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「へ?今なんて?空耳かな。」どうやら全く来てほしくないらしく、聞き間違いのように言った。
「「割り込ましてもらいます。」2人は同時に言った。「…はー、分かったよ。」彼はもうどう説得しても無駄だと思ったらしく、あきらめた。
「すきにしな。」
「ん?…!?」サイボークは目を丸くした。「お前…正気か」金木は忍座先生の前に飛び出て、腕で少し刃の向きを変えたが、彼に突き刺さった。
「…」金木は無表情だった。それにはサイボークも動揺し、刃を抜くと後ろに下がった。「金木!大丈夫か。保健室へ…」しかし、彼はいつもよりは大き目な声で返事を返した。
「大丈夫です」そこへ、ある声が入ってきた。「ごめん。接続が少し悪かった。」声の持ち主は、博だった。
そういえば全く声がしなかったな… 今の状況は少し悪い。金木は後ろで休んでもらいたい。しかし、勿論彼は否定した。「嫌です…」「はー、こうだから…」しかし、どうやら納得することしかできなかったらしい。
「分かった。それじゃあ見たところあのサイボークは早いらしい。」それに疑問があったらしく、忍差は博に聞いた。「どっちのサイボーク…?」「( ^ω^)…」博の横でなんかじろじろと見ていた岡名が大声で口を出してきた。
「今前にいるサイボークの話だろ!」その声は大きすぎて、金木と忍差はサッと無線機を耳から外した。
「声がでかいぞ」博に言われ、ぱたりと岡名は止まった。
「それよりサイボークの倒し方はある?」忍差はサッと聞いた。
「ああ。勿論必ずあるはずだよ。」博は少し弱く言った。「?」金木は意味が分からなかったようなので、忍差が説明した。
「まだ倒し方は分かっていない…」説明を終わらせる間もなく、元気な博の声がふっ飛んできた。「あった!」「いや、早すぎでしょ…」忍差は説明の無駄だったという感じで言っていた。
「どうしたらいいの?」「でもこれは少し陸スキーだからね…別にサイボークの体をバラバラにしたらいいんだけど…そのリスキーな方法は胸だよ。」「胸?」「そう。胸に何かクリスタルがあったんだよ。多分そのクリスタルを壊したら動きが止まるはず…」しかし、そのクリスタルはかたい鎧で隠されているらしく、監視ロボットが隠し持っている特殊な電気で察知したらしい。
「みえないけど…」金木はサイボークの胸をじろじろと見たが、みえるはずがない。鎧の内側内あるのだから。「…」忍差と博は沈黙状態になってしまった。
「???」「いや、さっき言ったことが理解できなかった?まあもう1度説明するけどクリスタルはかたい鎧の中に隠してあるからみえるわけがないよ。」あきれながらも博は説明した。
「そういうことか…」金木は納得して、突っ込もうとしたが、襟を捕まれ、引っ張り戻された。「何をする」金木はじろりと忍差をにらんだ。「さっきも博が言った通りあれを壊すのは一苦労が必要よ。そんな気軽に突っ込んではいけないわ。」注意され、金木は小さくなった。「はい…」「今は忍座先生に負かせましょう。」すると、後ろで忍座先生が「え?俺?」と、驚いていた。「はい。あなたです。本当は一人でやりたいのでしょう?」
は、はい…




