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外に出ると、そこは誰一人いなかった。
気のせいではないのか…? ちょうどそう心の中でつぶやいた時、後ろで物音がした。「!?」死神は後ろを見たが、誰一人いなかった。「…」死神は感じたことのある気に気が付いた。「長いことあっていなかったな…」彼は壁を見た。「この世で恵まれ、交通事故を通じて力を得て妖王にも認めてもらい、妖界と行き来できるようになったたった一人の人間、不氏橋」死神が言うと、そこに一人の男性が出てきた。
「まあ見つかるのは予想済み、君を探しに来たのはある事情があってね」彼は1歩前に出た。「あれはいったい何なのだろうか」彼の顔は少しイライラしていた。「あれとは何のことか?」死神はとても薄く首をかしげた。
「冗談はやめてくれ、お前以外にあんなことをするやつはいないのだ」死神は本当に何一つわかっていなかった。「僕の重力を上げただろ」彼はいらいらとしていた。「そんなことはたやすい御用だが…いったい何を言っているのかわからない」死神はそんなことを考えもしなかった。考えたとしてもやらないだろう。いくら死神だからと言って悪いほうに行くことをするほど馬鹿ではないはずだ。
「本当に知らないのか」不氏橋は死神の目をじっと見た。「もしも考えたとしてもやらないだろう。悪い方向に行くことは知っている」死神は全くひるまずに立っていた。「それなら信用しよう。それともしも違うのであればいったい誰がやったのかが分かると思ってね、だれがやったかは想像できる?」死神は0.3秒考えてからいった。「誰一人も考えることができない。しかしもしも何人も同じことにできる人がいるとすればたった一人だけだ。多分バンダイルスだろう。この世界に神でもあるが、2番目に強いはずだ。もっと上がいるかもしれないが」死神はその言葉を聞くと目を丸くした。「どうした、まるで知り合い化のような目だが」彼は国利とうなずいた。「ああ、あいつは知り合いだ。数日前にあった。あの時は普通だったのだが…いったい何が起きたのか」死神はその疑問にも答えた。「神が作り出した力を否定するものがいたのだろう。何万年も前に。自分たちが苦労して作ったものを否定されると心が傷つくだろう。神にも同じことが起きたということだよ」死神は真剣な声で言ったが、顔は何一つ変わっていなかった。感情などあるのかもわからない。
「とりあえずいったい何が起きたのかを探してくる、お前はついてくるか?」死神は首を振った。「することがある」死神はそういうとその場から去った。「やっぱ冷たいな」そういったところで思い出した。
「そういえばあいつ、一応敵なんだ」彼はそのまま消えた。
「ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ、この傑作さえ終わればこの世は私のものだ」まだ少年のように見えるが、白衣を着ていて丸い眼鏡をかけていた。その部屋には奇妙な怪しい液体や作品が並んであり、完全にその少年がマッドサイエンティストだということを尊重しているかのような部屋だった。
「これさえ入れれば…」彼は一つの薬を入れた。
ポチャン、




