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痛くないからゴリ押し特効!  作者: 神代 信明
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訓練場。心で体を伸ばし鍛え、技を練る。

鍛練です。もうすでに筋力と動体視力が人間離れしてます。

訓練場。見た目はグラウンド、そこに鎧がキレイに並んでいる。つよそう。

一方私、一番小さい。よわそう。

上級騎士は甲冑に追加でトサカ、下級はなにもなし、見習いは鎧のみ。分かりやすい。

尚、私の装備は、動きやすい服、鎧ではなく胸当て、他のみんなより一回り小さい訓練用装備。…そうです。ショボいんです。

因みに訓練用装備、槍と剣と斧を選べて当然剣1択。

「おい、あれが新入りだってよ」

「ちっさ。」

「しかも女じゃねえか」

「あんなのが騎士になるとか馬鹿げてんな。」

クスクスクスクス

うるせぇ。騎士の癖にうるせぇ。お前ら本当に職業軍人か?ほら、おっさんを見てみろ、微動だにしてねぇぞ。

あ、見習いたちに目が合った。7才から10才くらい?小さい、可愛い、癒される。あ、でも女の子はいないっぽいね、残念。

団長が出てきて挨拶。副団長が全治2週間の怪我で欠席。そして私に前に出るように促す。

堂々と、胸を張りキビキビ歩く。ざわめきが殺到するが知るか、挨拶だ。

「この度この騎士団に入団する事になりましたクロノ・ハルベルトです。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。」

最後にビシッて剣の腹を相手に見せる。右手で持ち左手は柄頭、刃先は上で体と同様真っ直ぐに天へと向ける。

剣をしまってもとの場所へ、そこからは特筆することはなし。



緊急の集会が終わるとバーナードのおっさんがやってくる。この間わたしは直立不動だ。

「さて、クロノ・ハルベルト。騎士として君を歓迎しよう。さて、基本的な訓練内容だが…」

①まず柔軟、鎧を脱いで二人一組。手首、肘、腰、足首、首。重要な箇所を伸ばす。

②鎧を来て筋トレ、スクワット、腕立て腹筋体幹。

③素振りなど型の練習。先輩騎士が見てくれる。

④模擬戦。相手はランダム。目が合ったら申し込みだ。反らすのはナシ。

⑤各自自主練習。片っ端から模擬戦もよし休息もよし筋トレ、柔軟するもよし。

「以上だ。わからないところはあるか?」

「今のメニューを午前午後両方やると言うことでよろしいですか?」

勿論と帰ってくる。今日はおっさんとペアらしい。

まず柔軟、問題なし。痛くないのでガッツリ押してもらい癒魔法で切れそうなと頃を柔らかくほぐす。

筋トレ、問題はない。がしかしバーナードの3倍以上できると言う驚異的な結果が。…あれぇ?

型の練習。独学で身につけた剣技をバーナードに補佐してもらい練習。八相の構え、剣道部が使ってて強いと思ったので導入。会わせるまで時間がかかった。

オリジナルだと思ってる構えを見せる。両の腕を高く上げ剣肩共に斜に構える、右半身が前に出る感じだ、。バーナードの目付きが変わる。

横に剣を構えてもらう。そこに一閃。本気で剣を落とす。ほぼ垂直に地面に落とす。イメージするのは落雷。訓練場の地面に刃がささる。剣道の授業でやったら相手の竹刀をへし折った技だ。

バーナードの持つ刃のつぶれた訓練用の両手剣が少し斜めのキレイな断面を中間辺りに作り斬れている。金属を斬るコツは前にテレビでやっていた、肩を中心として円心運動させる事。この際、途中まで押し切り途中で引き切る運動に変えること。だそうだ。

一回見ただけだから再現できるかどうかは微妙だったが。馬鹿げた筋力で実現したようだ。

「マジかよ。まさかあのときもこんな感じにできたんじゃなかろうな。」

青ざめた顔で聞いてくる。技術はともかく力が足りなかったと言うとほっとしたようだ。

模擬戦は、片っ端から受けて攻めてを繰り返すだけだった。バーナードは槍は弱いが剣は強かった。受けたら次が飛んでくる。縦横斜めに切りかかり多段の突き、フェイントも織り混ぜて私の八相を崩しに来てた。

私は受けられたら戻ると見せかけて横下上と足裁きで翻弄してた。相手の目は良い情報源だ。

最後に休憩時間的なもの片っ端から模擬戦の申し込みをされた。ランニングするのでその後ならば受けると発言。これがいけなかった。


「おい嬢ちゃん模擬戦しようぜ」

休憩開始と同時に申し込みが殺到する。ガラが悪そうなやつら。そう、ツブシに来たのである。他の数人は私の模擬戦をみてやってみたいと思ったのだろう、真剣だ。

「(めんどいなぁ、ランニングしたいなぁ。あっ)じゃぁ、これから半分ぐらい走るので最後までついてこれたら良いですよ?」

あ、数人がにやついてる、後悔しても知らんぞ?



