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【今できる事】

3話目です。今後の話の仕込み中です。温かな目で見守ってください。仕込み中なので出来ることが少ない…

評価をいただけると励みになります。よろしくお願いしますm(__)m

 生まれてから4年が経った。俺は、3歳になった。言葉もちゃんと話せるようになり、しかも少しずつ負荷を増やしトレーニングしていたのでその効果が徐々に表れ始めた。LVアップはすごい。一気に身体が動きやすくなる。とは言ってもまだ3歳。あまり目立つことはしないようにしている。

 ちょうどLVアップもしたし、魔法を使えるか試してみよう。

 ちなみに、今の俺のステータスはこうだ。

人間族 LV3

HP192/192

MP216/216

筋力45

魔力51

防御力45

魔防48

俊敏42

器用39

知力54

幸運42

【ユニークスキル】

Q&A 空間収納 鑑定 医療の心得 魔術

【スキル】

毒耐性(低)

光属性(低)

【魔法】

《回復魔法》(2階層)

 なんか、魔法寄りになってきてるな。まぁ、いっか。

 さて、今使える魔法は《キュア》と《ヒール》

 とりあえず、何かで試してみようかな。試すのはやっぱり、植物かな…

 ってゆうか、こんな都合よくある訳無いし。ちょっと、炊事場に行ってみる。

「ママー、お野菜貸して。」

「お野菜って何が欲しいの?」

 何でもいいんだけど。目の前にある奴でいっか。

「これ!」

 玉ネギみたいな奴を指さす。

「はい、どーぞ!」

 母は、玉ネギを俺にくれた。これで試そう。俺は、リビングに戻り、玉ネギを投げる。何回かやっているうちに玉ネギが傷んでいく。それを

《ヒール》

 玉ネギが青い光に包まれた。すると、玉ネギはみるみる治っていく。

 ”ふむ、なるほど。傷が治る感じか。”

 次はちょい、カビっぽい部分に

《キュア》

 少し赤みかかった光が玉ネギを包んだ。

 これは、特に何も変わらないな。

 “なるほど、玉ネギ”自身“ではこのカビは取り除けないって事か。つまり、異常状態で無いって事かな?それとも、”自分自身“の”カビに対する防御作用“が備わってないから?<キュア>に関してはもう少し検証が必要かも”

なあ、Q&A。魔力やMPを増やすためにはどうすればいい?

《MPが無くなるまで使い続けることを繰り返せば魔力量が上がります。》

 なるほど。じゃあ、トレーニングの一環でそれもやるか。

《キュア》

《ヒール》

 …

 MPが残り1/4程度

なんか、頭痛がしてきたな…

《キュア》

《ヒール》

 …

 MPが切れたとたん。頭が割れそうなほどの頭痛に襲われる。

「ぎゃーーーーー!!」

し、死ぬーーー

 頭を抱えて転げまわっていると母が飛んできた。

「タカミちゃん!!どうしたの!!」

 俺を抱きかかえすぐに治療院に走って行った。

「はぁはぁ、もうすぐだからね。」

 俺は、割れそうな頭を抱えて身動きが取れない。

 母は、必死で走る

「はぁはぁ、はぁはぁ」

 走る

「先生!!うちの子が死んじゃう!」

「!!なにごとじゃ!どうしたんじゃ!」

 なんか、先生もびっくりて飛び出してきた。

「はやく、こっちに連れてきなさい!」

「先生…うちの子が死んじゃう。」

「もう、大丈夫だから。先生がいるから大丈夫だから」

 パニック状態の母を助手の人がなだめている。

「なんでこんな状態になってる?」

「私が気付いた時には、叫びながら転がりまわってて…」

「魔法を使った。」

 俺は、割れそうな頭を抱えながらそう答えた。

「え?なんだって?」

「ま、魔法…使って、ずっと使ってたら、頭が痛くなっちゃって…それでも使ってたら…」

「魔法を使っただって!そんな馬鹿な!お前は、まだ3才だろ」

「でも、本当にそうなの。嘘じゃないよ…」

 そんなやり取りをしているうちに少しずつ痛みが引いていく。

「まだ、痛いか?」

「ううん。もうあまり痛くない」

「そうか。ところで、何の魔法を使った?」

「《ヒール》と《キュア》」

「今使えるか?」

「ちょっと待って。」

ステータスボード

人間族 LV3

HP192/192

MP100/216

筋力45

魔力51

防御力45

魔防48

俊敏42

器用39

知力54

幸運42

【ユニークスキル】

Q&A 空間収納 鑑定 医療の心得 魔術

【スキル】

毒耐性(低)

光属性(低)

【魔法】

《回復魔法》(2階層)

