【それぞれの道】
読者の皆様にお願いです。出来ればブックマークをお願いします。まだ、少しずつですが、タカミ君は活躍を紹介していきたいと思ってます。ご意見、お待ちしております。
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フェニックス探索も終え、一夜が明けた。昨晩は、ティファとも話をし、その後、夕食をしながらコブラ達とも今までの出来事など、色々な話をした。気が付くと、深夜になっていたので皆、それそれ就寝した。そして、夜が明け、俺達は最後の目的地、中央帝都に向けて出発する。そう言えば、昨日から少し身体の調子がおかしい。着ているものが小っちゃくなった気がする。
「さて、僕たちは、中央帝都に向けて出発しますが、コブラ兄さん達はどうされますか?もしよろしければ、ドアマンドまでゲートを繋げますが。」
「なんか、タカミにコブラ兄さんと言われるとぞくぞくするな。それに、そんなに畏まらないでくれ。それはそうと、俺とキャップは、自力で修業がてら戻るとするよ。タカミに負けてられないもんな。ヴァイロンとティファを送ってあげてくれ。」
コブラとキャップは魔獣を討伐しながらドアマンドに戻るらしい。もっと自分達を鍛えるそうだ。
「では、これを持って行ってください。リカバリーのスクロールです。大抵の怪我や異常状態はこれで解除できます。」
俺は、リカバリーのスクロールを5枚ずつ渡した。
「あまり無理はしないでください。」
「うん。ありがとう。大事に使わせてもらうよ。」
コブラとキャップは俺からスクロールを受け取り、荷物にしまう。
「私は、本当はタカミについて行きたいニャ。でも、お父さんの手伝いをしないと・・・、次にゃう時は私ももっと立派な回復師になるニャ!だから、タカミ!浮気はだめなのニャ!」
ヴァイロンは俺を抱きしめてくる。む、胸が苦しいです。
「浮気って・・・もう、勘弁してください(;’∀’)」
「私もタカミに少しでも近づけるように頑張る。次会う時はビックリさせるんだからね。」
「うん。頑張ってね。ティファなら出来るよ。」
俺は、ティファと握手をする。
「さて、皆さん、最後に渡したいものがあります。」
俺は、小さな小瓶を皆に渡す。
「これは、フェニックスの血です。昨日、ノアにお願いしてもらいました。ただし、その血には少し細工がしてあります。これは、俺のエゴからきているのですが、やはり不老不死はちょっとだめだと思うのです。ただし、この血にはすごい効果があります。
1.病気にならない。ただし、現在、病気を発症している人には効果はありません。病気も治りません。ここは注意が必要です。病気が完治すればそこから病気にかかる事はありません。
2.自分が一番いい時の年齢で居られる。勿論、身体の衰えもありません。
3.寿命が再度リセットされる。つまり、これを飲んでから死ぬまでの時間が倍になります。寿命を延ばす効果だと思ってください。本来は不老不死なのですが、倍になると死の魔法が発動します。それが寿命です。俺の魔力を上回る階位での解除は出来ると思いますが、多分、出来ないでしょう。
4.とても高価な薬です。高値で取引されると思います。下手したら一生困らないくらいのお金が手に入ります。
と言う代物です。今回の探索の報酬だと思ってください。フェニックスの探索にはこれほどの価値があったと言う事です。」
「そんな凄い物、貰ってもいいのか?」
あのキャップがしり込みしている。
「勿論です。どう使うかは皆さん次第ですね。勿論、自分に使ってもね。もし、俺なら王族に高値で売ります。(笑)。それに、この報酬は誰も損も無理もしてまいませんよ。ノアもイグニールの結界から解放されたと喜んでいたので、喜んで血を提供してくれましたよ。」
「そうか。では、遠慮なく頂こう。ありがとな。タカミ。」
「いえ、皆さんのお力添えがあったからここまで来れたのです。こちらこそありがとうございました。」
俺は、深々と頭を下げた。
「つーか、お前、本当に9歳か?なんか、俺達より人間出来ているな。」
「いやいや、キャップ兄さんの教えの賜物ですよ。(笑)」
「タカミ!君なら大丈夫だと思うが、何か困ったことがあったらいつでも遠慮なく言ってくれ。俺達はいつでも君の手助けになる。」
「ありがとうございます。その時はよろしくお願いします。短い間でしたが、お世話になりました。あの、出来ればアルファードの件は皆に黙っていてほしいのですが・・・」
「ん?アルファードか。彼は良い冒険者だよ。流石、君の弟子だね。」
コブラは気を使ってくれた。
「ありがとうございます。彼はいい男です(笑)」
俺は、コブラとキャップ、両者と握手を交わす。
「さて、俺らは行くわ。タカミ、世話になったな。」
「とんでもないです。キャップ兄さんもお達者で。」
「また、どこかで会おう。またな。」
「はい。コブラ兄さんもお達者で。」
二人は、俺達に別れを告げ、来た道を戻っていく。俺はゲートをドアマンドの冒険者ギルドに繋げる。
「はい。ヴァイロンとティファ。ここからドアマンドに戻れるよ。」
なぜか、ヴァイロンは黙っている。そして、急に
「やっぱり、私はタカミと離れたくないニャ!タカミについて行くニャ!ティファは帰っていいニャ!」
「な、何言っているのよ!ヴァイロンがついて行くなら私だってついて行く!ヴァイロンこそ、早くお父さんの所に帰れば!」
「お父さんは、ヴァイロンの好きにしていいって言ったニャ!だから、タカミについて行くニャ!」
ヴァイロンは俺を抱きしめる。む、胸が苦しい・・・
「ちょ、ちょっと離しなさいよ。タカミが苦しがっているじゃないの!」
ティファがヴァイロンから俺を引き離し、自分が抱きしめる。む、胸が・・・
「あー、ティファはわざとタカミに胸を押し当てて誘惑しているニャ!」
「な!!そ、そんなことしてないわよ。ほら、とっとと帰るわよ!!」
「私は、タカミと一緒に居るニャ!!」
「タカミ、次会うときはもっといい魔導士になっているんだから。あんたも頑張りなさいよ。」
「う、うん。分かった・・・」
「じゃあ、私達も戻るわね。またね。」
”チュッ”
ティファは俺のおでこにキスをした。
「あーーー!!ティファだけずるいニャ!!私もするニャ!!」
ヴァイロンが駆け寄り、同じく俺の額にキスをする。
「ほら、行くわよ。じゃあね。タカミ!」
「私はタカミと一緒に行くニャーーーー!」
ヴァイロンはティファに引きずられながらゲートを潜っていく。まぁ、しんみりした別れよりは良いかな。こうして俺達のフェニックス探索は幕を閉じる。さて、今度は俺達だ!
「ティナ、ナディア、ノア、行こうか!」
「タカミ、モテモテ。」
「いいのう。妾もご主人にキスしたいのう。」
「あら、私はいつでもご主人にくっ付いていますのよ。」
ノアは、俺の肩に”チョコン”と乗っている。両腕にはティナとナディアがくっ付いて離れない。
「ほら、歩きにくいだろ!ここから先は下り坂なんだから気をつけないと転ぶぞ!」
と言っている矢先にティナが躓いて転ぶ。
「痛い・・・」
「ほら、ふざけているから・・・《ヒール》」
俺達は、山を下り中央帝都を目指した。これから中央帝都なのでタカミのままで行こうと思う。中央帝都ではどんな出来事が起こるんだろう。少し楽しみだ。
次の更新は12/11土曜日になります。
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******大和市にある冒険者ギルド酒場が舞台の物語。******
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