ、


………王位継承の座を巡って派閥争いがあっていたらしいの。


驚いた声が教室に響く。


大声を出さないでって…あーごめんって足を蹴らないで〜。


……気を取り直して次の話を。イタタタ…


なんでも第2王子派閥は過激派な人が多くて戦争?クーデター?みたいな血で争うことも辞さないって言うことでそれでユリウス王子はその動きを止める為に継承権を破棄したんじゃないかって話。


まぁ、これはゲーム内でのことだけどね。今回の話ではどうなのかは分からないけれど……。


で!、ここはちょっとした小話で癒しを紹介するわ!!


その、『ゲーム』の後日談ってので継承権を破棄した後の御2方を見れるの!!。


とても幸せそうな暮らしていたのよ!。


やっぱりスローライフを夢みたいわ!!。


しばらくの間、婚約者と将来を描く結婚生活について語っていた。






話が逸れたわね。そして次の話は……

先程、[5人の聖騎士と白銀の聖女]ってゲームタイトルって話したでしょ。


なんで聖騎士なのかなーって思った?思ったでしょ!!、


「気にしてなかった……」って……あぁ、そうだよね…。


……………気を取り直して。


この学園にも騎士を目指す学科があるじゃない?

…確か階級で言うなら最初は雑用からになるんだったかしら。

え?「見習いからじゃないの?」……そうなのね。わたしの情報不足だわ。


そこは置いといて…。


聖騎士と言ったら暗黒竜を倒したり、魔王を倒したりとか…。そんな『ラスボス』を倒した称号みたいなものじゃない?。

それかーんー。「聖女に仕えてるからでしょ」………あ。


それと驚きポイント。


まぁ、さっき魔王とかの下りをしたのが…ね?。


・・・・・「?!」


ガタッ


相手の子が勢い良く立ち上がる


あ、あー。ごめんなさい!。軽率な発言だったわ…。


もちろんこの話もわたしが言っている『ゲーム』での話ですわ。ですからあんまり気にしない方が吉ですわよ〜。オホホホ…











それからしばらくたわいもない話をしていた……














「はぁ。あの子には冗談として語っていたけれどゼッタイ、絶対!戦う羽目になるんだろうな〜。」


学園から帰ってきて1人でモンモンと考えていた。


ガバッとベットから起き上がり、手を前に差し出して呪文を唱えた。


『ステータスオープン』


転生者に必ず与えられるスキルの1つ。自身、他者の情報を知ることが出来る。


マーク・ハイデル [転生者・ハイデル子爵家長女]


HP:42/42 MP:86/86


職業:魔法使い(中級者)

魔法:生活魔法 下級魔法水・火・木・風・土 中級魔法水・風・木

上級魔法:水


「他のみんなに比べれば(ちょっぴり)優秀って言われてるけどあの人御2方の見てたら霞んでしまうよ〜。」


ちなみに下級魔法なら誰でも扱うことが出来る。初歩的なものなのであんまり役に立たない。(なお魔力が高いと……)

中級から素質とセンスが必要になるの。だからわたしは水の素質があってこと。


それでね、あの子には話してなかったけれど………………


ある日、生徒会と組長の会議でわたしはそのお姿を拝むことができた。


「((あたし(カナエ)の目の前にユリウス様とアメリア様が〜!!))。」


内心大暴れの中進む会議。夏季休暇前の報告・反省会があっており2年普通科のわたしの番が回ってくるもう少し時間があった。


「(御2方のステータスどうなっているのかしら……!)。」


好奇心は猫をも殺すということわざがあるように、その時の[ワタシボルテージ]が最高潮に達していたこともあって自爆するようにこっそりと手を向けた。


『((ステータスオープン))』



ユリウス・カーチェス[ヴァルミア王国第1王子]


職業:(特殊クラス)白き魔王(詳細)

HP: 測定不可 MP:測定不可

魔法:生活下級中級上級全て会得済み 特殊魔法:光(上位進化)

武術:剣術・槍術・体術


アメリア・クリフ[クリフ公爵家・ユリウスの婚約者]


職業:白の大賢者[神竜の使い]

HP:320/320 MP:測定不可

魔法::生活下級中級上級全て会得済み 特殊魔法:光(上位変化)癒し(詳細)



初めて他人のステータスを見て後悔した。


「((何この人たち……チーター???))。」


白き魔王ってナニ?。上位変化とか進化とか聞いたことないって言うか原作でも無かったよ?。そんなの??。もしかしてこのゲームって俺TUEEEEなの??。


ん?、でも聖ってあったか。主人公の聖女として完全覚醒した時に。


ん〜。詳細の中身って何かな?。すっごい気になるけどパンドラボックスっぽい。((単純に怖いだけ))


そっと見てみた。



白き魔王:膨大な魔力や卓越した武術を扱う者。唯一魔王にタイマンが張れる。


癒し:光魔法がサポート向きに完全変化した姿。



…………タイマン張れるならそりゃ物語から退場させられますわ。


そこからは反省だったりとかの記憶が曖昧でなんとも言えなくて、あの日一日は恐怖と印象付けられる程の衝撃でした。

((某ツクみたいな名前の付け方かよ……))

って1人で書きながら思ったし、これなら退場させられるだろって自問自答………

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