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忍部  作者: 上鍵心之輔
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「…」金木と忍差はいらいらしていた。何をしてもすべてよけるからだ。「セール…セール…」男は一切気づかず、さっきからそれだけを言っていた。「セール…セール…セール…」金木は何かに引っかかっていた。

「こいつ…意識がない…」金木は気づいていた。この男はさっきからずっとセール…セール…と言っているが全く急いでいない。しかも一切振り向かず、感情も一切なかった。

「確かにそうね…」忍差も気づいていたらしい。


男はおかしいと気が付いたのは見つけてから2分経ったことだった。金木は一瞬顔が見えたのだ。帽子の陰で隠れていた顔が。一瞬だけ光に照らされて見えた。

見た一瞬、自分の顔が凍りついた。その男はただただ前を見て、目の光も見えなかった。死んでいるときや、意識がないとき、眠っているときには目が日の光を反射しない。

しかし、寝ているときは目を閉じているので普通は気が付かない。しかし、今の男は光りを反射していなかった。少しも。男は意識が一切ないのだ。

ということは今起きていること、男の目に見えるものは男は一切覚えていない。何かにあっやつられている可能性が一番高い。

可能性は五分五分だが、死んでいるかもしれない。生きているかもわからない。死んだときでも目は光を反射せず、希望がないような目をするものだ。

言い方を変えると誰かに操られているが、体もきれいなゾンビだ。ゾンビと聞けば地面から出てきたため、歯の中には土が入っており、肉や骨が見える。服は破れていて体は緑だ。歯は抜けていることもあり、ッss眼の中には泥が詰まっている。

しかし、これは見た目も普通の人間だし、爪はきれいだ。肉も見えないし、スタイルも整っている。死んだばかりならわかるが、血も見えないし首に後もない。しかし、麻酔のにおいもしない…まあ匂いはしないか。

だが、普通に意識がないよりは暗かった。何か悪いことがあ手から死んだのか、ただそう見えるのか、分からない。短く言うとこうだ。「不思議な状態」


金木は目を吊り上げた。周りを通っていく人たちは僕たちを不思議そうに見た。しかし、後ろから追っている忍座先生のことは何も不思議に思わなかった。さすが何年も訓練してきただけはある。尾行しながら、2人に気づかれずに色々なことが分かり、周りの人からはちっとも変に思われない。そういう風に行動しているのだ。

「本物はどこだ…」本物とか存在しないが、金木は馬凪小四郎の話をしているのだった。彼は世界一のハッカー、あるいは世界一の変装名人ならず天才の空手達人だ。

そういうことを気にしている間に男は40mほど遠くに言っていた。「意外と早い…」金木は一応追いかけながら思った。


そのころある場所に馬凪小四郎がいた。

「ハクシュン!」小二郎はくしゃみをした。「おいおい、また風か?」その横に数人いた。その一人がずっと話していた。「いや、誰かが俺の噂をしてる気がしてな…」「それにしてもお前、今まで捕まっていないのはすごいな」

「まぁ、」彼はにやりと笑った。

今までこのことを待っていたからね。捕まることはできないよ。 すると、金木と忍差、忍座先生がくしゃみをした。

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