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忍部  作者: 上鍵心之輔
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「4つ目を選ぶ」小四郎はため息をついた。「だからそれができないんだって」だが、そのころにはもういなかった。「全くもう…仕方ないか」小四郎も何かをしに行った。

忍座はそのまま走っていった。人は突き抜けている。やはり死んでいるのだろうか。走り続けると神社に来た。ここではどんな願い事でもかなうという。

彼は100円玉を空中から取り出し、空中に投げた。と、そのお金が消えた。これはこの神社でしか起こらない不思議なことだ。しかもなぜ100円玉を持っていたのかもわからない。覚えていない。

1回手をたたき、1回頭を下げる。もう一度手をたたくとたたいたまま頭を下げる。普通ならやり方が違う。だが、ここだけではこのやり方を使っている。いつだれが考えたのかはわからない。このことを知る者は少ない。忍座も知らないはずだ。なのになぜかわかる。知っている。すると、大きな巨人が現れた。人ではないことが一瞬でわかる。体は石で作られていて、仏像にしか見えない。

『我を呼び出すとは…何様だ』巨大な仏像が口を開いた。「頼みごとがある。聞き入れてほしい」石で作られているはずの仏像は方眉を上げた。『ほう?なぜ我は従わないといけない』忍座は話し続けた。「100円は何のために渡したということだ?」仏像は彼に近づいた。『あれは我を呼び出すのに過ぎない。願い事は金で買えるものではない』仏像は急に攻撃してきた。

一瞬だけ忍座はよけようとした。これを食らえばサイズの差でつぶされるかもしれない。だが、あるリスクをとった。そのまま突っ立っていた。素手が飛んできた当たれば。即死だろう。だが、当たらなかった。そのリスクが成功した。素手は忍座を透き通った。『!?』仏像はいったい何が起こったのかを理解できていなかった。『何が起こった』忍座はこう答えた。「弱すぎたようですよ」挑発だ。そしてこの挑発は必要のものだった。

仏像は蔵殴っても当たらなかった。しまいにはあきらめ、降参した。『お前の願い事は何だ』忍座はすぐさま答えた。「生き返らしてくれ」仏像は驚いていた。「死んでいたのか…だから我も攻撃をできなかったというわけか…よかろう。だが、それには大証がある。聞きたいか?」忍座は考えずに頷いた。頷いて何か悪いことが起こるとは思えない。だが、聞かないほうがいい気がした。考えなくてはいけなくなるからだ。

『大証はお前が生き返る代わりに世界のどこかにいる誰かが死ぬ。それが大証だ。一応言っておくがその大証は変えることが不可能だ』考えて考えた。自分がい聞けることはいいことだ。だが、ほかの誰かが死んでしまう。自分は知らない人になる可能性が高い。だが、その人が死ねばたいていは誰かが悲しむ。それは困る。悲しまれては少し困る。だから考えてしまう。これが正解なのだろうか。誰かを犠牲にしてまで生き返りたいのだろうか。しまいには首を横に振った。「やっぱりいいよ、僕はここに残ろう。だけど2つだけ聞いていい?」仏像はなぜか頷いた。

「1つ目はどうやって死んだのかだ。なんで?」これは知りたかった。なぜ死んだのかを。『其方の死に方はその体質からして不思議だ。瞬癌といったところだろうか。これは今までで10回しか起こったことのない癌だ。これは治療が不可能、対策もなしだ。お前は…』

『癌にかかってから1秒で死んだ』

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