さて、このぐらいかな。良い感じに暖まった体を癒魔法でほぐしながら後ろを見る。真剣な輩しか残ってない。ふるい落とし成功。

途中途中いろんな人から冷たい目で見られたけど特に問題はない。この真剣な人たちこそ必要だ。

「では準備できた人からやりますか。」

体力はびっくりするくらい残っている。最初に手を上げたのは見習いの子だ。頑張ったのだろう呼吸が乱れている。

「ぼくが、やります。」

剣を真っ直ぐに私に向けて指すように構える。突きが基本なのかな?私は勿論八相で。

脇を軽く開き右が上左が下まっすぐ上に向けて、足は肩幅に手の位置は胸郭の前に来るように。

「いつでもどうぞ。」

言うが速いか突進してくる。腰を低く、剣を下から切り払う。

―速い。が、単調―

剣の腹に剣の腹を押し付け反らし柄頭ですれ違い様に軽く叩く。バーナードと同じように声をかける。

「動きが直線的すぎます。もう少し緩急を付けてタイミングをずらすと強力な先手をとれます。」

次、と他の人に促す。次に出てきたのは斧を持った少しゴツいおっさんだ。

「よろしく頼む。」

斧を右腰がわの地面に付ける。が力を抜いている訳じゃなさそうだ。では、

さっきの少年と同じ型をとる。少年は目を見開いている。そしてじっとこちらを見ている。

「準備は良いですか?」

「いつでも来い。受けてたつ。」

両手で斧をつかんで腰を深く、抜刀のような感じでしょうか。

さっきの少年のように突進する。最初は速めに、斧が持ち上がったのを見て本気で斧の方へ回ります。いきなり腰を下げて地を這うように移動したので視界からは外れています。腕を叩いて声を出す。

「斧特有のぶん回しによる防御破壊が全然いかせてません。最初は全力で初撃突破するか、斧を盾のように構えて攻撃を凌ぎ隙を突きカウンターを狙うと良いでしょう。」

おっさんがとぼとぼと歩いていく。ついでに斧を借りる。ためしにブンブンして使い勝手を確認。よし、つぎ!

槍かぁ、槍は専門外であることを伝える。薙刀ならいけるんだけどね。あれ柄の長い日本刀だし。

相手の騎士は槍を腰だめに構える。

私はバーナード見せた大上段の構えをとる。

「いつでもどうぞ」

言っても動かない、まだ様子見、横にじりじり。

合わせて向きを変える。兜の隙間から見える目はまっすぐ私を見ている。ジリジリで足を動かす、足が狭まるところで間合いを詰める。構えを解きからだの前で持つ。

待ってましたと言わんばかりに突きが出る。柄で反らし、一番力と腰の乗っている一撃を斧の面で受け弾く。バランスが崩れたところを柄で甲冑を強めに弾き倒れたところで刃を首もとに。左脇のとこで槍ふんずけてついでに左腕封印。

「参りました。」

足をどけて斧を持ち直す。相手の騎士は気さくに話しかけてこようとするが次があるので、と断る。



バーナード宅夕飯

「クロノお前相当強いらしいな。剣も強いのに斧も使えるとか聞いてるだけで怖いぞ。」

やはり夕飯も肉。肉をむしゃむしゃしながらバーナードが話しかけてくる。

「久しぶりに実戦したから楽しくてつい」

「つい、で済む話じゃねぇし。バルトからお前の娘やべぇじゃねぇかってうるさかったんだからな。」

へぇ、知りませんねぇそんな人。としれっとしておく。まぁ、大体誰なのかは予想がつくが。

今日はバーナードと一緒の布団で寝た。普通に暖かいし寝心地が良い。…バーナードは嫌そうだったが。

…バーナードは女性全般が苦手っと。

どこで覚えたそんなもん。A.前世です。

刃物使うためなら大枚はたきます。番外編で見せたいなぁ

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