エピローグ ~死からの転生~
家族を失くし、歩道橋で自殺しようとしている主人公『久遠』。それを止めようとする『那由多』。しかし二人とも力尽きついには二人で落ちて車にひかれて死んだ。気づいたら二人は異世界に!!!久遠は魔王に。那由多は騎士の赤ちゃんに。それぞれの使命を全うするべく、苦難の道を歩んでいく。
「はぁはぁはぁ」 息が荒い。俺は今歩道橋にいる。しかも裸足で。
そう俺は今からいわゆる自殺ということを経験するのだ。
俺は20歳高校生 『中田久遠』
たった今退屈が終わろうとしている自称イケメンボーイだ。高校では成績は普通。いじめられてもいない。友達も4,5人。とても安心で安全な毎日を送っていた。
しかし昨日親と妹2人が車の事故に巻き込まれ死亡した。そして後日、父の借金があることが発覚しそれと同時に住んでいた家を追い出された。
なので俺は行く当てもすることもないので、歩道橋から落ちて車にひかれて死に、天国にいる親と妹に会いたいところだ。自分でも思うくらい苦痛な人生だ。
けれど死ぬ前に彼女ぐらい作っておけばよかったのだろうか。そしてエ〇いことぐらいしてくればよかった。 いやまて 逆に偉いやつ殺して自分も死ねばみんなのこれからの未来が変われるきっかけを創れたかもしれない。いや無理だ俺には。あと今から死ぬ俺には全く関係のないことだ。
しかし初めてだこんなに緊張するのは。恐怖で心が嘆いている。どうしてこんなに人が通っているのにだれも止めてくれないのか。俺の影はそんなに薄いかぁ?
「ふぅ・・・よし、行くか」
俺はいったん冷静になる。今までの人生を思い返しす。今までの人生にはまったくもって後悔はない。今回のことはしょうがないと思っている。
「これで俺も終わりか・・・」
俺は最後の最後に自分でも痛いと思えるようなセリフを言った。いや言えたんだ。俺は落ちる態勢に入った。
「ちょ、ちょ、ちょまてーい」
!、!、!
誰か来た。聞き覚えのある声だ。
そいつは俺が落ちる瞬間のジャストタイミングで俺の腕をつかんだ。そいつは言った。
「お前なにしてるん?」
は?見ればわかるだろ。と思いながらもそいつの顔を見た。女がいいなと思いながらも。
しかし現実は甘くなかった。まず男だ。俺と同じくらいの年。特徴的な髪形。一瞬で分かった。那由多か。
『赤栗那由多』
こいつは幼稚園から小・中・高・大と奇跡の幼馴染だ。こいつは俺と正反対で漫画やアニメでよくいる情熱キャラだ。スポーツ万能。脳筋だ。しかしどうしてここに。
「くっ、」
そんなことを考えているうちに那由多の腕の力が抜けてくる。さすがの那由多も握力ゴリラではなかったか。てかなんで那由多に頼ってんだ。この俺のばかばかばか。そう思い俺も那由多の腕をつかむ。那由多は俺を持ち上げようとするが、1分もたたないうちに俺も那由多も力尽きる。そこで俺が一番想像していた最悪の事態になった。
俺は落ちた。しかし那由多も。落ちる瞬間はとてもスローに見える。死に際だからだろうか。今この経験をレポートに書いたらノーベル賞がもらえるんだろうな。そして一億をもらって遊び三昧。でも、なぜ那由多もこうなる。俺のせいか。
いや違う。那由多が助けたからだ。俺は那由多を見る。那由多はさかさまの状態で俺に向かって言葉を発していた。すげぇなそんな余裕あんのかよ。しかし俺には聞こえていない。もっと早くに言ってほしかった。
そうしていると車道に落下。激痛が走る。
「いってぇ」
痛みを感じていたらその直後、俺と那由多は同時にトラックにひかれた。
そして死んだ。
・・・久遠目線・・・
目が覚めた。
まずここはどこだ。なぜ俺は生きている。疑問に思うことはたくさんあるが、
なぜか俺は玉座に座っている。この状況に驚きを隠せない。そしてもう一つ今知る太鼓とは右に一人の女性がいることだ。おっぱいはでかい、Hカップはあるだろうか。尻もいい。しかも顔は激かわロリフェイス。髪は長いがとてもお美しいなんとも言葉では表せない色。しかも服装はランジェリー。うん、いい。今からAVでも撮影するのだろうか。俺は感心した。そんな俺を彼女は不思議そうな目でこちらを見て問う。「どうかしましたか?」と。
・・・敬語ぉおぉぉ
なぜだそんなにかわいいのにこんな俺に敬語などと。そんな風に思い俺は自分の姿を見た。
あれ? おかしい自分の体じゃない。前の俺は確か身長が175㎝だったが、今の俺は肩までで2mはある。成長期だろうか
自分の姿を確かめているといかにも執事らしいおじさんが玉座の前までやってきて膝をついた。そこでそいつは言った。
「1825代目 フィクサー魔国 魔王『クリムゾン様』ご即位おめでとうございます。」
そこで気づいた。
俺は転生したんだと。しかも魔王に。
・・・那由多目線・・・
くそ、ここはどこだ。果たして久遠だけでも助かったのだろうか。にしてもあいつ変わってなかったな。
というかさっきからなぜこの女はなぜ僕を抱いているんだ。恥ずかしいじゃないか。重くないのか?
そしてもう一人近くにいる男は誰だ。もうわけわかんない。
まず今の状況を整理するために一回だれですかと聞こう。
そこで那由多は言った。
「おぎゃー」と
その瞬間那由多は思った。
僕は転生したんだと。
新連載です♪自分なりには頑張って小説を書いていこうと思います。たまにパクリがある神しれませんが、そこは大目に見てください。コメントじゃんじゃん