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「おい」博は2りが学校に来ると、じろじろと見た。「いったい何してたんだ!」彼の目は端が吊り上がっていた。「何が…」金木はごまかそうとしたが、博の目はごまかせなかった。
「マジ?でそんな簡単に僕をごまかせるとでも?服を見たらわかるよ。こことこことここに汚れがある」彼は2人の様々なところを指さした。さっき壁にぶつかったときについたんだろう。
「ばれてたか」彼はぼーっと博を見た。「分かるよ!それより何をしていたのか教えてもらおうか、言い逃れはできないよ」彼はまた真剣な顔になった。「私たちは…」忍差が言おうとすると、ある人物が出てきた。
「何をしてるのかな?」忍座先生だった。「先生、どうしました?」彼はくるりと回り、先生を見た。「いやー、2人と話したくてねー、ちょっといいかな」先生には断れなかったらしく、どこかに行った。
しかし、彼は最後にこう言った。「後で聞かしてもらうからね」2人は無口で見送ったが、心の中では何か違和感を感じた。
「話したい事とは…」彼女は先生を見上げた。「ちょっと保健室に来れるかな」先生は一瞬暗い顔をした気がした。いや、暗い顔をした。
「少しここを借ります」先生は保健室の先生に言い、奥にある個室を借りた。「話とは」金木と忍差は真剣にいた。「さっきいた博がいただろ」2人はコクリとうなずいた。「今まで長いこと探していた人物が…」
彼は暗い顔で言った。「彼なんだよ」2人は驚いた。「それはどういうことですか?」2人は少し信じがたかった。彼がターゲットになることは。「彼は世界一のハッカー、あるいは世界一の変装名人ならず天才の空手達人、馬凪小四郎なんだよ」2人は目を丸くした。「ということは…」「そう、彼は…悪事の一員ということだ」彼は誤った。「癒え、誤るのはこちらの方です。今まで気づかず失礼しました」忍差は頭を下げた。めは信じられないという目をしていた。
そういえば忍差は博とずっと一緒にいたか… 金木も一応頭を下げ、2人はそこを出ていった。「彼は捕獲しなくてはいけない」最後に先生はそう言ってから戸は閉まった。
「それじゃあ教えてもらえるかな、いったい何をしていた?」外で待ち構えていたのか出た直後に聞いてきた。「あんた、博じゃないでしょ…」忍差は冷たい目で言った。冷たいが、どこかに悲しそうな目で。
博は少し固まると、急に笑い出した。「ばれたか」彼は首に手をやると、かつらを破り取った。「ばれては仕方がない、ばれたからにしては始末をしなくてはいけない」かれはぐんと背が伸びた。どうやって縮んだんかは分からないが、今はそんなこと、関係ない。「よろしく、私の名前は…」彼は声も変わった。完全に別人と呼んでもおかしくない。「世界一のハッカー、あるいは世界一の変装名人ならず天才の空手達人、馬凪小四郎でしょう」忍差がいうと、彼は少し驚いていた。「よく知ってるね。光栄だよ」彼はニッコリと笑うと、前へ一歩動いた。「それより動いたら殴るわよ」しかし、彼は止まらない。3歩目を歩くと、速度が膨大に変わった。そして、こぶしを手に作った。
2人に当たるのかと思ったが、誰かが前で受け止めた。「忍座先生」忍座先生は止めたが、勢いに負けた。「グッ!」忍座先生は地面に飛ばされ、倒れた。「何だ、結構早いと思ったけど弱いじゃん」かかと落としをせんせいのはらにしようと足を振り上げた。もうだめだというように忍座先生は目を閉じると、彼は廊下へ飛んだ。「な!?」彼は驚いていた。さっきまで小四郎がいた場所に1人の男性がいた。「お前は誰だ!」彼は小四郎の方を向くと、こういった。
私ですか?私は…通りすがりのサラリーマンです。




