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「シュレディンガーの双子」のあとがき
2016年8月13日。
派遣先で書いていた作品を新幹線の中で完成させたものです。
あらすじについては六千字程度なので「借り物」同様に読んでいただいたほうが早いと思います。
元々「双子の兄が仮性半陰陽だとわかり、自分もそうなんじゃないかと不安になる弟」というコンセプトが頭にあり、色々と試行錯誤を重ねた結果が本作となりました。
なので他の設定は書きながら出来ていったものが多いです。もちろん最後にまとめましたが、自分としては珍しくライブ感のある執筆でした。
おかげである種の勢いは出せたかもしれません。
本作はいわゆる少年少女文庫的な要素を織り交ぜておりますが、読み方によっては全くないと解することも可能だったりします。
何やかんやで工夫して作らせてもらいました。
TSモノはまた作りたいです。




