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「、この体も慣れないものだ」岡名の体を乗っ取ったしい死神は腕を回して呟いた。「今まででもいろいろな体に入り込んだが子供はそこまで未経験だったからだろうな。しかし…」彼は話すのをやめ、頭の中で考え始めた。
しかしここまで簡単にアクセプトするとは…今まででもこんなに簡単だったのは無かったぞ。毎回無理やり入り込むしかなかったからな。だがこの体の持ち主は警戒心がめちゃくちゃ緩かった。こんなのは子供でも初めてだ。本当に…最近の小さな子供ときたら… 彼がそこまで考えたところで片手が勝手に動いた。「は?」彼の口も勝手に動き始めた。
「誰がチビだって?あ"?」その声は確かに岡名の声だった。しかし、怒りの勢いが通常を超えていた。
誰だ?私が操った人間は完全に気を失うはずじゃ… 彼はもう一つの手で止めた。しかし、口は止めることができなかった。「よぐも言っでぐれだな」その声は怒り切ってちゃんとした声が出ていなかった。
彼女の一番嫌いな言葉、それは自分のことを小さいといことだった。それだけは彼女が言われたくない言葉だったのである。
ゆっくりと体の自由を奪われていた。「な…に…!」死神は今、いったい何が起きているのか分かっていなかった。「馬鹿な…」ついに体半分の自由を岡名に奪われてしまった。
その片足はもう片足を蹴り、地面にこけさせた。いくら死神だといっても今は呪っている。もしもその体から逃げたいのならば時間がかかる。だが、彼女はその時間を与える暇などないだろう。片手だけで彼女は動いた。もう片手も抵抗したが、抵抗しきることはなかった。体はポータルを作った場所まで這って行った。
しまった!消すことを忘れた! その少し下失敗で死神はとてつもなくヤバいトラブルに入ってしまった。
彼女は自分が呪われてからのことをすべて知っていた。死神が見たことはすべて彼女も見ていたのだ。なので彼女はどこにポータルがあるかを知っていた。彼女はその中に入り、反対側から這い出てきた。
「!?」それを見た4人は驚いた。しかし、死神は慌てて戻ろうとした。それを彼女は止めた。「な…」忍座はそれを見て固まっていた。彼たちから見ると岡名を呪った死神が他のなにかに呪われているかのように見えるのだ。
「…」それを見た小四郎はただ眺めていた。「こ、これは一体どういうこと…」忍差は固まったまま口だけが動いていた。「こ、これはだな…僕もわからないと思う」忍座は耳から煙が立ち上っていた。
「…」一度戻ることを諦めた死神はずっと小四郎をにらんでいた。2人は黙ったままにらみ合っていた。
少しすると、死神はにやりとし、地面に顔が倒れた。気が治った時にはもう死神が体内から消えていた。彼女は気が付いた途端に立ち上がり、駆け回りだした。「なんか嫌な予感がする―!」彼女は一部をずっと走り回っていた。
「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ…まあ気が付いたのならいいか」忍座先生は苦笑いをしていた。「というか死神はどこ行った?」岡名に言われ、他の皆は同時に言った。
「「「さあ…」」」




