プロローグ
どうも、左右といいます。初の小説チャレンジ
アドバイス、感想くれたらうれしいです。
誤字の指摘などもお願いします。
新学期。新しく来る新入生、進学して学年が一つ上がる在学生
ここ、遊永高校では、入学式を行った後日、生徒会を決める全校集会がある。
遊永高校では、立候補して生徒会に入る一般的なやり方が会長に適用されない。なぜなら「くじびき」で生徒会長が決まるからだ。なんでも、校長先生が「真面目な人が生徒会長やるよりくじびきで決めた方がおもしろいんじゃね。」とのこと。くじびきのやり方は箱に生徒の名前が書いた紙を入れ、1枚とり出し、この全校集会で生徒会長が決まる。3年生は受験に専念するように、生徒会は2年生と1年生で構成される。そしてくじびきの対象になるのは2年生。
そして今日は生徒会長を決める全校集会
男女は合わせて約200人、つまり当たる確率は約0.5%
そんなことを思いつつ俺、神崎 遼平は集会が終わるのを待っている。
どうせ自分が当たる確率など0に近い数値、当たるはずがない。後は終わるのを待つだけだ。
「えーそれでは、今から生徒会長を決めます。当たった人に拒否権はありません。」と言う校長。
拒否権ないって、えー・・・
生徒会長に選ばれた人は大変そうだな。選ばれたら強制だし。
「今年度の生徒会長は・・・」
早く終わらせてくれ、いい加減体育座りで腰とかが痛いんだが、
「2-Aの・・・」
あ、うちのクラスか。だいたいクラスの人数が40人だから・・・
当たる確率が2.5%。2%ぐらい何も変わらないだろ。
「2-A 神崎遼平君に決まりました」
え・・・・・?オレガセイトカイチョウ?キットオレトナマエガニテルヒトダヨネ?
そうはいってもこの学校に名字が「神崎」なのは俺しかいない。
いやいやいやいや、勉強嫌いで授業中とか普通に寝てて遅刻したりして成績底辺でゲームマンガ好きな基本遊んでる俺が生徒会長なんて勤まるわけないじゃないですか。
そうでしょう?校長先生?
校長先生→超笑顔っす
「みなさん、神崎君に拍手!」
え、何これ。先生方が拍手してるってことは俺生徒会長決定ですか?
そしてみんなから拍手を受ける俺。
大半は「俺(私)に当たらなくてよかったー」とか思ってるんだろうなあきっと。
1部悔しがってる人がいるな・・・代わってあげようか?むしろ代わってください。
俺が生徒会長・・・・えー・・・
せめて生徒会役員はカワイイ子が来ますように!!