「TS部」の元ネタ(後日談)
ここでは後日談に出てくる作中作を紹介します。
もちろん元ネタも出しています(敬称略)。性質上ネタバレもありますのでご注意ください。
本作をきっかけに名作の数々に触れていただければ幸いです。
× × ×
☆おまけのおまけ
『神の縄。』
メディア:映画・小説
ジャンル:入れ替わり
手の込んだ作画で知られる監督が作り出したアニメ映画。
都会の少年と田舎の少女が夢の中で入れ替わってしまうお話である。
その際にお互いのしたことは忘れてしまうのだが、スマホに日記をつけることでお互いに文句をぶつけたり入れ替わり時のルールを定めたりしていく。
そんな入れ替わり特有のあーだこーだの末に、彼らはある事実を知ることになる。
近いようで遠い二人の行方ははたしてどうなってしまうのか。
鳥谷部評「すれ違いがドラマを生んで面白かった。それと絵がキレイ」
小山内評「入れ替わりシーン自体の味付けは万人向けだったね」
元ネタ:君の名は。(アニメ映画)
『はなしのアステリズム』
メディア:マンガ
ジャンル:女装
女の子の仲良し三人組がそれぞれの想いを胸に悩む作品。
主人公の双子の弟が女装をしている。
実際は女装というよりは姉の真似に近い。中学生になり恋をして変わっていく姉に「置いて行かれる」ことを恐れるあまり、自ら姉の姿になり安心を得ているのだ。
のちに姉に想いを寄せる同級生男子に近づき、女装姿で姉の株を下げようとしたりする。
しかし相手が良い奴だったために通常・女装どちらの姿でも友好を深めていき……。
五郎評「3巻の帯に同級生男子とテキ……LOVEフラグとあるんだが!」
元ネタ:ななしのアステリズム(小林キナ)
『プラチナさむい』
メディア:マンガ
ジャンル:女装
変態ばかり出てくる青年漫画。
日露戦争後の北海道でアイヌが残した白金を巡って様々な勢力が争う。
主人公の元兵士はある女性のためにアイヌの少女と協力して「囚人の皮地図」を集めており、その過程で第七師団や河井継之助率いる長岡藩兵残党と刃を交えることになる。
登場する変態の一人に人間を食べることで相手の美しいところを自分のものにできると信じている医者がいる。彼はホテルの女将に化けて可愛い声や魅力的な尻を自分のものにしていた。ただし股間は従前のままである。
五郎評「コメディなのか本気なのかわからない恍けた作風が魅力だな」
元ネタ:ゴールデンカムイ(野田サトル)
『まじドラ!』
メディア:マンガ
ジャンル:変身
コスプレ部に入ったら実は本当に魔法少女に変身できる部活だったというお話。
特に敵がいるわけでもないため、主人公は変身した姿で日常生活を楽しもうと画策する。
のちに謎の少女が乱入してバトル展開になるが、基本は日常系である。
全体としては女の子になることを楽しむ様子に重点を置いている。
仲田評「主人公がロマンを追い求めていて逆に男らしい!」
元ネタ:まじとら!(香椎ゆたか)
『羊少年は今日も嘘を重ねる』
メディア:マンガ
ジャンル:女装
男性恐怖症の女の子に女装姿で近づく男の子のお話。
女装は自分からしたわけではなく家族により施されたもの。のちに自分でもできるようになる。
女装姿と本来の姿が複雑な三角関係を築くようになり、女の子や別の子から友情や好意を向けられるようになると、主人公はやがて罪悪感に耐えられなくなっていき……。
可愛らしい絵と丁寧な心理描写が光る作品。
五郎評「ヤンキーに好意を口にされてドキッとしてしまう場面が好きだ」
元ネタ:狼少年は今日も嘘を重ねる(namo)
『名探偵ランポー』
メディア:マンガ・アニメ
ジャンル:女装
テレビアニメ化もされている有名推理漫画。
高校生探偵が薬を飲まされて小さな子供になってしまう。
犯人が実は女装していた男だったという回がある。
息の長い作品だから他にもあるかもしれない。
仲田評「子供の頃は金田二からランポーの流れが月曜日にあったんだ」
五郎評「あの薬が女性化薬だったら……ってよく妄想したな」
元ネタ:名探偵コナン(青山剛昌)
『スリーピース』
メディア:マンガ
ジャンル:女装
少年漫画。内容については作中の解説を参照。
主人公が頻繁に女装する。
仲田評「アイドルとバンドのボーカルと芸人が子供を預かる話だよ!」
小山内評「戦争を止めるために何が必要かって作品だったような」
元ネタ:トライピース(丸智之)
『女性化メッツ学院~オレのエース、狙われてます~』
メディア:マンガ
ジャンル:性転換(薬品)
女性向け漫画。
大リーグのヤンキースの投手がステロイドの副作用で女性化してしまう。
当然ながらリーグにはいられなくなるが、ひょんなことから倒すべきライバルであるメッツの打者に押し倒されてしまい、女の悦びを体に教えられる。
なおも強い投手になるために努力する彼。
しかし強引にライバルの彼女にされたことから次第に心境が変化していく。
五郎評「相手役が強引なのもいいよな」
元ネタ:女体化ヤンキー学園☆オレのハジメテ、狙われてます(高尾鷹浬)
『おらのおとしもの』
メディア:マンガ・アニメ
ジャンル:変身
アニメ化もされた有名漫画。劇場版も公開されている。
おバカでエッチな主人公が兵器として作られた人造人間たちと心を通わせる作品。
主人公が天上界の道具で女性化するシーンがある。
女湯に突撃をかけるなど女性化しても欲望のまま動いていた。
五郎評「ハードな展開が多い作品だ」
元ネタ:そらのおとしもの(水無月すう)
『レイヴ・ボーナス』
メディア:マンガ
ジャンル:女性化・憑依(精神同居)
女神に憑依された平凡な高校生があれこれさせられてしまう作品。
女性化した上で様々な快楽を与えられ、主人公は抵抗しながらもどんどん壊れていく。
一般向けとは思えないエロさとSF設定が混在した、独特の作風が持ち味。
小山内評「伏原くんには読ませられないよ」
伏原評「心配してくださるのはありがたいんですけど、その……」
元ネタ:トランス・ヴィーナス(たまきひさお)
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