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悪役な令嬢の話

貴方は私の欲しい言葉を分かっているのに

作者: ようせゐ

ねぇ、貴方は私の欲しい言葉を分かっているの?

 分かっているのならばくださいな

 私の欲しい言葉をくださいな

 分かっているのでしょう?

 分かっていないふりをしても無駄ですよ?

 

 ねぇ、貴方は別のひとがすきになったのね?

 仕方のないことだけれどとても悲しいわ

 私は貴方をすきと言ったのに

 すきと言わないあの娘をすきになったのね

 あぁ、悲しいわ

 

 貴方は私があの娘をいじめたと言うわ

 私は何もしていないのに 

 私はただ悲しんでいただけなのに、努力しただけなのに

 貴方にすきになって貰えないのは私の努力不足なのだから

 

 濡れ衣を着せられたわ

 疑われるのも努力不足のせいね

 私は努力し続けるわ

 

 貴方は私の努力を趣味と言うわ

 趣味と言われた時に愛する心が消えてしまったわ

 振られた悲しみが消え去ってしまったわ

 私は貴方の事が好きでも嫌いでもなくなってしまったわ

 貴方のせいね、貴方のせいよ?

 貴方は私のことを一人にするわ

 だけれど

 だからこそ

 一人で居ても生きていくわ



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