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痛くないからゴリ押し特効!  作者: 神代 信明
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休日の過ごし方。昼に戦闘、ょぅι¨ょかぁいい。

アホみたいな膂力でぶん回しです。

防御?知らんな!

戦闘するとわかっているので、準備する。

呼吸を整える、浅く長く。癒魔法を使って消化吸収を促進、からだの各組織の強化。そして、

「ルドルフ様はどのような方なのかしら?」

情報収集、優しいが冷たく落ち着いていて焦っている姿を見たことがないうえにとても優秀なのだそうだ。

これでまぁまぁ戦えるかな。いや、無理か。



バーナード家の裏庭、騎士団の訓練場の1.5倍はありそうだ。訓練用の武器も何種類かあったので迷わず両手斧二本、怪力だからできることだね。ルドルフはエストックにバックラー。準備は良いね。

―まず走って間合いへ―

軽く走って歩調を乱しタイミングをずらしながら間合いを詰める。バックステップで回避される。

―らちがあかない―

足を踏み鳴らす。地面にめり込む。そのまま走る。勿論土煙が激しくなる。

後ろに構えた右の斧を全力で前方に向けて振る。少し遅れて土煙が突風にのってルドルフを襲う。

ルドルフが目を薄める。盾を構えて前進。

―速いけど、まだだ。―

全力で左の斧を振るう。盾で反らされるが相手のバランスが崩れる。そこに全力で振ってバネの要領で力を溜めた両腕で挟み込む。

「ふっ!」

ここでルドルフはあえてエストックを突きだした。がしかし、一瞬、左の斧を放し軽くなった左手で左下に弾き飛ばす。右の斧が一拍遅れてルドルフのバックラーを叩き割る。

―追加―

放した斧は地面に付こうとしている、柄を下にむけて、右手を放し両手でつかむ。

そのままルドルフを後ろ回し蹴りで蹴倒し左肘を踏んで喉元に刃。やったね。



終了して少し休憩。やっぱりルドルフの腕は折れてた。全知二週間だってよ。

「クロノはすごいのですね。」

「クロノ、怖くなかったの?」

アリスとジオハルト、ついでにおっさんが来た。

「クロノお前、また力つけたんじゃないか?本来なら両腕用だぞあれ。」

「…、頑張れば誰だってできるよ。例え非力なおっさんでも。」

おっさん撃沈。アリスが目を輝かせている、なんか嫌な予感。

「クロノちゃんはどうしt―」

「ストップ」

ジオハルトだ。

「姉さんは色々暴走しそうだから、黙ってて。」

サックリした言葉にアリスちゃんが膨れる。かぁいい。

「えーと、聞きたいことがあるんだけど、良いかな?」

「構わないですよ、好きなだけ聞いてください。」


~質疑応答~


質問タイムしゅーりょー。そこにいるのは考え込んでいるジオハルトと頭から湯気の昇っている棒立ちのアリスちゃんがいた。

質問の内容は大まかに

①なぜ怪力なのか→癒魔法で魔改造しました。

②癒魔法は痛いと聞くが→痛覚ないし。

③あの動きはどこで学んだのか→独学です。

④やろうと思えばどれくらいできるか→素手でおっさんを拘束できる。実際やったこともある。

みたいな感じ。

「相当規格外だな、君は。」

治療を済ませたルドルフの登場。

「獅子の副団長が子供にやられたと言っていたから半信半疑やってみたが、これなら納得だ。」

「脛が折れたのは嬉しい誤算でした。」

ルドルフが弾けるように笑う、

「そうか誤算か、そうそう、これを渡そうと思ってな。」

取り出したのは一枚の封筒、封蝋に竜の刻印がされてある。

「これは招待状だ。一度私達、竜王の騎士団に遊びに来てくれ。」

ああ、たまーに団長が呟いてた竜王のエリート共めってそういう。

「手加減できませんよ。」

「それでいい。」

満足そうな顔で去っていく。

ちょうどいいし、騎士志望の二人をイジるか。倒れたままのおっさんは放置で二人を現実に戻す。

「ちょうどいいので姉上と兄上を鍛えようと思います。二人とも騎士団志望のようですし。」

二人とも青い顔をしている、もうこれは血筋だな。嫌なことがあるとみんな青くなる。特におっさん

「別に私のやったことをやらせるわけではありません。ちょっと限界すれすれまでいくだけす。」

「ちょっと待て」

下から声がする、おっさんが起き上がる。ようやく復活だが今日はまだ速い方だ、最悪1日死んでいることもある。

「お前の言う限界すれすれは半分死にかけになるんだよ。」

何を言うか、

「心が弱いだけでしょ、あのとき結局無理って言ってからどれだけ動けたか言ってみてくださいよ」

おっさん再びノックアウト。倒れ伏します。そんなおっさんを置いておいて二人に向き直る。

「過剰な運動をすると全身が痛くなる、そんな経験、ありますよね?」

二人とも首を縦に振る。

「あれは体が強くなる前兆です。」

動かす時や力を入れる時だけ痛いなら尚良しです、と付け加える。二人とも真剣だ

「それと、私の教えた方法でやるならば週に一度にするとよいでしょう。体を壊しますから」

さて、次が重要だ。二人とも顔がうっすら青い、

「絶対に守っていただきたい約束が一つ。限界ギリギリ、これ以上は無理、と言うレベル一歩手前を継続してください。」

さあ、地獄という名のトレーニングの始まりだ。

見事に粉☆砕されました。

クロノの犠牲者第2号です。

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