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「危なかった…」死神はぎりぎりポータルに入り、閉めることに成功した。間一髪で抜け出すことができたのだ。死神は空を飛び、その場所から抜け出した。
死神は空を飛んでいると、近くで声がしたので隠れた。もしかするとどうにかみられる可能性があるからだ。「今日のニュースを見たか?」その一人が言っていた。「ああ、あれのことか。あれは少し面白いと思ったさ。あんなことがこの世界に存在するというのは面白いことだ」死神はその話に興味を抱き、その場に立ちすくんでいた。
しかし、2人はそのままどこかへ歩いて行った。追うこともできるが、少しリスクが高いと思ってやめ、自分の世界へ戻った。
「おかえりなさいませ、お疲れですか?睡眠場(寝る場所)を用意いたしましょうか?」一人が死神の目の前で膝をついた。さすがの弟子だ。死神が疲れていることを一瞬で分かった。「そうさせてもらおうか、私も少し疲れたのでな」死神はそのまま一つの部屋に入った。「おかえりなさいませ」その中には何人も人がいた。まるで一つのグループだ。「これでそろったな死神は一つの椅子に座り、前を見た。「それなら会議の開始だ」ちょうどその時、小さな少年が駆け込んできた。「デスゴッドさま、大変です!」彼はとても焦っていた。「どうした、落ち着いてから話せ」「侵入者が出てきました!」そう聞き、死神は驚いた。いま死神がいるところは死神から許しを受けなければ入れない場所のはずだ。無理に入ろうとすると死神が気づくはずだ。ということは無理やりは入っていないということ、どうにかして無意識に死神が許可したのかもしれない。
「少し席を立たせてもらう」彼は立ち上がり、そのままその場を離れた。




