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第九話 ずるして翼竜遭遇

一応ここから第二章予定

 月日は流れ、公爵令嬢の誘拐事件から四年が経過した。

 十二になったアトラは、この四年間潜り続けてきた森の入り口を前に、ゆっくりと体を解している。

 身長は大分伸び、百五十を超えた。鍛えている割に線が細く見えるのは、まだ成長期だからなのか、それとも未だに変わらぬ女顔の所為だろうか。

 いよいよこの街から旅立つ日が近づき、最後に一狩りしようとやってきたのだ。


「準備できましたよ、兄様」

「ん、了解」


 いつもの様に隣からミリルが声をかけてくる。

 戦うために邪魔だからか、さらさらの金糸の様な髪は首の後ろ辺りでざっくりと切られている。身長はアトラの丁度目線の高さに頭頂部が来るほどまで伸びていた。

 鈍い輝きを放つ金属製の胸当てに、同色の手甲をつけ、腰には小剣を差している。

 手に持つ長槍の先端はトの字型のような形をしており、穂先の他に緩い湾曲を持った鎌のような刃が付いていて突き刺す以外にも、引っ掛けたり薙いだり出来るようになっている。

 槍を片手に真っ直ぐ前を見る姿は、まだ幼さを残すながらもはっとするような気高さと美しさがあった。

 このまま行けば将来は戦女神(ヴァルキリー)などと持て囃されそうだ。

 そんな義妹を見て、アトラは少しだけ過去を振り返った。

 結局の所、アトラは冒険者養成所に入る事はやめた。

 色々と伝手ができたりするのは魅力的なメリットだとは思ったが、養成所内という閉鎖された施設内では何が原因で自身の能力が知られるかわからないからだ。

 それに伝手が作れたとしても、多数の貴族が集まる以上派閥が生まれるため、そうした情報が派閥間で漏れやすくなる。そうなるとアトラとしては余計な枷のほうが大きくなる。

 既にコネや伝手という点ではかなり強力な公爵家(ワイルドカード)があるのだ。

 幸いあれからアルトリアとは友人として文通しており、最近では愚痴なども――手紙越しだが――言われるくらいに仲良くなっている。

 変に欲を出して危険な領域に足を踏み入れるよりはその方が堅実だ。

 ただ、十二歳で孤児院を出られるというのは魅力だった為、これを口実に孤児院を出ることにした。

 孤児院側には養成所に入ると伝えてあり、公爵家には養成所に入らなくてもその前に一度遊びに来いと手紙を貰ったので渡りに船とばかりに話に乗らせて貰った。

 その為、孤児院を出ると決めた日から今日まで、アトラの過ごした日々は激動と呼ぶに相応しいものとなった。

 もう戻って来ないことも考えられる為、まずは孤児院の子供達を集め、アトラの持つ知識から出来るだけ広い分野の知識を教えていった。

 それぞれ強い興味を持った子供や、適正のあるものを中から選りすぐり、その子供達に日々少しずつ知識を教え込み学習させた。

 四則計算や文字の読み書き。魔法薬や薬の作り方とその材料。料理のレシピに簡単な農作業や家庭菜園のやり方。動物を取る罠の仕掛け方などなど。

 ミリルに遊びと称して行った訓練一通りに、魔物は誰だ、という人間の中に魔物が紛れ込んでいてそれを当てるという遊びも教え込んだ。

 ちなみにこの魔物は誰だ、というのは先代のいた異世界にあったゲームをアレンジしたものだ。

 魔物側と人間側に紛れ、一晩ごとに人間は魔物と思われる相手を処刑し、魔物は人間側をこっそりと殺していくというものだ。色々な役職や勝利条件があるので、これを通じて人の裏をかくことや、交渉術の練習になれば良いと思ってのことだ。

 無論、悪さに利用するような子が出た時は厳しいお仕置きを与えるようにして、悪の道に入らないようにも気をつけた。

 後はこうした知識や技術を年長者から年少者へ、そして新しく入ってきた子達へ伝えさせることで、将来的に孤児院にいる皆の礎になれば良いと考えている。

 そうした孤児院の改革をしながら、タイミングを見てマグノリア院長に孤児院を出ることを伝えた。薄々感づいていたのか、彼女は少し寂しそうにしながらも冒険者養成所に入ることを認めてくれた。

