プロローグ
足フェチのための小説です!コメントや感想おねがいします!
「あーっ、もう!なんで急に降ってくるの〜」
私の名前は牧田 ユリカです。普通の高校二年。今は学校に登校中なんだけど……。急に雨が降って来ました。朝の天気予報では雨なんて言ってなかったのに〜
学校までは後、走って十分くらい。とても止みそうにありません。
制服は水を沢山含み重く、履いているローファーの中からもグチャグチャと気持ち悪い音が鳴っていました。寧ろこんなに濡れたら急いで走らなくてもいいんじゃないかな。そんな気がして来ました。
今日は朝に余裕があったのでいつもより大分早く家を出て来たのですが、こんなことになるなんで……。
しかも季節は二月の上旬。とても寒いです。手の感覚は殆ど無く、さっきから急いで動かしている足でさえジンジンしています。あと少しで学校だから、頑張れ!私!
「……やっと着いた……」
雨が降り始めて十分くらい、やっと学校に着きました。まだ登校している人は少なく、周りを見渡しても私くらいしかいません。
「とりあえず昇降口行かないと」
私は靴を履き替えるべく昇降口へ。
やっぱり学校に来ている人は少なく、自分のクラスの靴箱にも外靴は一足もありません。
「よいしょっと……」私はずぶ濡れのローファーを脱ぎました。
「うわぁー。流石にビショビショだ。帰るまでに乾くかなぁ?」
そして私はいつものように靴箱から上履きを取り出して足を入れようとしました。でも……あれ……?
「靴下どーしよ……」
そう、靴下もビショビショに濡れているのです。普段朝に雨が降りますよー。ってわかるなら変えの靴下を持って来てトイレでササって履き替えれます。でも今日は予期せぬ雨、変えの靴下がありません。
「どーしよ……。靴下無いよ……」
ええーい!このまま履いちゃうもん!と言う自分のこの行動に後悔しました。
ゾワゾワゾワ〜
「きゃっ!?」
濡れた靴下のまま上履きを履いた瞬間に鳥肌が立ちました。気持ち悪いよ。しかもよく見ると、上履きまでビショビショだ!
「上履きまで濡れちゃった……。これももう履けないよ」
やばい!そろそろ他の生徒も来る時間だ!早くしなきゃ!もっと恥ずかしい状況になる!
私は腹をくくりました。ビショビショに濡れた靴下に手を掛けて脱ぎました。裸足です。もう裸足しかありません。普段、家なら裸足になる私。でも人前で裸足になる事なんて恥ずかしすぎて今まで避けて来ました。でも、この状況では仕方ありません。
靴下を脱いで無防備になった素足をリノリウムの床に降ろしました。
「冷たっ!」
少し足を着けてるだけでジンジンと痛み出します。その痛みに耐えながら、もう片方も脱ぎました。
ついに私は完全な裸足になってしまったのです。
恥ずかしすぎるよ〜
「せめて上履きがあればなぁ……」
あの時濡れた靴下のまま上履きを履いた私に注意してやりたいです。
「とりあえず、保健室で変えの制服は変えてこよ。もしかしたら、靴下の替えもあるかもしれないし!」
そうして私は保健室を目指しました。幸いまだ校舎内には人が少なく誰ともすれ違わずに保健室に行くことができそうです。
ペタペタペタペタ、冷たいよ〜。そして廊下がザラザラする……。足の感覚は無いくせに埃っぽいザラザラ感だけ敏感に感じ取ってしまいます。
早足で行こう。保健室は昇降口から反対の廊下にあるので、少し遠いですがもうあと少しで着きます。
「やっと着いた〜。着替え、あればいいけど……」
保健室のドアの前で自分の足を見ました。冷え切った素足は赤くなっています。足の裏を見て見ました。昇降口から裸足だったのもあって、砂や埃が足の裏に着いていました。でもまだ埃で黒くはなっていません。
「失礼しまーす。すいません、さっきの雨でビショビショになっちゃって……。生徒の替えを貸していただいてもよろしいですか?」
一応足の裏のゴミを払ってドアを開けました。
「まあまあ!あの雨の中傘なしで?」
保健室の先生がビックリして聞いて来ます。
「はい。急に降り出したもんで…….」
「なるほどね、それは災難だったわね。風邪引くといけないから、先にそこのシャワールームでシャワー浴びて来なさい。その間に着替え準備しとくから」
「すいません!ありがとうございます!」
私はすぐにシャワールームに入りました。濡れた制服を脱いだ時の開放感がたまりません。あれ?あんなに制服は濡れてたのに、下着は全然濡れてないや。
「はーっ……。生き返る〜」
冷たくて感覚の無かった身体からあったまって感覚を取り戻しているのがわかります。
「替えの制服!そこに置いとくからね!」
「はい!ありがとうございます!」
準備されたタオルで体を拭いて制服を着ました。
心も体もスッキリ、サッパリしています。最後に靴下を履いて……あれ?靴下は……?
更衣室の中から保健室の先生に聞いて見ました。
「すいません!靴下ってどこにありますか?」
恥ずかしくて先生の前にも出て行けない。
「ごめんね〜。靴下だけ無くて」
「ええー!?」
「本当にごめんね。今日一日裸足で過ごしてもらうしか無いのよ。」
「そうですか…….わかりました」
そんな事あるの?靴下だけ無いなんて!制服濡れてないのに裸足なんておかしいじゃん!恥ずかしいし!
どーしよー!!