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「…」その近くで1人の男子と女子が歩いていた。「お兄ちゃん、いったいこの地響きは何でしょうか」彼女が彼に聞いた。「まあ分からないし関係ないことだと思うけど」彼は周りを見てから答えた。「本当にそうでしょうか…」彼女は心配そうに彼の腕を抱き着いた。「でも本当にこの地響きは何なのだろうか…何でもなかったらいいけど…」地面がほんのちょっと揺れていて、彼はそれを感じ取っていた。
「はあ、はあ、はあ」忍座先生と小四郎は交互をにらんで立っていた。2人とも額には汗を出していて、息も洗い。もう36分は戦っているだろう。金木と忍差はさっきからずっと横から2人を眺めていた。その横には1つのポップコーン入れが置かれていた。「お前は強いな」彼らは話すことがなく、地味な話をしていた。
『#@%&$』突然近くで意味不明な声が聞こえてきた。「は?」近くには岡名が経っていた。しかし、目は黒く、口の中は完全に色をなくしていた。「お前…いったい何をしたらこうなるんだ」忍座先生は怒っているというか怒っていないという、自分自身でもわかっていなかった。
「俺も知らないぞ!」彼は後ろに下がった。「何が起きているんだ…」彼は本当に知らないのだろう。顔を見ればわかる。顔は真っ青になっていて、目は震えている。
『$%@♯』彼女は全く分からない言葉を話しているのは分かった。「とりあえず逃げるぞ!」4人は外に逃げようとしたが、さっきまで空いていたはずのドアが勢いよくしまった。「逃げられないってか」4人は恐る恐る後ろを見た。「これって多分ヤバいかも…」忍座先生は一直線に岡名…だった人めがけて小石を投げてみた。「やっぱり――」小石は彼女の目の前で方向転換した。「遠距離攻撃は無理ってことか」これは厄介だ。もしも遠距離攻撃ができないのなら短距離攻撃しか方法はないはずだ。しかし、短距離攻撃というのは相手目撃してくることが可能ということ、彼女は今一体何をできるのかが分からない。なのでむやみに突っ込めばタダで済まないと考えるのが正しいだろう。
「何かいい方法はないか?」小四郎は忍座先生に問いかけた。「いや、責任はお前にあるんだからお前がいい方法を考えるのが普通だろ」「いいや、俺は考えるのがうまくないからお前にやってもらいたい」「いいや、先ほど言ったように責任はお前にある。どうにかしろ」2人はいらいらとお互いを見合っていた。
「何かが飛んでくるよ」突然金木が2人を押した。2人はふっ飛び、一応足から落ちた。「ちょい、何を――」忍座先生が叫ぼうとしたとき、その声はもっと大きな声でかき消されてしまった。大きな箱が落ちてきたのだ。「うわ…」その箱は鉄で作られていて、この世にこれを持てる者はいないだろう。「彼女が作ったのか、これを」小四郎はいったい何をしたらいいのかわかっていなかった。「お前…というか死神はどこへ行ったんだ?さっきから見ていないが」周りを見たが、1番気配がするのは…岡名の方だった。「まさか…」一瞬で小四郎の顔がくなった。
そんな馬鹿な…