 そしてアトラが一番気をもんでいたのがミリルだった。

 マグノリアに叱られた日から、少しだけアトラの中でミリルの立ち居地が変わっていたのだ。

 今までは同じ孤児院で暮らす家族で、特に仲が良かった義妹という、仲が良い割に少し距離のある立ち居地だった。

 何故ならいずれは皆ばらばらに独立していくだろうと考えていたからだ。

 しかし彼女に対して背負うべき責任を感じてからは、見守るべき相手となった。

 他の子に比べて、アトラがミリルに与えた影響は大きい。流石に先代の記憶を受け継いだアトラほどでは無いが、他の孤児院の子たちと比べると、その違いは顕著だった。

 だからもし自分が街を出ることを伝えた時に付いて行きたいといった場合には、連れて行くことにしていた。

 そうして覚悟を決めて訪ねてみれば、ミリルは付いて来ると即答した。

 一応念のためにとアトラは自分に付いて来る事がどれだけ危ないか、色々と話して聞かせたが、その意志が揺らぐことは無かった。

 ならば連れて行き、彼女がこれからどう育っていくかを見届けようとアトラは思った。

 とは言え道中も危険であれば、王都についてからも色々と大変な事ばかりだ。

 一緒に行くことを承諾したことに喜ぶミリルを尻目に、心を鬼にして翌日から訓練内容を厳しくすることにした。

 途中、挫けたりするかもしれない、と思ったのだが……。


「……本当にここまで何事も無くついてこれちゃったなぁ」

「当たり前です。兄様」


 アトラの言葉が何を示しているのか理解しているのか、ミリルは少し自慢げに答えた。

 この四年間、決して泣き言を言うこともなくミリルはアトラの訓練についてきた。

 特に槍の腕前は相当なものにまで成長しており、槍に関して言えば最早魔法なしでアトラは勝てないほどに腕前を上げている。

 そんな成長著しい義妹を見て、アトラは目を細めた。


「さて、それじゃ今日は最後の試験……とは名ばかりのお金稼ぎだね。森の奥から有用そうなものを探してこよう。準備はいいかい?」

「もちろんです」

「今日はその槍の試運転みたいなものだから、あまり無理しないようにね」

「わ、わかってます」


 握った槍を何度か素振りしてうずうずとした様子のミリルにアトラがそう忠告すると、少しだけ恥ずかしそうに視線を逸らした。

 そのくせ大切そうに槍を抱きしめているところを見ると、随分とお気に召したようだ。

 その様子を眺めてアトラも少しだけ頬を緩める。

 何しろ今アトラとミリルが装備している装備は、全てアトラが作ったものだ。

 アトラにしてもそれなりの自信作なので、喜んで貰えるのは嬉しい。

 材料はこの森で取ったメタルワームの金属なのだが、魔力の通りが鉄よりも良いため色々と手が加えられている。

 胸当てや手甲には魔力を通すことで強度上昇、魔法耐性上昇、衝撃分散の効果が付与されており、ミリルの槍に関しては強度上昇に加えて刺突強化と氷魔法の効果上昇が付いた立派な魔槍となっている。

