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ドンドン!、地響きが立つ。地面が揺れ、救出を望む者たちの叫び声も聞こえた。「あいつ…何を考えているんだ」忍座は怪物のようなロボットめがけて走りながら顔をしかめた。「まあこの場を壊す以外にわからないな」忍座は少しスピードを上げた。「間に合うか…心配だ」彼は一応ロボットの足元へたどり着いた。「とりあえず」彼は足めがけてけりを入れた。
だが、足はびくともしなかった。「まあそりゃそうか」彼は前に進むロボットをよけた。「とりあえずどこか弱点を見つけなくては」
彼は少し考えただけで思いついた。「そうだ、あそこならこのロボットを操縦しているものがいる可能性がある」彼は家の壁に足を置き、空めがけて飛び立った。ロボットはそのことを気にせずに進み続けた。
「ここだ!」彼はロボットの顔面目掛けてけりを入れた。その壁は壊れ、その中身が見えた。「な!?なぜわかった!」彼は驚いていた。「ここ以外に操縦しているところといえば胸だからだ。普通の人間ならそうするからその考えを使った」彼はそういうとその場を確認した。
そこにはたくさんのボタンがあり、様々な色があった。しかし、一番大きなボタンは赤いのだった。
これで止めることができるか? 彼はそう考え、そのボタンを押そうとした。「それはッ」彼は何か言おうとしていたが、もう遅かった。ボタンを押してしまった。「Self destructのボタン…」彼が言い終わったときにはその場は赤く点滅し、ビー、ビー、っとスピーカーが流れていた。「これってたぶんやばいやつだ…これって止める方法はあるのか?」彼もこの機械が壊れてほしくないのかこの街を爆発したくないのかはわからないが、彼は焦っていた。「ああ、この機械の胸にある。そのクリスタルを壊せばこのロボットが停止して爆発も止まるはず」忍座はすぐにその場を出ていった。「確かに壊せば止まるけど…」忍座が出て行った後に彼はつぶやいた。「壊されては困るんだよね」彼はにやりとして白いボタンを押した。すると地面から黒いボタンが出てきた。「これを使うことが本当に来るとはね」彼はそのボタンを強く推した。普通のボタンよりは強く幼いと下がらないのかもしれない。「それでは、爆発も30分かかるし楽しむか」少年はにやりと笑って椅子に座った。
「これか」忍座は胸にクリスタル(宝石)が見えた。その宝石は血のように赤くて太陽のによく反射した。「これを破壊すればいいのか」彼は殴りを入れようとした。すると、手が現れ、そのパンチを守った。「な!」忍座はなぜか驚いた。自分が動かなくなるようなものを守るのは普通のはずだ。自分も顔に殴りを入れられたら本能的に守ってしまう。それと同じなのだろう。ということは…
「まさかこのロボット、本心があるのか?」彼はやっと気が付いた。これを操縦しているのはあの少年でなかった。このロボット自身だったのだ。
「だから僕の攻撃を守ったのか」僕は軽く顔をしかめた。
「これは少し厄介だな」




