俺の嫁
なんか思いついたので書いてみました
景気回復に悩む国家主席が国会でとある法案を出した
首相単独で出した法案である
いつもなら、何かにつけてケチをつける野党議員や与党の他派閥 マスコミも含め
この法案の内容に興奮していた その名は
「金銭による他重婚の容認」
である。
提出前に名前だけが一人歩きしたため、人権侵害 人身売買 戦前に戻す気か!など多方面から叩かれたため
急遽、元首みずから国民にむけての説明となった
「では説明いたしますまずこの法案の正確な名は
【金銭における著作権作品の架空人物との多重婚姻法】といいます、簡単にいいますと国として架空人物との婚姻を法的に認めるという法案でございます」
まわりの報道 与野党議員は沈黙
「この法案の主旨を説明いたしますと 婚姻の自由を著作権登場人物にも付与しようというもであります」
「ですが金銭を時間をかけ作られた作品の架空人物にだれもが婚姻できるとなると著作権に抵触してしまうので著作権を有する個人 団体がの場人との婚姻 結婚の有無を決める権利を有します 金額・婚姻できる人数もです」
「架空人物との婚姻届けは役所でおこないます、これは架空人物と実在者と区別なく扱うためでございます 架空人物でも婚姻できるとなると人格も生じますのでこのようになりました」
「ただし先にも言いました通り架空人物と婚姻するには金銭がかかります、これは著作権を保護するに必要な措置でありご理解いただけるとぞんじます」
「ただし作品である架空人物に金銭をもって婚姻するのでありますから税金はいただきたいと 具体的には婚姻金額の半分と考えております」
「架空人物との婚姻にかんしてのみ多重婚を認めます ただし財産の付与 遺産の相続はできませんこれは相続によろ混乱を未然にふぜくための措置としてご理解いただけるとおもいます。」
「以上、簡単ではありますが 説明を終わりたいと思います」
この法案は提出後 異例の早さで可決した
もっと審議をと言う元首に対し与党野党ともに審議拒否し諸手を挙げ賛成したのだ
だれもが好きな作品の登場人物に恋いこがれるもである
なおこの法案成立施行後 人気作品架空人物との婚姻をめぐるトラブルや 人気作と不人気作との婚姻格差や婚姻額格差が生じ、ある嗜好の人たちには社会問題となったが
それ以外は税収は黒字になり景気は上向きでおおむね平穏であった
後の世でいう【俺の嫁景気】である
このような政治家が出てこないかなー
にょろーん