 売りに出せば数百万は下らない一品だ。オークションなどに出せば、もう一桁繰り上がることもあるだろう。

 それほどまでに魔法の込められた魔剣の類は高価なものだったりするが、当然の如く二人はそのことを知らなかった。

 アトラも自分の装備を一度確かめて、頷く。

 防具に関してはミリルとほぼ一緒だが、武器と戦闘スタイルは変則の二刀流となっている。

 左腰に差しているのは、刃渡り八十センチほどの刀と肉厚で刀より少し短い小剣の二本。同じ小剣を背中側に隠すようにもう一本付けている。

 状況に合わせて防御を主体とする小剣二本か、一方を攻撃力の高い刀に変えるという戦闘スタイルだ。


「それじゃ行こうか」


 アトラの声を合図に、二人は森の奥へと走り出す。

 最近では『範囲探索(エリアサーチ)』を使わず、五感のみを頼りに森へと挑んでいる。

 僅かな空気の変化や殺気、視線を感じ取り、小さな葉擦れの音や虫の鳴き声などを頼りに周辺を探る。

 もちろん周囲の魔物たちに気づかれないように気配を消している。

 ミリルも慣れたもので、長物を持っているにも関わらず、どこにも引っ掛けることなく隣を走っていた。

 一時間ほどもそうして走ると、森の中を流れる川に出た。

 幅は源流に近づくほど広くなり、最大で幅二メートル程とそれなりに広い。しかし森の奥に湧いている湧き水が溜まった泉が源流となっているため浅くなっている。

 精々が足首くらい、水が溜まっている池の部分でも膝の少し上くらいまでしかないのだが、泉周辺では、時折輝石の原石が拾えた。

 それ以外にも水場ということもあって獲物も集まりやすく、アトラとミリルは良くこの川の周辺を狩場に選んでいた。


「兄様」


 ミリルの呼び声に促されて視線を動かせば、水を飲みに来たレッドベアが見えた。幸い風下ということもあってまだ気づかれてはいないらしい。


「どうする? 一人でやってみる?」

「はい。兄様の作ってくれた装備があれば、問題ないと思います」

「わかった。危なくなったら助けに入るから、遠慮せずに行って来な」

「はい!」


 元気良く返事をして、レッドベアの方へと歩いて行く。今の会話で気づかれたのか、レッドベアもこちらに視線を向けて獰猛に牙を剥いていた。

 ミリルは迷うことなく川の中に入る。

 体躯の大きいレッドベアを相手にするなら、本来は動きを阻害する木々の中で戦うべきだ。それに川底に苔や水草が生えているため滑りやすくなっている。

 普通なら悪手だが、木々の生い茂る森の中では槍は使いづらいという理由からミリルは川での戦闘を選んだ。

 それにミリルならば幾ら水底に苔が生えていようと足を滑らせるという事はまずない。


「行きます!」

「グルァァッ!」


 声を上げ、ミリルが水しぶきを上げてレッドベアに向かって駆ける。

 迎え撃つようにレッドベアが立ち上がり、ミリルを叩き潰そうと体重を乗せた一撃を振り下ろした。

 真っ直ぐ踏み込めば巨体に押しつぶされる。

 ミリルは迷うことなく流れるように側面へと回り込む。

 ほんの僅か、足が引っかかるかどうかというほんの少しだけ足裏の苔を凍らせて、足元の不安定さを補う。

 同時に槍表面に氷が盾のように広がり、これに角度をつけることでレッドベアの一撃をいなした。

 すり抜けた勢いを絶妙なバランス感覚で苔の上を滑りながら殺し、地面を殴りつけたレッドベアの真上へと飛ぶ。

 狙いは体のど真ん中。背中側から心臓まで貫く一撃。

 何事もなければ、振り返りざまにレッドベアの攻撃が当たったはずだが、その追撃はない。地面を叩いた瞬間に、レッドベアの足は氷結魔法によって縫い付けられていた。


「氷の(アイスランス)


 ミリルが魔法を放つのではなく槍に籠める。槍の穂先から更に六十センチほど氷の刃が生まれ、ミリルの降下に合わせてレッドベアの体を貫いた。

 ばちゃん、と倒れ伏したレッドベアの血液が川に流れて辺りを赤く染めた。

 きちんと仕留めたことを確認して、アトラはミリルに声をかけた。


「お見事。もうレッドベアなら一人で倒せそうだね」

「みたいです。それにしてもこれ一頭で幾らくらいになるんでしょうか?」

「んー、どうだろう。なんだかんだで今まで大型の魔物は売りに出してなかったからなぁ」


 今まで売って来たのは群れから逸れていたという形にしたブラックウルフに、シルクスパイダーという一メートルくらいの蜘蛛、緑色の肌をした小鬼のゴブリンくらいのものだ。

 ブラックウルフは小さいながらも魔石も取れるため一頭丸まるで六万。シルクスパイダーは上質な糸が取れる上森の奥にいてあまり見かけないということから五万で売れた。

 残念ながらゴブリンは売れるところがないらしく、討伐部位の耳を冒険者ギルドに持ち込むことで千リルという安さだったが。

 いきなり魔物を狩っても変に目立つだろうと時間を置きつつだったので、未だに大物は売ったためしがなかった。

 何より辺境に程近い場所の魔物の素材なので、王都付近に持ち込んだ方が高く売れるだろうという算段があったため、大半がアトラの『空間収納(アイテムボックス)』の中で眠っている。

 それでも二人は今日までに五千万近い金額を稼いでいた。持っている素材を売ればその倍はくだらないだろう。

 周囲の冒険者や狩人などがドン引きするほどのハイペースで森に潜り続けていた成果だ。

 最早今では街中で『ストリーク孤児院の神童』として有名になっているのだが、本人達はそうした噂話に対して無頓着な所があり、精々が年齢の割りに狩りの上手い子供達として注目を集めているくらいにしか思っていなかった。

 アトラもミリルも見た目が良い少年少女だったことから一部にファンが居たりして、変に絡もうとするものが居れば人知れず路地裏に引きずり込まれたりもしていたから尚更だろう。


「じゃあ今日帰ったら試しに売りに行ってみようか」

「そうですね。幾らになるか、ちょっと楽しみです」

「とは言えこれ一頭だけっていうのもね。昼過ぎには荷造りをし始めて夜には送迎会って話だから、お土産になりそうなものももうちょっと探してから帰ろうか」

「わかりました」


 そんな話をしながら更に川を遡り、源流を目指す。

 途中川の淵まで木々が迫り出して通れないところがあるので、そこからは森の中を進む。

 ここらでしか取れない薬草や果実、孤児院に提供予定の鳥などを仕留めて回収しつつ鬱蒼と茂った木々の隙間を縫って目的地に向かった。

 この辺りは何度も通っていることもあり、既に獣道が出来上がっているので通り抜けるのは楽だ。

 成長の早い、飛び出している枝葉だけ切り払って進むとすぐに池の周りに出た。

 透き通った水は浅いこともあり水底まで見て取れる。池の中央付近に大きめの穴があり、そこから地下水がこんこんと湧き上がってきている。

 湧き出る水の勢いに池の中央は僅かに盛り上がり、時折穴から一緒に流れてきた小石などが飛び出していた。

 いつもならここで一休み、と言ったところなのだが、あいにくと今日は先客がいたらしい。

 森を抜けた瞬間目に入ってきたそれは苔生したような緑色で、それが保護色となって薄暗い森の中に溶け込んでいた。

 とは言え正面にさえいてくれれば事前に察知できたのだが、あいにくと見通しの悪い木々の密集した先にいた所為もあって森を抜けるまで見つけることができなかった。

 視線の先、ほんの十メートル程度離れた場所に、その巨体は静かに座り込んでいた。

 光沢を帯びた皮膚。鋭い爪を生やした翼。長い尾。首周りは大の大人の胴回り程に太い。

 俗に翼竜と呼ばれる亜竜の一種だった。


「なっ!?」

「ワイバーン!?」


 思わずと言った感じにあげられた叫び声に振り向き、亜竜は縦長に割れた瞳孔でアトラたちを捉えた。瞬間、一つの感情が湧き上がってくるのを感じた。

 自分のパーソナルスペースに招かれざる来訪者が来た不快感。すなわち縄張りに入り込んだ者に対する怒りだった。


「グルオォォォォ!」


 咆哮が上がり、衝撃で周囲の木の葉がビリビリと震える。


「なんでこんなのがこんな所にいるんですかっ!」

「知らん! 良いからミリル、俺の後ろに入れ!」


 咆哮と同時に叩きつけられた殺気に反応してアトラが一歩前に出る。

 周囲の魔力が急速にワイバーンの口内に溜まって行くのが感じられた。


「魔法の(マジックシールド)三重(トリプル)! 結界(プロテクション)!」


 アトラが防御のための魔法を唱えるのと、ワイバーンのブレスが放たれるのはほぼ同時だった。



いきなりの展開かもですが、スルーして読んでいただければ幸いです

とりあえず言える事は順調に規格外に育っております、ということだけ


二人がこれまでに溜めた金額についてのあれこれ

基本的に訓練がメインで森に潜っており、狩りが主体ではないのでそこまでしっかり狩っているわけではありません

また、狩り過ぎると生態系に悪影響を及ぼすためそこまで深刻な金額にはしていませんって言っても十分過ぎですが

一応計算内容として、二人は週に三回ほど森に潜って戦闘訓練などを行い、遭遇した獲物を狩ったり採集をしたと想定しています

一回の稼ぎを10万と仮定してして、週30万。一月120万。年間1440万が4年で5760万。

それよりは少ないといった形にしての金額となってます

ちなみに普通の冒険者が森に潜る回数は大体週1から多くても2回のペースです

一回の狩りで10~15万。そこに冒険者としての仕事があったとして平均20万と過程。1パーティ4人くらいとすると、一人頭週に5万程度の稼ぎになります

つまり週一回の冒険で一人当たり一月20万という計算ですね。そこに+αで狩りに出た分が加算されます

アトラたちは魔法薬などが自分で作れる上に回復魔法もあり、更に武器は自作ということで出費が殆どないのに対し、一般の冒険者はそうした出費等があることを考えると……とんでもない稼ぎですね

この世界の一般的な冒険者からすると、アトラ達はワーカーホリック染みてます

そりゃ街の人もドン引きですね


ここまで読んでいただきましてありがとうございます

感想などありましたらいただけると大変嬉しいです


次回投稿>三日以内を予定しています


2014/9/3 

街を出る為の理由付けを加筆修正

ワイバーンの空腹からの襲撃を縄張りに対しての怒りに変更しました

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