一階
「おい、ここって楽そうだな」
若者達の目の前には森を抜けた先にあった。
「そうだな、まっ俺たち新人の為の塔でもあると見た」
塔とは、階層が高いほど難しい設定になっている。
今回の階層は二階、成り立ての冒険者が自分の役職に馴れるのに適した場所だろう。
「それじゃあ、入るか」
「そだな」
冒険者として日の浅い若者達は足を踏み入れた。
彼らのパーティーの役職は、盾使い、剣使い、魔法使いの三人で、構成されたパーティである。
「よし、引き付けたぞ」
盾使いが、魔物達の注意を引き付ける。
「よし、いくぞ」
剣使いが魔物達の死角から、
突撃するための形を為して
「ソードスラッシュ!」
で魔物達を蹴散らす。
討ちもらした魔物が剣使いと盾使いに遅いかかる
「ファイアボール」
残った敵は
魔法使いの炎で焼かれて灰となって消えた
「よし、オッケー」
敵はいないことを確認して、少年達は互いにハイタッチして互いに称賛する。
最初はぎこちなかったのが、徐々に連携が上手くいっていることを肌で感じていた。
「この調子で、最終階層まで行って、ボス倒してお宝ゲットだ!」
「オー!」
他の二人の気力も剣使いに劣らず、気合いが入っていた。




