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「まさか…そんな馬鹿な…」一瞬で小四郎の顔がくなった。「どうした」忍座先生は真っ青の小四郎を見た。
「まさか…死神があそこに…」彼は岡名を指さした。「だから動き出したのか…」金木は理解した。
彼女は今、死神に取りつかれているのだ。いままではただ単に呪われていて動かなかったが、今は取りつかれているから死神が自由の彼女を操れるのだ。ということは彼女を今、開放するには死神をあの体から追い出すしかないのだ。
「それじゃあ君にも手伝ってもらうよ。一応責任は取ってもらわないとね」忍座先生は小四郎を見た。「ああ、勿論だ」2人は2人とも相手の反対側へ飛んだ。そのスピードは忍差と金木が追い付けないほどだった。いくら頑張っても。「「それではショーの始まりだ」」2人は同時に同じことを言った。
忍座が蹴りを組み込む、彼女はよけ、後ろにズレた。「好きアリ!」小四郎は後ろへ回り、背中を殴った。「ッ!?」後ろから殴られ、彼女は痛みを耐えた。がめー時はあったようだ。
「よし!」2人は光りの5千分の1のスピードで走り回った。
すると、突然彼女は止まった。まるで元に戻ったかのように。「?」忍座と小四郎はその人形をじっと見た。「!?」一番最初に気が付いたのは金木だった。何かがおかしいと思ったのだ。
「逃げろ!」金木は慌てて2人をつかんだ。しかし、1秒だけ遅かった気がした。しかし、一瞬だけできた。「#$%@&!」彼女は突然何かを叫んだ。爆発が起き、4人はばらばらに吹き飛ばされた。「グハッ」4人は壁にぶつかって沢山のダメージを食らった。
「…」一番最初に立ち上がったのは忍差だった。一番遠くにいたのでダメージも少なかったのだ。「あれは…」悪魔を見ているかのような目で忍差は彼女を見て固まっていた。
‟悪魔を見ている”と言ったのは本当だからだ。目の前には岡名だが、角も生えていて服装も変わっている。一番わかるのはしっぽが生えていることだ。猫のような普通のしっぽではない。先には矢印の形をしていたのだ。
彼女は後ろを見た。「!?…」忍差は固まった。体の本能が体を動かさないのだ。「…」彼女は何も言わずにその場を離れた。
意識を取り戻した忍座たちは周りを見た。「岡名はいったいどこに…」忍座先生は忍差を見た。忍差は1つの場所を見たまま固まっていた。「おい、忍差…」忍座先生は忍差が何かおかしいことに気が付いた。「忍差!」彼女は立ったまま意識を失っていた。
彼女が見ていた方向では一部の空間が揺れていた。




