表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生するなら貴族の飼い猫でしょ  作者: 描空
魔神教団編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

237/257

237話 組み合わせ

「作戦会議を始めようか」


「何格好つけてるんだ?」


リベルの一言に俺がツッコミを入れた。


「いいじゃんちょっとぐらい! 場を和ませようと言ったんだから!」


リベルなりの思いやりがあったんだなと感心していたら、俺たちのやりとりが面白かったのかみんなクスクスと笑っていた。


「よかったな場の雰囲気は良くなったぞ」


「……それじゃあ仕切り直して、作戦会議を始めます。今回の議題は、各国に協力要請して応じてくれた皆さんとどう戦うかです。国によって戦力や戦い方など異なるため事前にどのような陣形で戦うのかなどを決めていきたいと思います」


なぜリベルがこれだけかしこまっているのかと言うと、それは前日まで遡る。俺たちが各国から帰ってきて三日経った日、カサムラーが作戦会議をしておいた方が良いということで俺たちは作戦会議をすることにした。でも、俺たちだけで作戦会議をしても意味がないということで、再び各国に向かい指揮官を務める者を集めて会議をすることにした。時間効率が最も良い俺がテレポートでヴォディカを除く各国を訪れて指揮官を連れてくることになったのだ。かなり魔力消費量は多いが、時間効率を考えたらお釣りがくるぐらいだ。ファラブの人たちはもうこちらに向かってきていたので少し手間取ったが、何とかといった具合だ。各国の指揮官を連れてきたはいいが、流石にその日すぐに会議というわけにはいかないので、一日休息を取ってもらい現状に至るというわけだ。


「まず、僕たちはみなさんがどのような闘い方をするのか分かっていません。ですので、僕たちからの提案と致しましては、各々好きな人を選んでもらうという形を取りたいと思います。それでは、僕たちの実力や戦い方を見て、自分たちと合うなと思う人を選んでください。それでは実戦に行きましょう」


各国の指揮官はリベルの言葉に動揺したが、その方が効率的だと理解したのかリベルについて行った。それよりも、俺たちの方は何も聞かされておらず俺たちの方が指揮官より驚いた。急に実戦を見せるというのだから、それなりに強い魔物と戦うことになるだろうし、指揮官たちも連れて行かなければならない。とりあえずリベルについて行き話を聞いた。


「急に実戦ってどういうことだよ」


「ご、ごめん……つい思いついたのが僕たちの戦い方を見てもらう方が早いかなって」


「まぁそりゃそうだけど、急すぎないか?」


「ま、まぁその方がすぐに作戦決めれて各々の強い点と弱い点を補えるかなって」


俺たちがそんな話をしていたらファラオの夫である騎士が話に入ってきた。


「まぁまぁ良いではないですか。今言い合いをしていては先を危ぶまれますよ」


俺たちはそれもそうだと気持ちを切り替えた。その時、俺はふと思った。俺たちはファラブと関わりがあるのに、この騎士の名前を知らない。俺は聞くかどうしようか悩んでいるとカサムラーが俺に問うてきた。


「リフォンよ、その騎士と親し気だがどのような関係なのだ?」


俺はカサムラーのナイスパスを利用することにした。ちょうど屋敷の前に出て今から実戦に向かうところだった。タイミング的にもちょうど良くその場にいる全員に声が届くように言った。


「皆さん、実戦の前に自己紹介をしましょう。俺はリフォン。そして、リベル、ジュナ、ユディ、ルリ、ルナ、イシュ、ヒュー、カサムラーです」


まず俺たちが先に自己紹介をして指揮官たちにも自己紹介するように促した。俺は目でファラブの騎士に先に自己紹介するように合図した。


「ファラブから来たファリスと言います。よろしくお願いします」


次は隣にいたエクサフォン国の指揮官になった。


「エクサフォン国国王魔法師団のカマンダーです。よろしくお願いします」


そこからは順番に隣の人が自己紹介をした。


「ジャドゥー帝国軍のサージェントだ。よろしく頼む」


「アイベンティーリの妖精王親衛隊のリータラです。お願いします」


魔族の国(ラクシャスディシュ)の十傑が一人マザブートだ。よろしく」


悪魔の国(シャターンカディシュ)の死の皇帝の右腕ダヒナハールです。よろしくお願いします」


指揮官の自己紹介が終わり俺はようやくファラブの騎士の名前がファリスということを知った。自己紹介も終え俺たちは実戦に向かった。カサムラーの闇魔法で屋敷から降り、手頃な魔物を探しに向かった。しばらくの間悪魔の国の周囲を探してようやくワイバーンが見つかった。俺たちは各々自分が使える魔法を見せた。俺たちはほとんどが魔法使いで構成されていることからほとんどが自分の使える魔法の紹介って感じだった。最後はユディがトドメを刺して終わった。これでは十分に実力を見せられないなと思っていたが、指揮官たちにとってはそれで良かったようで指揮官たちが各々話し合った。その結果、ファラブには俺が、エクサフォン国にはリベルが、ジャドゥー帝国にはユディが、アイベンティーリにはイシュとルリが、魔族の国にはヒューが、悪魔の国にはルナとカサムラーが付くことになった。これで組み合わせは完了した。後は各国の部隊と訓練をするだけとなった。でも、各国の部隊が来るまで時間があり暇な時間が生まれた。

次回もお楽しみに


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