 MPが半分程度回復している。消去

「うん。何回か使えるよ。」

「何回か?何回使ったんだ?」

「えっと、【ヒール】と【キュア】を交互に20回」

「ちょっとやってみてもらっていいか?」

 先生はそういうと、そばにあるナイフで腕を傷つけた。俺はその傷に手を当て

【ヒール】

 青白い光が先生の腕を包むと傷が塞がり無くなった。

「これは、驚いた。本当に魔法が使えるとは…しかも、交互に20回…」

 先生も母も目を見開いて驚いていた。

「いいか、タカミ。さっきの症状は、魔力欠乏症と言ってな、無茶に魔法を使いすぎると身体の中の魔力が不足して起こる症状なんじゃ。死ぬことはないが、大人でも耐えられないほどの苦痛が伴う。もう、無理して魔法を使ってママとパパを悲しませることはしちゃいかんぞ!いいな」

「あい」

 魔力欠乏症!なんで教えてくれないんだ。

《MPが無くなった時の弊害を聞かれませんでした。》

 こう言えばああ言う。つまり、融通が利かないのか。悪かった。今度から説明を全部聞くよ。

 しゅんとしている俺に先生は頭をがしがししながら

「しかし、お前は天才か何かか?治癒師になるための資質はすごいもんだ!将来、賢者になれるかもしれんぞ!しかし、無茶はしちゃいかんぞ」

「先生、この度も本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。」

 そう先生挨拶をして、母と共に帰路に就いた。


 家に帰り、父も帰宅した。食事をしながらの一家団欒だ。

「そうか。タカミにはそんな才能があったのか。じゃあ、今度、剣の稽古でもつけてみるかな。タカミ、パパと今度、剣の稽古やるか?」

「やるー」

「あまり無理をさせないでね。今日は本当に心臓が止まるかと思ったわ」

 ごめんね。ママン、しかし、魔力の上げ方と対処法がわかったのでちょっと、無理しちゃうかな。大体、頭痛の時間は1時間程度。うーん、結構しんどいな。まぁ、やるか。

 翌日から1日2回程度、魔力欠乏のトレーニングを取り入れた。


 数日後、父が稽古用の木刀を作ってくれた。

「よし、明日から毎朝、少しずつ剣の稽古をしような。」

「うん。お願いします。」

 俺は、父に頭を下げた。翌日から父に剣を習い始めた。

 稽古初日、父から基本的な型を習った。その日の夜

《LVが上がった。》

《ユニークスキル 【剣術】を取得》

《スキル 【剣(低)】を取得》

《スキル 物理耐性(低)を取得》

人間族 LV4

HP256/256

MP288/288

筋力60

魔力68

防御力60

魔防64

俊敏56

器用52

知力72

幸運56

【ユニークスキル】

Q&A 空間収納 鑑定 医療の心得 魔術 剣術

【スキル】

毒耐性(低) 光属性(低) 剣(低) 物理耐性(低)

【魔法】

《回復魔法》(2階層)


 ちなみに、父の能力を鑑定してみた。

剣士 LV23

HP553/553

MP184/184

筋力253

魔力184

防御力253

魔防184

俊敏207

器用207

知力184

幸運184

【ユニークスキル】

剣術

【スキル】

剣(低)

攻撃力上昇(低)

防御力上昇(低)

素早さ上昇(低)

 らしい。なんか、自分とあまり変わらないような気が…一応、城を守る兵士団長なんだけどな。きっと技術も関係あるのだろう。

 まぁ、ある程度教えてもらえれば自分なりにトレーニングするかな。俺は、翌日から、1日中剣をふるった。


 そして、魔法のトレーニングを始めて10日が過ぎたころ、

《スキル 魔力欠乏耐性(低)を取得した》

《スキル 魔力向上(低)を取得した》

《スキル MP向上(低)を取得した》

 ちなみに、今の俺のステータスは下記の通り

人間族 LV4

HP256/256

MP576/576

筋力60

魔力136

防御力60

魔防64

俊敏56

器用52

知力72

幸運56

【ユニークスキル】

Q&A 空間収納 鑑定 医療の心得 魔術 剣術 模倣

【スキル】

毒耐性(低) 光属性(低) 剣(低) 魔力欠乏耐性(低) 魔力向上(低)

MP向上(低)物理耐性(低)

【魔法】

《回復魔法》(3階層)

 お。新しいスキル取得。多分、名前の通り、魔力欠乏に対する抵抗力上がったらしい。また、魔法もレベルも上がった。いい感じだ!魔法のトレーニングペースを上げるかな。


明日も更新します。頑張りますので応援よろしくお願いしますm(__)m


******大和市にある冒険者ギルド酒場が舞台の物語。******

良かったら我々と同じ、冒険者になろう!

冒険者募集中!

https://www.k-scc.co.jp/guild/

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