表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/11

目覚めの死にたがり


「人類をなめんなよぉぉぉ!」って絶叫が聞こえてきた。


 つうか目が覚めた。

 外じゃ宇宙人と戦争でもしてんのかな?

 いや、まだ夢の中か?

 あっと、どこだここ?


「よっし、こずえちゃん二階に行くっすよ!」


 騒がしいな…

 でかい声だ…

 黙らせてえぜ。

 まあいっか、眠い。

 寝よう。

 なんか生きてる気がしねえ…

 ああ、つまんねえな。


 夢が見たい。

 極彩色の血溜まりで溺れる夢の途中だったんだよな。

 今寝たらまた行ける気がする。


 ふへへ、おやすみ世界…

 もうちょっと寝たら、ちゃんと起きるから…


 …


 ……


 ………


 …………


 ……………


 ………………



 んあ、寝れん。

 くっそう、起きるかな。


 ハロー、くそみたいな世界。


 あれ、なんか服がもっさりしてて動きづれえ。

 着ぐるみでも着てんのか?

 寝にくいはずだよ。

 普通に寝たら枕より首のが高くなる。


 よく寝てたもんだね俺も。

 これなら座りながらの方が寝やすそうだな。


 あんっ?

 ここはどこだ?


 ちっ、思い出せねえな。


 俺は誰だ?

 鏡を見てみるが見覚えがねえ。


 お前は誰だ?

 分からん。


 まぁ、それは良い。


 しかし、服がだせえ…

 全身虫除けリングみたいなこれを服と呼べるのか分からんけどな。


 くそ!  脱ぎかた分からん!

 散らかってるのに使えそうな物は何もないこの部屋の中じゃあラチがあかねえ。

 外に行くか?

 よし、行ってみよう。

 まあ、なるようになるだろ。


 宇宙戦争、してたら良いな。

 ふへへへへ…


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