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「おーい」忍座先生は猛スピードで体育館に突っ込んだ。「ちょ、忍座先生!」ちょうど忍差と金木は体育をしているところだった。「すみません」忍座先生は体育担任の先生に叱られていた。「まあちょうどよかった、ちょっとあの2人が問題を起こしていてね、助けをもらいたい」先生は忍座先生に話した。「そうか、それなら私がどうにかしておこう」忍座先生は忍差と金木を担いでその場から去った。
「「?」」2人はポカンと忍座先生を見ていた。「少し話をさせてもらうぞ、お前たちはさっき、ドッジボールをしていたらしいな。それならあの壁にあった穴はいったい何だ」2人は相手を指さした。「結局お前たち両方が悪いんじゃないか!」忍座先生はベンチに2人を誘った。
「お前たち、本気でやるなということぐらいわからないのか?本気でやれば命の保証がなくなるぞ。それにあの壁を見ればやばいというぐらいわかるだろうがよ!」忍座先生は2人を見た。少しあきれているようにも見えた。「本当にもう、お前たちは下限というものを習ったほうがいい」忍座先生は2人に本を渡した。「これには私からのアドバイスが書いてある。やるといい」忍座先生はこんなことが起ころうと思い、一応作っておいたのだ。「それでは」金木と忍差はそのまま去っていった。本を持って行って。
「あれがちゃんと教えれればいいのだがな、よっこらしょ」忍座先生が立ち上がった時、地響きが起き始めた。地震で言えば震度6ほどだ。「な!?」忍座は周りを見た。「こ、これは…!」遠くの山から巨大な生き物が出てきた。生き物じゃない、ロボットだ。高さは高層ビルほど、目は赤く光っていた。「なんだこれ…」忍座は今、目の前に巨人のようなロボットを見ているのだ。自分が何人いても覆いかぶせそうでなかった。「こんなことって可能なのか…!?」普通なら逃げる。近くにいる人たちは皆命がけで逃げている。しかし、忍座は違った。「もしもこの街にそんなものが存在するのなら…壊すしかない」彼は思いっきり走っていった。
「よし、完成した!」少年は声を張り上げた。下のほうでは人々の叫び声が聞こえてくる。しかし、彼にはそんなことどうでもいい。「すすめ!すすめ!」少年は大声で命令した。
巨人のロボットは前に進みだした。家をつぶしながら。彼は大きな笑みを浮かべた。「よし!いうことは聞くらしいな」彼は頭の中にいた。「このボタンを押せばこの世を制覇できる!」しかし、彼はもう少し遅くすることにしていた。
「それじゃあまずはあそこら辺を壊すか」彼が見えていたのは忍座のいた学校だった。
それでは進むぞ。




