表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

かくれんぼ

作者: 神月 
掲載日:2012/01/22

 「いーち、にーい、さーん・・・・・・もーいーかい」

 「もーいーよー」


 小夜は息を殺して押入れに隠れていた。


 **********************************************************


 私、由里。

 15歳の女の子。

 小さいころは、かくれんぼが大好きでした。

 ひとりかくれんぼ。


 小夜という名前の、空想の友達と、かくれんぼごっこをしていました。


 今の私は、小夜のことなんて、ほとんど忘れかけているけれど。 



 ちょっと思い出にひたってきた私は、かくれんぼごっこをしていた押入れをのぞいてみることにした。


 もう使っていない部屋の、古い押入れ。

 その前に立った瞬間、背筋がぞおっとした。


「シクシク、シクシク・・・」


 泣き声が聞こえる。


 だれ?


 おそるおそる、押入れをあけると・・・・・・   



 そこにいたのは・・・・・・






「わたし?」


 小さいころの私そっくりの女の子。


その子は恐ろしく低い声で言った。


「なんでみつけてくれなかったのぉ?」



 その子は、小夜だった。



 私の目の前が、ふっと暗くなった。






「もーいーかい」



 かくれんぼは終わらない。





 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