まだやらないよ演劇部!
どうもいきなりですが演劇部です。
そしていきなりですが眠いです。
いきなりですがテンションダダ下がりです。
なぜかって?
それはね。
授業中に物語かいてたら怒られちゃったんだよ。
とうぜんだよね、馬鹿だよね、罵ってくれてもいいよ。
「なにぼーっとしてるんだ、死ぬか部室行くかさっさと選べよ人面魚」
ほんとに罵ってほしかったわけではないんだよ鬼頭。
「ああ行くから待ってくれよ」
というわけで部室へ行くのだが。
……尺の都合上割愛……
扉の前で俺を先頭に後ろに春風颯太(僧侶)、鬼頭廉(アサシン)の体制で魔王城に突入 というわけではなく(昨日の影響が脳内に響いている)、普通に部室に入る俺たち。
「あれ?誰もいないなんて珍しいな」
と、思ったら
「…俺がいる」
扉で隠れていたところから急に出てきたよ板倉怖!
真のアサシンはこいつかもしれん。
「なんでそんなとこから?」
あ、たしかにナイス疑問だぜ颯太。
「…日光にあたりたくなくて」
「よし部長いないし例のやるか」
「ああ例のだね?夏」
「じゃあ俺も入らせてもらうよ」
「…俺も」
よし、みんな乗り気だしあれとやらの説明をしておくか。
これにいくら部長がいないからといって真面目な颯太が参加するのか、その理由はルール説明ではっきりする。
これからやるのはただのゲームそれも大富豪といういたって有名な遊びだ。
八切りなどの地域によって違うルールがあるが、ここで適用されるのは、七渡し 八切り 十捨て Jバックである。
重要なのは罰ゲームというよりも優勝者への褒美である。
駅までの帰り道、優勝者には何でも命令できる特権がついてくる。
駅までの十五分ほどの間には青少年たちの空腹を刺激するものがたくさんある。
つまりは言わずともわかるということだ。
一回の勝負ですべてが決まるわけではなく、今回ならば部長が来るまでである。
「さぁ始めようじゃないかこのゲームをなぁ」
スタート!!!
と同時にクライマックス
手札枚数
颯太→二枚
鬼頭→四枚
板倉→三枚
場のカード→颯太の出した三が三枚スペード以外(しょっぱな俺が出したから)
俺→十六枚(スぺ三ぐらいしか出してない上に七渡しされた) そんで今おれの番(順番は俺→颯太→鬼頭→板倉)
「どうせ人面魚はまた出せないんだろ?」
「くっくっく、見くびってもらっては困るぜ、おれがただ単に運が悪く出せずに困っていたとでも?」
「うん」
「そうじゃないの?」
「…そうじゃなかったのか」
「えぇー」
「ということは手があるんだね?」
「もちろんさ!」
俺の出した手は!
「二の三枚だしさ!」
「なんだとっ!」
「…くっ」
「ということはこの後は、はっ!まさか!」
颯太は何やら気づいたようだが。
「そしてこの後は、六枚革命さっ(十を四枚+ジョーカー二枚)」
ふっ、みんなの絶望が手に取るように分かるぜ!
いらないカード エースやK Qなどをすてていくそして残り一枚というところで。
バンッ
急に扉が開かれた。
「突然だけど今日はもう部活終わりね!遊んでないで早く帰るわよ!」
「そ、そんなぁー」
「っし!」
みんながガッツポーズをとる音が聞こえた。
振り返ってみてみると。
「ヒュー♪」
口笛吹いてた。
「はい、解散!」
なんかコツつかめてきた気が!
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