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休みだし、配信でもするか。おいやめろ!

「なぁ、暇じゃね?」


そう話しかけるも、まだ、優斗は起きていない。優斗が起きてないと飯……は作れるけど…アイツなりの計画あるだろうし、風呂……も朝じゃん?婚姻届……は、まだ、こう、な!わかるだろ?


告白……とか、キス……とか、あとは、その、大人のサムシングライクザットだよ……ほら、だから……段階踏みたいし。


ということで、とりあえず、パソコンの前に座った。小説でも書くか。何を?どれを?


『闇夜に輝く桜のように』……は、今書くの恥ずいし、『僧侶無双』は完結したし、簡潔に言って素人作品だったし、まだ、始まっていない音を鳴らしに行くか。


「Good morning.素晴らしい朝が来た。おはよう!素晴らしい世界。えー、内容がないようになるかもな!それでも良い人、配信するぞー、ナウ」と開始のウィスパーをする。まぁ、アレだ。日本人がよく見ている奴だよな。キラキラしてなさそうで、そこまで年齢層若くなさそうな、英語一文字に名前変わったやつ。


確かYと書いて(ユプシロン)と読ませる奴だった気がする。なんでドイツ語読みしてんだよ。ちなみにまだ、ストロンチウムは引きずっている。


さて、声の調整をっと。ミー、ソー、ラー、メン。胴、籠手、抜き胴、引き面、面を上げよ。


連想ゲーム酷すぎるだろ。朝からとっ散らかってるなぁ。


『ミー、ソー、ラーからのメンで味噌ラーメンは草』

『しかも、その後勝手に剣道始まってるしな』

『「面を上げよ」は草』


「デュワ!ぬわ!ちょ、マジか、マジでMagic、マジマジMagicすぎるだろ」

『驚いた声も可愛くて草』

『デュワって何だよ?』

『マジマジMagic流行らせよう』


「あー、えっと、夢幻インフィニティです。なんか色々ありました」


『ありすぎなんだよなぁ』

『この前の美少女はどこへ?』

『今も美少女だろ?』

『Where has she gone?』


「Don't ask the detail but I transformed into a girl.もしかしたらtransformでは無いかも知れんが女になった」


『英語で「詳細聞くな」は草』

『女の子になったのかぁ。アレ?もともと女の子だろ?』

『お友達いたんだね』


「違うわー!!!!!もっと驚けよ。体変わってるし、見るべきポイントもっとあるだろーー!あと、声違わないのかよ」


『もともとその辺だったなぁ』

『可愛い』

『今の声も可愛いぞ』


「あー、久遠、いや、輝奈子おはよう。配信してるのか」と優斗が起きてきた。


「ちょ、優斗。お前、今配信中本名バレ怖いって」と俺は返す。確かに声めっちゃ出たけど起きたか。


「あと…起こしてごめん。眠く…ないか?」

「おう。最高の目覚ましだな」

なんか聞く声が小さくなってしまう。やっぱ照れるんだよな。初めて好きになった同性で、今まで恋愛は女性ばかりだったのに、まるで最初からこうなる事がわかっていたみたいに。


今こうして横にいる。


それがなんだか嬉しくて、でも、幸せすぎて怖くて、わからん。何か、こう、It's just like a dream or a fiction.なんか、夢とかフィクションとかみたいなふわふわ感。


『きなこちゃん可愛い』

『女になったってソウイウ意味?』


「まだ、まだだからな。ソウイウのはキス……とか、告白……とか、さ。そういう段階踏んでからが良い。デートとか……」


「アニキ、昔から意外と古風だよな。あと、男の頃から可愛いぞ」

「やめろって。違うだろ?」


そう言いながらも頬が熱くなってきた。何でだよ。頬が熱くなるなんて本当にラブストーリーの女の子じゃないか。


『違くないんだよなぁ』

『何も間違っていない』

『むしろ、どのインフィニティ(笑)も可愛いんだよなぁ』


「おい、インフィニティを笑うな。これ、結構意味…込めたんだぞ。親がくれた前の久遠って名前気に入ってたんだよ。名字が儚いものばかり、夢も幻も、桜も、やがては散ってしまう。人だって同じ、いつかは終わりが来る。きっとこの活動も永遠じゃない。だから、だから……、少しでも皆といた時間が永遠になればいいなって。動画とか配信のアーカイブとかは何世代でも残せるだろうから。私を刻めるから」


『誰だよ、感動話持ち込んだの』

『ただの厨二病ネームだと思ったらめちゃくちゃかっこよくて泣けてきた』

『なんか、雨が俺の顔にだけ当たるんだが、これは何?』

『涙、だろ。俺もでてきた。滝が落ちてる、顔に』


「秋にでもなった?Fallがfallにfallと。滝が秋に落ちる…みたいな」

「アニキ、その、上着着ていいか?どうやらこの部屋だけ冬になったみたいだから。あと、目玉焼き作っといたから冷める前、いや、適温になったら食べろよ」


『あぁ…夫婦なんだなぁ』

『これは夫婦だわ』

『世話焼き旦那と大黒柱嫁』


「ちょっ……嫁…は…まだ、早い。でも、……いつか」と小声になったのに優斗に聞かれてたみたいで、「お守り出しとく?明日にでも嫁にできるぞ?」と返って来た。


『おっ?結婚か?』

『リア充爆発しろ、いや、しなくていい。幸せになりやがれ』

『リスナーはあなたの幸せを祈ってる』

『God blesses your future.』


「ありがとな。その……いつか……夫婦として出る時も変わらず、応援してほしい……。何が返せてるか分からないけど、……リスナー皆、愛してる。その、恋愛とかではなくて、もっとこう、共に歩もう的な支え合う的な距離感……だな。こう、すぐ横ではコイツに支えてもらって、俺も……その…支えて。それを見守る皆……みたいな。うまく言えないから、こう言うことにする。Thank you all. I hope your wonderful future.この素晴らしく有難い世界に祝福を、みんなの未来に幸あれ」


『なんか泣けるなぁ』

『ええなぁ』

『胸デカくて、胸元アップ助かると思った俺に天罰を』


ちょっと待て、天罰は違うだろ。いや、天罰か。


「もし、エロいこと想像した奴いたら、その……私と優斗のペアで、ガイドライン超えないような健全な、ファンアートとか……見たいかも。私、自分の顔も優斗の顔も好きなんだよね。皆も自分の顔を好きでいてほしい。神様からもらったものだと思うから」


ここで思いっきりニッコリと微笑んだのは良かったけど、優斗のまさかの行動に驚いた。



「Fire ……Burning…Strong、ストロンチウム」

「やめろって、恥ずいから。マジで、マジマジMagicだから。終わるぞ、じゃなー」


『相変わらずの適当で草』

『寝言でも英語ガチなのかぁ』

『ストロンチウムは草』


さて、大学行くか。にしても…集まり過ぎじゃね?あぁ…夢幻インフィニティ、バズったもんなぁ。





Listening testで。



違うだろーーー!!!!!!!!!!!



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